「ブラック企業」をリアルに体験できるイベントが開催


株式会社人間は11月23日、「ブラック企業」の被害をリアルに体感する参加型エンターテイメント『THE BLACK HOLIDAY(ザ・ブラックホリデー)』を東京都新宿区で開催する。参加費は無料。

同イベントは、参加者が新入社員として架空のブラック企業に入社したという設定で、さまざまなハラスメントを体験できるというもの。ブラック企業アナリストの新田龍氏が監修した同イベントのテーマは、「世界一辞めたい会社へようこそ」。脚本・演出は、劇団子供鉅人代表の益山貴司氏が担当する。

ストーリーの舞台となるのは、健康器具を販売する架空の会社「スーパーミラクルハッピー株式会社」。祝日で、しかも勤労感謝の日である「11月23日」が初出社の日となった主人公(参加者)だが、持ち前のやる気と根性と忍耐力で、出社時間の30分前には会社の前に到着する。

しかし、会社のドアを開ける前に、「感謝するより勤労を!」と唱和する社員たちの声がオフィスの廊下にまで響き渡っているのに気づく主人公。「まさか、ブラック企業では」と不安を覚えながらも、ドアを開けて就業を開始するが、その中で主人公はさまざまな理不尽な出来事に遭遇する。

イベント当日、参加者は「スーパーミラクルハッピー株式会社」の正社員という設定のもと、出社(受付)、朝礼、営業(デスク)、企画会議(会議室)、終礼といった出社初日の一連の流れを体験できる。万が一、「これ以上勤務を続行できない」と感じた場合のために「退職届」も用意されるという。

ストーリーで展開されるエピソードは、ブラック企業に勤務していた人が実際に体験したもの。参加者がリアルに体感することで、「本当にいい職場とはなにか」を考え、自分たちの働き方を見つめ直すきっかけになることを目的としているという。

開催時間は13時、18時。各回90分だが、「残業(延長)」が発生する可能性もある。定員は15名。応募は特設サイトの応募フォームで、11月14日の17時まで受けつける。開催場所は、当選者のみ通知される。

なお、同イベントは部下を抱える上司にこそ体験してほしいという思いから、「上司優待制度」を設けている。参加者応募フォームの記入欄に、「上司である」旨を説明すると、優先して当選になるとのこと。

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