オーディオテクニカから初心者にも使いやすいフォノカートリッジと関連アイテム

OVO

2018/11/3 05:30



近年、レコード再生を楽しむ人が増えているといわれるが、これからアナログを楽しみたい、聴いてみたいという人にも気軽に使える新しいカートリッジ「AT-VM95C」と「AT-VM95C/H」およびアナログアクセサリー類3種をオーディオテクニカが発表した。発売は11月16日。

VM型カートリッジAT-VM95C(5,500円・税別)とヘッドシェル付きモデルAT-VM95C/H(9,900円・同)は、左右チャンネルを1個のマグネットで発電するMM型に対して、左右2チャンネルに対して独立したマグネットをV字に配置した同社独自のVM型としたカートリッジ。より左右の信号に忠実で広い再生帯域と音溝からの信号ピックアップに有利な設計で、ここにコイルを新設計(カートリッジはマグネットとコイルを動かすとことで発電している)している。

カンチレバーはオーソドックスなアルミパイプ、針は接合丸針で出力4mVと高め。負荷インピーダンス47kΩ、適正針圧は1.8g~2.2g。上位機種と共通の楕円針などに交換して楽しめるのもVMシリーズならではだ。また、ボディの先端部が逆V字形にカットされ、針先が見えやすくレコード盤面の狙った位置に針を下ろしやすいといった点など、全体として初心者に扱いやすいように配慮されているのはうれしい。

同時発売となるアクセサリーは、トーンアームリフター「AT6006R」(市場予想価格1万3,000円前後)、ストロボスコープキット「AT6181DL」(同1万3,000円前後)、針先クリーナー「AT617a」(同4,000円前後)。

AT6006Rは、オイルダンプ式でトーンアームの上げ下げを行ってくれるアイテム。アームリフターは装備済みのモデルも多いが、それが無い場合はぜひアドオンしたい。というのも、手慣れたベテランユーザーはともかく、ビギナーは手でレコード盤に針を落としてしまうことも。それによって針先を飛ばしたり、音溝を傷つけてしまったり(ノイズの原因となること)が防げるのだ。

AT6181DLはストロボスコープ&専用ストロボライトのセット。ターンテーブルに載せて回転させ、これに黄色LEDのライトで照らすとはっきりとした縞模様が浮かびあがり、回転数のずれが目で見える。回転数は33・1/3rpm、45rpmのほか78rpmもあるのでSPレコードを聴いている人も使える。針先調整用のオーバーハングゲージ付き。

AT617aはユニークな粘着性ゲル(ポリウレタン系)を活用した針先クリーナー。カートリッジの針先を上部の粘着面に軽く数回、当ててゴミやホコリを取り除く。液状タイプの場合はクリーナー液を塗りすぎないように注意する必要があるのに比べ、使いやすい。付着したゴミなどは水洗いでき、粘着力も復活するので、繰り返し使えるという。

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