新キャラが続々登場中!? 『こじらせ男子の取扱説明書』著者・田中絵音さんにインタビュー【後編】

日刊サイゾー

2018/11/5 01:00


(前編はこちら

各方面で話題になっている、一般社団法人日本合コン協会会長の田中絵音氏が上梓した『こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)』(双葉社)。急増中の「こじらせ男子」たちの姿を詳細にリポートし、彼らとのコミュニケーションを円滑に図るためのハウツーを示した世界初の試みに、なんと海外からの出版依頼も舞い込んでいるという。

後編の今回は、ページ数の関係から本に収録しきれなかった、新種の「こじらせ男子」のについて、特別にご紹介いただいた。あなたのとなりにも、いるいる!

――それにしても、28種類ものこじらせ男子をよく見つけましたね。大変じゃありませんでしたか?

「こうしている間にも、新たなこじらせ男子が発生していますから、それは全然、大変じゃないんですよ。本を書き終えたあとに、『あ、あの男子も入れたかった!』みたいなのもたくさんありますし、すぐにでも第二弾が出せるくらいです(笑)」

――では、本編に登場しないけど、絵音さんが注目している「こじらせ男子」をいくつか教えていただけますか?

「本の最後に設けた、【まだまだいる!新こじらせ男子】のコーナーにも少し書きましたが、まず分かりやすいところでいううと、〈ディズニー男子〉でしょうね」

――いる!

「とにかくディズニーが大好きで、誰よりもディズニーランドに詳しいんです。一緒にディズニーランドに行けば、一番、効率的なまわり方でエスコートしてくれるし、“隠れミッキー”みたいな知る人ぞ知るポイントにも詳しくて、実際初デートの女子ウケは抜群です。ただ、その魔法はやっぱり“夢の国”の中でこそのもので、日常の中でまでプーさんのリュックを背負われると、ちょっと……っていう女子も多いです(笑)」

――悪い人じゃなさそうなだけに、お付き合いにいたるかは、日常の彼を愛せるかが問題なんですね。

「ディズニーランドは楽しいですけど、毎回のデートでほかにバリエーションがないと、女子的にもさすがに飽きてしまいますしね。あと、盛り属の中でも写真に特化した、〈フォトジェニ男子〉もクセがすごい」

――キレイな自撮り写真を撮ることに命をかけている、みたいな?

「そうなんです。とにかく、写真を美しく残したくて、どんな写真にも修整をかけてしまうのが彼ら。驚いたのは、旅先で業者に撮ってもらったプリント写真まで、スキャナーで取り込んでデータ化して修正してからじゃないと、SNSに上げられないっていう人の話を聞いたこと。しかも、顏を小さく、目を大きく、肌をきれいにと、自分の顏やスタイルの修正だけでなく、景色の山の緑を濃くしたり、曇り空を真っ青にしたりして、もはや季節まで補正してしまうっていう」

――思い出そのものを補正するようで怖い。

「そういう人には、“●●さん以上にインスタ映えする人はいませんね”と言ってあげると、気分がよくなって、いろいろと補正テクニックやアプリの使い方を教えてくれたりします。あと最近急増中なのは〈キャンプ男子〉でしょうか」

――ヒロシさんや、バイきんぐの西村瑞樹さんなど、キャンプ好きを公言する人が、お笑い芸人などにも増えていますね。

「休日は、常にキャンプ。それは好きなもの同士で自由にやってもらったらいいんですけど、彼らは、友達、彼女、同僚、家族と、誰とでもキャンプを通じて関係を深めようとするのが特徴です。打ち合わせをお願いしたら、『じゃあキャンプに行きましょう』っていう社長さんとかまで登場しています。『キャンプで絆を深めましょう』とかって本気なんですよ」

――それはかなり面倒くさそうです(笑)。

「アウトドア苦手な人にとっては地獄ですけど、大事な取引先とかに、そんな人がいたら、もう慣れていくしかないでしょうね。せめて、『無人島に行っても、生き延びそうなキャンプ技術ですね』とか言って気分よくさせたら、大きな契約をとってこれるかも?(笑)」

――最新のこじらせ男子で特に気になるのは?

「〈バチェラー男子〉ですかね」

――というと、一人の完璧な男性を20人の女性が奪い合うAmazonプライムで人気の婚活リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』のバチェラーみたいな男性ということ?

「あの番組のバチェラーみたいな完璧な男性はそうそういないじゃないですか。でも、あの番組を見て影響を受けて、さも自分がバチェラーであるかのようにふるまって、女性にバラをプレゼントしはじめたりする男子が増えてきてるんですよ」

――でも、実際は、お金持ちだったりするわけじゃないんですよね?

「そう、ごく普通の人だったりしますからね……」

――でも、結婚を意識する年代の女子のあの番組の視聴率はスゴイものがありますから、最初のうちはうっかり「ステキ」とか思ってしまうかもしれませんね。

「そうなんですよ。男性は、『そんなに効果あるのかね?』と懐疑的ですけど、女性にとって花を贈られる瞬間のときめきってスゴく大きくて、一瞬で心をつかんでしまいますからね。チャラ男属の新種といえそうです」

――今後も、新種はまだまだ出てきそうですね。

「それは間違いないでしょうね。なので、これからの世の中で我々がいかに幸せに過ごせるかは、恋愛の面でも、お仕事の現場でも、いかにこじらせ男子と付き合っていくかにかかってきているんです。今回の本は、こじらせた彼らを敬遠したり頭から否定するのではなく、個性の一つと受け止めてコミュニケーションをとっていくか、いかに状況を楽しみながらコントロールしていくかというふうに切り替えていった方がいいんじゃないですか、という提案なんですよ」

――なるほど。

「この本を出してから、意外にも大きな企業から、社員の研修でコミュニケーション術の講演をやってくれないかというオファーをいただいたりしています」

――それを聞くのもこじらせ男子だったりしそうで面白そう。

「アハハ、そうですね(笑)」

田中絵音/一般社団法人日本合コン協会会長

タレント活動と並行しながら累計2000回以上の合コンに携わる。2012年5月8日“コンパの日”に日本合コン協会を設立。現在は合コンイベントや商品のプロデュースなどを手掛けるほか、執筆活動やTV出演など多岐に渡り活動している

日本合コン協会ホームページ/http://gokon-jpn.org/

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