ナタリー・ポートマン、「ハリウッドに友人はずっといなかった」明かす

映画『レオン』(1994年)で鮮烈なスクリーンデビューを果たし、『スター・ウォーズ』シリーズでパドメ/アミダラを演じたナタリー・ポートマン(37)。そんなナタリーが女優としての長いキャリアの中で、「ハリウッドには女性の友達がいなかった」と明かした。

子役としてハリウッドデビューし、映画『ブラック・スワン』(2010年)でアカデミー賞主演女優賞を受賞した今や押しも押されもせぬトップ女優ナタリー・ポートマン。そんなナタリーは昨年10月から大きな話題になっているハリウッドのセクハラ問題がきっかけで、他の女優と友達になったと現地時間10月30日にインターネットで公開(11月6日発売)された『Vanity Fair』12月号のインタビューで語った。

ナタリーは「私は25年働いてきたの」「今まで、業界で友達はいなかった。たいてい、映画で女性は私1人だから」と話し、セクハラ撲滅を目指す「Time’s Up」や「#MeToo」の運動がきっかけで共演女優と友情を築くことができたと明かした。

「(「Time’s Up」や「#MeToo」は)私たちを1つにしてくれたわ。私たちは積極的に集まっているの。業界で他の女性との理解を深め合えるし、情報をシェアすることでさらに安全になるわ。より生産的で、より成功できるのよ。」

セクハラ問題に力を入れているナタリーだが、実は自身はセクハラの経験がないとのこと。

「セクハラを受けずに来られたというのは、とても恵まれていたことだと思う。でもそんな私のすぐ隣で多くの女性たちがつらい目に遭い、それを乗り越えてきたことを知ったわ。アシュレイ・ジャッド、ミラ・ソルヴィノ、ユマ・サーマン。この女性たちのことを尊敬しているし、一緒に仕事ができて幸運だわ。彼女たちはとても私に優しく、とても協力的な素晴らしいお手本なの。」

「彼女たちがセクハラを経験したことを知って、本当にショックだったわ。」

また、セクハラ騒動の発端となった映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインの噂は「知っていた」と話し、「私たちは男性が悪く振舞って、女性が傷つくのが普通の文化の中で生きているわ。でも、それは私たちの活動で変わってきたの。これまではみんな『おー、彼は悪いヤツ』だったのが、今は『ノー、これは暴力的な行為よ。ただの悪いヤツじゃない』って感じにね」と語っている。

さらに、女優ブリー・ラーソン(29)やリース・ウィザースプーン(42)もインタビューで積極的に女性たちをサポートするナタリー・ポートマンの姿を絶賛した。

ナタリーは今年1月に行われた「女性たちの行進(Women’s March)」でスピーチしていたほか、インスタグラムに動画を投稿し「Time’s Up」への寄付を呼びかけていた。そのため先月、夫でダンサーのベンジャミン・ミルピエ(41)が「彼女の仕事はインスピレーションだよ。この1年、世界をより良くするために頑張ってきたから」「僕たちは何をもって、どうやって変化をもたらすことができるか話しているんだ。変化は作り上げていくものだし、コミュニティやその一員であるという意識の形成にもつながるんだ」と称賛したばかりだった。

ハリウッドの女性たちはこれまで以上に団結し、同じことが繰り返されぬように活動を続けている様子。これからますます、女性たちにとって安心できる環境が作られていくことを願うばかりだ。

画像は『Vanity Fair 2018年10月30日付Instagram「@NataliePortman has been a star nearly all her life, but now she’s speaking new truths about her industry—and herself.」(Photograph by @ErikMadiganHeck)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)

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