実は安い!? 事故っても安心!? 「運転に自信がない」人ほどレンタカーを利用すべき理由

ウレぴあ総研

2018/11/2 13:52

レンタカーは、土日2日間丸々借りると、一般的に、コンパクトカーで1万2,000円~、セダンで1万6,000円~、ミニバンになると2万円から3万円くらいは掛かります。

けっこうお高い印象があるかもしれませんが、費用面だけで見れば、実際にはかなりリーズナブル。しかも、事故を起こしても、思いのほかペナルティが少なく、優れた選択肢です。

■レンタカーのリーズナブルさを徹底検証

私はマイカーも所有しているのですが、仕事やイベントでハイエースなどの商用バンを使うため、年間20日から30日ほど、レンタカーを利用しています。

当初は、ハイエースも中古で購入してしまうつもりでいたのですが、年間30日程度では、どんなふうに計算しても、比較にならないほどレンタカーのほうが安く済むため、購入は取りやめました。

■維持費が高いマイカー

車を自分で購入した場合、ざっと考えて、以下のような出費があります。

  • 車両代金
  • 保険料(自賠責保険、任意保険)
  • 税金(自動車取得税、重量税、自動車税)
  • 駐車場代
  • メンテナンス費用
  • 車検費用(自家用車の新車の場合、初回は3年後、以降は2年ごと)
見てのとおり、車そのものの代金だけでなく、様々な維持費がかかります。

■所有の場合、4年間で車両代金以外に200万円以上!

たとえば、2018年上半期・新車販売トップだった日産のコンパクトカー「ノート」を例に、都内で新車を購入する場合の4年間の出費を考えてみると、大まかな数値での算出となりますが、総額約350万円。

車両代金以外に、200万円以上の維持費がかかります。

自宅に駐車場があり駐車場代が掛からない場合、あるいは駐車場代がもっと安い場合は、出費を大幅に抑えられるなど、計算条件によって、まったく違った結果になる可能性もあります。

各自のケースに基づいて、計算をしてみてください。

今回の計算条件

  • 車両代金:新古車を140万円で購入
  • 保険料:自賠責保険24ヶ月約2.8万円 × 車検2回、任意保険12ヶ月約10万円 × 4年
  • 税金:自動車取得税 約2万円、重量税 約1.7万円 × 車検2回、自動車税 約3.5万円 × 3年
  • 駐車場代:約3万円(豊島区、大田区、江東区、杉並区、品川区あたりのおおよその相場) × 48ヶ月
  • メンテナンス費用:法定点検、オイル交換など 約5万円(古くなると、タイヤ交換、ワイパーゴム交換、バッテリー交換など、より出費がかさむ)
  • 車検費用:約2万円 × 2回
総額=354.5万円(駐車場代を抜くと、210.5万円)

■レンタカーなら毎週土日に必ず借りても100万円以上安い

一方で、レンタカーで、コンパクトカーを、毎週土日(年間104日)借りた場合はどうでしょうか。

1.2万円 × 52週(1年間) × 4年

総額=249.6万円

毎週末に必ず借りるケースはそうそうないと思いますので、2週ごとに1回(年間52日)で計算すると、

1.2万円 × 26週 × 4年

総額=124.8万円

となり、マイカー購入よりも200万円以上も安くなる計算です。(レジャーなどで遠出をし、コインパーキング代はかからない前提での計算です)

■レンタカーやカーシェアが流行って当然?

もちろん、レンタカーは新車ではないケースが多いですし、借りる際に手続きも必要など、手間がかかりますが、そこを差っ引いても、リーズナブルさは歴然。

免許を持っていても、車を所有せずに、レンタカーやカーシェアリングを活用する人が増えているというのも、頷ける数字ではないでしょうか。

※なお、カーシェアリングは、後述する事故時のペナルティが意外と厳しいため、当記事の主題から除いています

■レンタカーでの事故…窓ガラス大破の体験談

もう一つ、レンタカーが圧倒的に優位な点があります。

車を壊してしまった際の、修理費です。

実は、私も、レンタカーのハイエースを運転していて、荷物満載で背後の立木が見えず、バックで衝突し、背面ガラスを大破させてしまったことがあります。

年間平均1万数千キロも運転していて、一度も事故を起こさないのに、よりによってレンタカーのときに……とかなり落ち込みました。

が、後になって思い返すと、レンタカーで良かったなと思わずにはいられません。

マイカーであれば、ちょっとヘコませただけで、数万円。窓ガラス大破のような、大きな損傷であれば、数十万円は掛かります。

一方で、レンタカーの場合、代金に保険費用が含まれていますので、免責額(大手のレンタカー会社では5万円の場合が多い)と、ノンオペレーションチャージ(同2万円の場合が多い。自走不可の場合は5万円)を支払えばよいだけ。

トータルでたった7万円で済んでしまいました。

この7万円も、借りる際に追加料金を支払って、オプションを申し込めば、免除されるレンタカー会社が多いです。

■事故のペナルティは特になし

人身事故の場合は、程度により免許の加点や、行政処分・刑事処分を受けることになりますが、物損や自損事故の場合は、免責額とノンオペレーションチャージを支払う以外に、ペナルティは特にありません。

意外かもしれませんが、レンタカー会社から怒られたり、嫌な顔をされることもありません。

私の場合、破損させてしまった車を返却に行ったところ、「お体は大丈夫でしたか?」と気遣っていただいたあげく、お手数お掛けしてすみません、と謝罪までされてしまいました。

レンタカー会社の社員にしてみれば、自分の車を壊されたわけではありませんし、これがきっかけで利用されなくなっては、顧客を一人失うことになるわけで、ビジネスの観点からは当然の対応なのだと思いますが、さすがに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

なお、事故を起こしても、以降も普通にレンタカーを利用でき、私も引き続き利用させてもらっています。

借りる度に事故を起こすような、よほど酷いケースはわかりませんが、それ以外ではブラックリストに載るようなこともないようです。

■カーシェアはペナルティが厳しい場合も

レンタカーと似ていますが、カーシェアリングは、会員制のためか、店舗に行かず気軽に借りられてしまうためか、ペナルティが厳しい場合が多いようです。

たとえば、「タイムズカープラス」では、2年以内に複数回事故を起こした場合、会員資格停止または取り消し、および車両の修理実費請求がされます。

レンタカーと同じだと考えていると、痛い目を見る可能性もありますので、注意が必要です。

■運転に自信がない人ほどレンタカーがおすすめ

もちろん、人身事故や、自分が怪我をするような事故は、どんな場合でも避けるべき。

ただ、頻繁に車を運転していれば、車を一度も壊さない人はいないでしょう。

特に、私も経験がありますが、運転経験の浅い頃は、車を破損させて落ち込みながら学び、運転のリスクマネジメントができるようになっていきます。

運転に自信が無いからとレンタカーを敬遠していた方は、積極的活用してみるのはいかがでしょうか。

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