【バズリズム LIVE】最終日公演、ポルノ/ユニゾン/BiSH/マイヘア/フォーリミ/サニカーが登場

Billboard JAPAN

2018/11/5 16:11



2018年11月4日に横浜アリーナで【バズリズム LIVE】最終日公演が開催された。

日本テレビの音楽番組『バズリズム02』が発信する音楽イベントとして2015年にスタートした【バズリズム LIVE】。4年目を迎えた今年は2日間で11組のアーティストが出演し延べ27000人動員した。

<SUNNY CAR WASH>

オープニング・アクトは3ピースバンドのSUNNY CAR WASH。ボーカル・岩崎優也はストレートな歌詞を叩きつけるように歌い、平均年齢21歳の3人の演奏は若い熱量を広い会場いっぱいに轟かせ20分のステージを疾走した。

<04 Limited Sazabys>

大きな歓声に迎えられ登場した04 Limited Sazabysは、インディーズ時代のデビューシングル「swim」でスタートし、矢継ぎ早にノンストップで3曲を演奏。2年前に【バズリズム LIVE】に出演し、初めて横浜アリーナのステージに上った彼らだが、この日は今年3度めだそう。「もう庭みたいなもん! 今日もただいま!って感じで(会場に)入りました」と横アリ・余裕発言で会場を笑わせる。中盤は先月リリースされたばかりのニュー・アルバム「SOIL」の収録曲を中心に構成。GENの美しいハイトーン・ボーカルに、ギターのRYU-TAの渋いハスキー・ボイスが絶妙に絡み、アグレッシブな演奏でグイグイと盛り上げていく。中盤の4曲もノンストップで繋がれ、良質なDJミックスを体感してるよう。続いてのMCでGENは「横アリにいる間は、日常のクソみたいことは全部削除して、楽しんでいってください。今日はみなさんの不安を洗い流して帰ってもらおうと思ってます!」とラスト2曲を再びノン・ストップで演奏。「こんないい場所に立たせてくれて、ありがとうございました! 又、遊びましょう!」と残してステージを降りた。

<My Hair is Bad>

2番手は昨年に続いて参加のMy Hair is Bad。来年4月にはここ横浜アリーナで2デイズ公演を行う。優しいフォーク調の「いつか結婚しても」で、静かに始まったステージは2曲目から一転しパンキッシュな「アフターアワー」に。MCでボーカル・椎木知仁は『日曜日に、山でなく温泉でもなく遊園地でもなく、ここ横アリを選んでくれたことを後悔させない!』とオーディエンスに感謝し「告白」を歌う。圧巻は中盤の短曲「クリサンセマム」から「卒業」までの流れ。ギターを静かに鳴らしての弾き語りから、一言一言歌詞を噛みしめるように歌い上げて行くと、総立ちの会場も水を打ったように、じっと歌に聴き入る。最後に椎木から「マイヘアのライブを観て来たんだよ!と言われるような、そんなバンドになりたいと思います」と決意表明が話され、ファンの間で支持が高い「真赤」で締めた。

<BiSH>

続いてはバズリズム LIVE初登場、この日唯一の女性グループ、BiSH。6人のメンバーは勢いよくステージに現れ「今日は全身で踊って帰ってください!」の掛け声と共に「プロミスザスター」がスタート、冒頭から会場を盛り上げていく。こういった女性グループはみんなでコーラスをする事が多い中、BiSHは全員が個性あるボーカルを聴かせられるのが強み。ひとつの曲の中で目まぐるしくリードボーカルが変わっていく。さらに柔軟な身体を駆使しての一糸乱れぬダンスは圧巻の一言。歌って踊れて魅せるパフォーマンスで客席を圧倒し続ける。中盤には12月5日にリリースされる新曲「stereo future」も披露。ステージ左右の花道にメンバー6人が広がって、熱い声援に応えていく。最後のMCでは「毎日、私達もあなた方も辛い日、嬉しい日、なんでもない日。たくさん繰り返して、今日みたいな日がやってきます。こういう日があるから、私達は人生が美しいなと思います!」と観客との一期一会に感謝しラストナンバー「Life is beautiful」を歌って35分のステージを終えた。

<UNISON SQUARE GARDEN>

トリ前は【バズリズム LIVE】の第1回(2015)に参加して以来のUNISON SQUARE GARDEN。清らかなSEが流れる中、メンバーがゆっくりと舞台に入ってくる。そして、いきなりのハードなナンバー、11月7日にリリースされる最新曲「Catch up, latency」でユニゾンのステージが始まる。「シュガーソングとビターステップ」ではベースとドラムの複雑に跳ねるリズムに、ポップなメロディが被さる。「fake town baby」では矢を放つように歌詞が次々と飛び出して来る。いずれも曲間なしで繋いでいくシークエンスはスリリングそのもの。ボーカルの斎藤宏介はマイクに向かって微動だにせず、黙々と歌う一方で、ベースの田淵智也は時にはダンスを披露したり、時にはステージを走ったりとアグレッシブな動きをみせ、客席から喝采を浴びる。この静と動が彼らの魅力のひとつ。又、「instant EGOIST」では曲間にカリブ風のリズムが取り入れられ、「君の瞳に恋してない」ではカラフルなパワーポップ・テイストを散りばめる等、変化自在。もちろん、これらを支えるのは彼らの確かな演奏技術あってこそ。必要最低限のMCしかしない彼らだが、ステージを降りる際、ボーカルの斎藤宏介がマイクを通さずに「ア・リ・ガ・ト・ウ!」と呟いたのが強烈に印象に残った。

<ポルノグラフィティ>

最終日のオオトリは、初参加のポルノグラフィティ。新藤晴一のガット・ギターが奏でられ始まったのは、ポルノといったらこれぞのスパニッシュ・テイスト溢れる「オー!リバル」。このイントロだけで会場は大爆発。続いてもラテン・スタイルの大名曲「サウダージ」。冒頭2曲で客席を完全にノックアウトさせる力量は、さすがポルノグラフィティ。彼らはバズリズム LIVEこそ初参加だが、実は番組の第1回ゲストで出演している。もっとも彼らに言わせれば『何で呼ばれたのかなと思ってたら、翌週が福山雅治やったんよ。ワシら、福山さんのリハーサルやったんやな』と話して場内、大爆笑。「フレッシュなメンツの中で、ワシら爺い感漂わせてごめんよ」と、9月にリリースしたばかりの新曲「Zombies are standing out」を披露。新藤の弾くドライブ感溢れるギターが印象に残る豪快なハード・ロック・ナンバーだ。岡野昭仁の声も艷やかに伸びる。自分たちを“爺い”と自嘲気味に話していたが、バリバリの現役ロッカーそのもの。続く「ラック」もハードなナンバーで、ポルノグラフィティの凄さを見せつける。

「みなさんと会えるのも一期一会。今日という日を特別な1日にして帰って下さい!」と話し、歌った「THE DAY」では、ギター・ソロに入る前に岡野が驚異のロングトーン・ボーカルを披露。最後は「タオルを廻してひとつになって!」と、ライブの定番曲「ハネウマライダー」に。13000人が思い思いのバンドのマフラー・タオルを廻して、場内は異様な熱気に包まれる。メンバー2人も、交互に左右の花道最先端まで行き、極限まで客席に近づいて応じる。最高潮の盛り上がりをみせ、ポルノのステージが終わった。オオトリに相応しい貫禄のパフォーマンスでオーディエンスを圧倒した。

なお、両日の模様は11月30日と12月7日の『バズリズム02』て放送予定。

PHOTO:山内洋枝

◎セットリスト
【バズリズム LIVE2018】
2018年11月4日(日)横浜アリーナ

<SUNNY CAR WASH(オープニング・アクト)>
01.ムーンスキップ
02.それだけ
03.カーステレオ
04.ファンシー
05.キルミー
06.ティーンエイジブルース

<04 Limited Sazabys>
01.swim
02.midnight cruising
03.Chicken race
04.message
05.My HERO
06.fiction
07.Milestone
08.Squall/09.monolith

<My Hair is Bad>
01. いつか結婚しても
02.アフターアワー
03.ドラマみたいだ
04.告白
05.クリサンセマム
06.元彼氏として
07.卒業
08.真赤

<BiSH>
01.プロミスザスター
02.BiSH-星が瞬く夜に-
03.GiANT KiLLERS
04.OTNK
05.stereo future
06.HiDE the BLUE
07.Life is beautiful

<UNISON SQUARE GARDEN>
01.Catch up, latency/
02.シュガーソングとビターステップ
03.fake town baby
04.instant EGOIST
05.オリオンをなぞる
06.君の瞳に恋してない
07.Cheap Cheap Endroll

<ポルノグラフィティ>
01.オー!リバル
02.サウダージ
03.ROLL
04.Zombies are standing out
05.ラック
06.THE DAY/
07.ハネウマライダー

MC/進行:バカリズム/佐藤梨那(日本テレビアナウンサー)

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