米ディズニーランドで密かに遺灰が散布されている 関係者明かす

人々に夢を与え続けるディズニーランドで衝撃的な事実が関係者より明かされた。アメリカのディズニーランドとディズニーワールドでは、亡くなった家族の遺灰をこっそりと散布する来園客があとを絶たないという。『New York Post』『WWLP.com』などが伝えている。

このほど、米フロリダ州のディズニーワールドとカリフォルニア州のディズニーランドの驚くべき事実が明かされた。同テーマパークの関係者が『The Wall Street Journal』に明かした内容によると、来園者が亡くなった家族の遺灰を持ち込み、園内に散布するというものだった。

ちなみに同園ではスタッフだけが使う隠語がいくつかある。たとえば園内で排尿された跡が見つかった場合、マネージャーは無線で清掃スタッフに排尿という言葉を使わず「コードU」と掃除の指示を出す。もしマネージャーが「HEPAクリーンアップ」と伝えた場合は、特別な掃除機を用いて“散布された遺灰を掃除する”という指示になるのだ。

驚くことにディズニーランド、ディズニーワールドの両園では月に1回程度、園内で遺灰の掃除をする事態が起きている。場合によってはアトラクションを一時休止させ、来園者に遺灰が撒かれていることを気付かれないように対応しなければならない。

同園の関係者は、遺灰散布の最も多いスポットを「おそらく、ホーンテッドマンションでしょう。もうそれは笑えないほどですよ」と話している。また他の場所では、パイレーツ・オブ・カリビアンのような水を使ったアトラクション付近の水辺に散布することもあるという。

実際に家族の遺灰を散布したというフロリダ州ジャクソンビルに住むキャリン・レイカーさん(Caryn Reker)は、2006年にディズニーワールドを訪れ、亡くなった父親との思い出を語りながら園内の至る所に遺灰を撒いたという。そして園内で夜空にあがる花火を見た時に、父親との楽しかった思い出が蘇りひどく感情的になってしまったとのことだ。また今年になってキャリンさんの兄弟が亡くなったのだが、やはり遺灰を父親と同じく同園に散布している。

もちろん彼女だけではない。ニューヨーク在住で俳優業のアレックス・ペローネさん(Alex Perone)もまた、過去にディズニーマジックキングダム内の花壇に母親の遺灰を撒いたと明かしている。

いくつかの海外メディアには「自分の亡くなった家族が地球上でもっとも幸せな場所で永遠に過ごしてほしいと誰もが思うことであり、これは不思議なことではない。墓地よりもディズニーワールドに行って、故人を追悼したいのだろう」と記載がある。

しかしながらこれはれっきとした犯罪であり、見つかった場合は軽犯罪とみなされ、10,000ドル(約1,130,000円)の罰金が科せられる。ただし、これまでに逮捕者は出ていないそうだ。

画像は『WWLP.com 2018年10月27日付「Scattering ashes at Disney parks is a thing, custodians claim」(Photo Credit: WTNH)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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