データ復旧ソフトで消したつもり画像が流出する

ラジオライフ.com

2018/11/5 07:05


大切な資料を誤って消去してしまったり、間違って消してしまった写真を取り戻したい時に威力を発揮するのが「データ復旧ソフト」です。データ復旧ソフトは、海外メーカーの無料ソフトから国内メーカーの有料ソフトまでさまざま。そこで、無料で使えるデータ復旧ソフトでどこまで戻るか検証しました。

データ復旧ソフトで消したつもり画像が流出する

データ復旧ソフトでファイルが復元


「Recuva」は、パソコンの定番メンテナンスツール「CCLeaner」のメーカーが開発した無料のデータ復旧ソフト。ファイルの復元に加えて、発見したファイルを完全消去する機能も備えています。

パソコンのデータ復元は、復元したいファイルの種類を選択したら復旧させたいドライブやフォルダを選択。「Start」を押すとスキャンが始まります。「Enable Deep Scan」をチェックすると詳細スキャンも可能です。

スキャンが終わって表示されるファイル一覧は、色によって復元確率を表示。緑は復元可能、赤は困難という意味です。ただし、赤でも復元されることはあります。

このデータ復旧ソフトを、まずはHDD消去直後にテストしました。すると、データを消した直後ということもあり、全ファイルが問題なく復元。実際のデータも文字化けなどはなく、完全に元通りになっていました。

データ復旧ソフトでタレント画像


続いて、HDD上書き後にデータ復旧をテスト。しかし、通常スキャンではデータを復元できませんでした。さらに、3時間かけて詳細スキャンも行いましたが、結局1ファイルも復元されません。上書きされたデータを元に戻すのは難しいようです。

最後は、USBメモリのデータ復旧をテストしました。通常のスキャンでは復元できなかったため、詳細スキャンを実行。約6時間かかりましたが、すべてのファイルを復元。ただし、ファイル名が崩れてしまいました。

データ復旧ソフトで消去したデータが元通りになるということは“消したつもり”のデータも復元できるということ。そこで、プロも利用する機材レンタル店でコンパクトフラッシュを借りて検証してみました。

すると、広告撮影と思われる某タレントの画像データが1,000枚以上も出てきたのです。重要なデータを外部メディアに保存した時は、1度フォーマットする程度では不十分。他のデータで上書きするなどの対策が必須なのでした。

あなたにおすすめ