標高2,500メートルの山頂で猫と遭遇 登山者仰天(ポーランド)

登山家にとって、雲の合間にそびえ立つ美しい景色を山頂から眺めることは何にも勝る達成感と喜びだろう。このほど経験あるポーランド人登山家がポーランドで一番高い山に登ったところ、山頂に1匹の家猫がいるのを見つけて仰天した。『Oddity Central』などが伝えている。

ポーランドとスロバキア国境付近にあるタトラ山脈の最も高い山「リスィ山」は標高2,500メートルの山で、ハイキングの登山者らで賑わうスポットだが、このほどその山頂で予想もしない家猫という珍客と遭遇したことでポーランド人登山家のヴォイテック・ヤブチンスキーさん(Wojtek Jabczyński)は驚いた。

この日はヴォイテックさん以外にも登山者がいたが、この猫がどうやって、なぜこんな山頂にいるのか知る者は誰もいなかったという。思わず目を疑うような光景を目にしたヴォイテックさんは、スマホでその猫の写真と動画を撮影。自分の話を信じてもらえるように証拠となる映像とともにFacebookで公開した。案の定、ユーザーらの間でこの投稿はたちまち拡散し、このような声があがった。

「ユキヒョウの仮の姿では!?」

「誰かが一緒に連れてきたとか?」

「山に捨てられたのかな」

「こんな寒いところにいたら死んでしまう。誰か保護してあげて!」

通常、家猫は暖かい場所を好むとされているだけに、このような気温の低い山頂に佇む猫を心配する声も少なかったようだが、ユーザーらの心配をよそに猫は寒さを全く気にしていない様子だったとヴォイテックさんは話している。動画を見ると、茶トラ猫は寒い山頂でも平然と身繕いをしており、その飄々とした姿が雄大で美しい山の光景に妙にマッチしていることも否めない。また登山者の姿に怯える素振りも見せず、ヴォイテックさんがバックパックからランチを取り出すと、猫は近付いてきたそうだ。しかし、試しにとヴォイテックさんが差し出したチーズロールには口をつけることはなかったという。ヴォイテックさん自身は、恐らくこの猫は山の麓にある小さな観光小屋から来たのではないかと推測している。

ちなみにポーランドとスロバキア国境付近に位置するこのリスィ山、スロバキア側の民間伝承では「オオヤマネコ」を意味している「rysy」が語源であるとされている。しかし、実際のところオオヤマネコは樹木限界線より高い標高には生息していないということだ。



画像は『Wojtek Jabczyński 2018年10月20日付Facebook」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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