志尊淳の主演作が公開「兄姉からは『テレビ出たことあるの?』と言われてる」

女子SPA!

2018/11/4 08:44



弱小チームが奇跡を起こす、実話に基づく青春ストーリー『走れ!T校バスケット部』が公開。バスケットの強豪校に進学するも、いじめに遭って退学し、編入した高校で弱小バスケ部と出会ったことから、バスケへの情熱を取り戻していく主人公・陽一を、志尊淳さんが演じています。

最近は幅広い役柄を演じている志尊さん。本作では新たにバスケットに挑戦していますが、実はバスケにまつわる高校時代の逸話があるとか。そんな高校時代の思い出や、家族の物語も綴られる本作に絡め、志尊さんのご家族とのエピソードを伺いました。

◆元日本代表によるバスケの特訓に部活を思い出す

――出演を決めるうえで興味を抱いたのはどんなところでしたか?

志尊:まずスポーツの青春群像劇に憧れがあったんです。自分もスポーツをやっていましたし、そうした作品に出たいという思いがありました。弱小チームが全国大会を目指すという夢のある物語ですが、一方でフィクションだと捉えられがちです。そうしたなか、これをリアリティを持って、なるべく等身大な形で表現できたなら、何か伝えられるものがあるんじゃないかと思いました。

――バスケットの練習はどのくらいされたのですか?

志尊:練習期間として約3か月やらせて頂きましたが、その中で3か月毎日できたわけではありません。スケジュールの関係で、10日に1回、週に1回とやっていたものを、クランクインが近づくにつれて頻度を上げていった感じです。

――指導に、元日本代表の半田圭史さんが入られたそうですが、どんなことを教わりましたか?

志尊:練習期間が短かったので、もともと各自が持っているポテンシャルを高めるという方向性でした。僕は野球をずっとやっていたので、足腰と肩が強いとのことで、ロングパスや、スピードといった部分を鍛えていきました。一度ある時、練習ですと言われて行ったところ、「今日はボールを使いません」と言われた日があって、部活を思い出しましたね(笑)。体力づくりの大切さを実感しました。

◆球技大会で大会MVPに

――ご自身の高校時代を思い出したりはしましたか?

志尊:実は高校3年生のときの球技大会がバスケットだったんです。そこで僕のクラスが優勝して、男子の大会MVPになりました。

――え! すごいじゃないですか!

志尊:賞状をもらいましたよ。全校生徒の前で。バスケ経験者が誰一人いなかったチームなんですけど、勝ち負けなんかどうでもいいだろというチームが多かったなかで、僕らのクラスはT校と同じく「勝とう!頑張ろう!」と、さらに応援も一丸になってやっていました。MVPにはたまたま僕が選ばれただけで、チームで取ったものです。かなり燃えました(笑)。

◆家では末っ子なのに長男的ポジション

――本作は親子の物語でもあります。志尊さん自身は、お兄さんとお姉さんがいらしたかと。ご家庭では可愛い弟キャラですか?

志尊:全然。家族に可愛いなんて言われたこと、1回もないですよ。自分でいうのもなんですけど、長男的ポジションだと思います。一番しっかりしなきゃと思ってます。普段から、自分のことはもちろん、家族のこともすごく考えます。今日は誰々の誕生日だから、何時にここに集合してご飯に行くよとか。プレゼントを買っていくからねとか。

――今現在でもご家族の誕生日をお祝いしているのですか?

志尊:してます。両親と兄姉と。

――では志尊さんの誕生日にはどなたかが。

志尊:ないです(苦笑)。でも誕生日近辺に実家に行くと、ケーキを買って祝ったりはしてくれます。家族仲はいいですね。

――ちなみにご家族は志尊さんの作品をご覧には。

志尊:兄姉は全く観てないです。「テレビ出たことあるの?」と言われたことがあるくらい。「志尊って、志尊淳のお兄ちゃん? お姉ちゃん?」なんて言われると、「え、淳のこと知ってるの??」となるらしいですよ。母親は何回も観てくれて、感想をずっとしゃべってます(笑)。

――またお母さんがご覧になる主演作が増えましたね。最後に読者に公開へのメッセージをお願いします。

志尊:バスケをやっている人や学生だけじゃなく、たとえば会社でいじめを受けて辞めたいとか、仲間とどう接したらいいかなとか、家族との関係性とか、いろんな悩みと照らし合わせられる物語だと思います。正解はたくさんあると思いますが、ひとつの切り口として、挑戦するということに背中を押せる作品だと思います。気負わず、リラックスした気持ちで観ていただけたら嬉しいです。

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いつも本当に落ち着いてお話される志尊さん。ご兄弟との関係でも実際は末っ子なのに、長男的ポジションというのも、なんだか分かる気がします。お兄さん、お姉さんが、志尊さんのこの活躍ぶりを、本当にご存知ないとしたら、何か逆にすごいです。

<文・写真/望月ふみ>

(C) 2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会

【望月ふみ】

70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。

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