映画『銃』の存在感…“オスカー俳優”リリー・フランキー誕生か!?

日刊大衆

2018/11/3 18:30


《でも、自分が俳優っていう意識はないんです。というより、努めて持たないようにしているのかもしれません。》

今年6月の『夕刊フジ』のインタビューでこう謙遜するのは、今一番乗りに乗っている知的セクシーな中年俳優のリリー・フランキー(54)。

「俳優以外にもリリーさんはいろいろな肩書を持っていますからね。カメラマンやイラストレーターなど。作家としては、初めて手がけた長編小説『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』が230万部のベストセラーになりましたから」(映画誌記者)

作家としても結果を残しているリリーだが、俳優としての活躍には目を見張るものがある。

「2008年の映画『ぐるりのこと。』で第51回ブルーリボン賞新人賞を受賞してからトントン拍子でしたね。13年の『そして父になる』で第37回日本アカデミー賞・最優秀助演男優賞、『凶悪』で同賞・優秀助演男優賞をW受賞しています」(芸能記者)

そして、極めつけは主演を務めた今年6月公開の『万引き家族』だ。

「今年の第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞するだけでなく、10月5日にはトルコで開催された第55回アンタルヤ国際映画祭では、日本映画初の快挙となる、監督賞受賞を果たしました。10月23日には同作の公式ツイッターで興行収入が45億円を突破したことが報告されていますから、商業的にも大成功。当然、リリーさんの功績によるところも大きいですよ」(映画評論家)

名実ともにトップ俳優の仲間入りを果たしたリリー。メガホンを取った是枝裕和監督は、映画ウェブサイト『Movie Walker』の取材で、《彼はまさに“バケモノ”なんです》と大絶賛しているが、その魅力とは何なのか?

「ひと言でいうと、存在感がすごいんです。リリーさんが出演している、11月17日公開の『銃』では、主演の村上虹郎さんには失礼な話なんですが、淡々とストーリーが進んで、ちょっと退屈さを感じていたんですが、飄々とした刑事役のリリーさんが登場してから、一気に映画の世界にのめり込みましたね。ラストまであっという間でした」(映画業界関係者)

主演以上に観客を魅了してしまうリリー。『万引き家族』は、来年行われる第91回アカデミー賞外国語映画賞に日本代表として出品されている。オスカー俳優リリー・フランキーの誕生に期待したい。

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