フジテレビ月9“復調気配”に暗雲! 1月期、錦戸亮『科捜研の男』で再び急降下か!?

日刊サイゾー

2018/10/31 20:00


 せっかく、復調気配だったフジテレビの“月9”ドラマ枠に、暗雲が立ち込めてしまった。

かつて、同局の看板ドラマ枠として世の春を謳歌していたが、近年は視聴率が低迷し、枠廃止のウワサも絶えなかった“月9”。しかし、7月期の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(沢村一樹主演)が10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、昨年同期『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(山下智久主演)の14.8%以来、1年ぶりに全話平均視聴率で2ケタ台をマークした。今期の『SUITS/スーツ』(織田裕二主演)も初回14.2%でロケットスタートを切るなど、“月9復活”ののろしをあげていたものだ。

ところが、『SUITS』は、第2話以降、11.1%→10.3%→8.9%と推移し、見事なまでに右肩下がり。この調子で崩れていくと、序盤の貯金があっても、全話平均で1ケタ台に転落してしまう可能性もありそう。

さらに、来年1月期の同枠ドラマが、関ジャニ∞・錦戸亮主演『トレース~科捜研の男~』に決まったとあって、大きな暗雲が立ち込めてしまったのだ。

というのは、錦戸は“ミスター1ケタ”だからだ。錦戸が主演した連ドラで平均視聴率が2ケタ台に乗ったのは、2010年7月期『ジョーカー 許されざる捜査官』(堺雅人とダブル主演/フジテレビ系)まで、さかのぼらなければならない。

近年、プライム帯で主演した作品は、昨年7月期『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)が8.7%、14年10月期『ごめんね青春!』(TBS系)が7.7%と、いずれも惨敗を喫している。

現在放送中のNHK大河ドラマ『西郷どん』には、主人公・西郷隆盛の弟・従道役で出演し、役者として“ハク”をつけたが、8月には写真週刊誌に、関西在住の既婚女性と密会した際、ベッドで寝ているときに撮られた写真が流出し、イメージダウンしたばかり。

「フジとて、錦戸で数字が取れるとは思っていないでしょう。ですが、今期も『SUITS』にHey!Say!JUMP・中島裕翔を“2番手”で起用していますし、ジャニーズへの忖度が避けられない。しかも、『科捜研の男』のヒロインは、『SUITS』に続き、まさかの新木優子です。これまた、新木の所属事務所であるスターダストプロモーションとのしがらみがありそう。さすがに同じ枠で、2クール連続では目新しさがなく、視聴者に飽きられますよ。こんなキャスティングをしていたら、“月9復活”は絶望的です」(スポーツ紙記者)

それだけではない。テレビ業界はおろか、一般視聴者の失笑をも買っているのがドラマのタイトルだ。原作は、コミックが累計40万部を突破し、「月刊コミックゼノン」(ノース・スターズ・ピクチャーズ)に連載中の古賀慶氏による『トレース~科捜研法医研究員の追想~』。

錦戸は、ある陰湿な過去をもつ影のある科捜研法医学研究員・真野礼二役を演じるが、ドラマで『科捜研』といえば、やはり沢口靖子主演の『科捜研の女』(テレビ朝日系)だ。フジは原作のタイトルを、そのままドラマに使用すればいいものを、あえて他局の人気ドラマのパロディで、『科捜研の男』と命名。これで話題を呼ぶだろうが、フジの節操のなさを露呈した格好で、バッシングは免れないだろう。

『科捜研の女』は2クールまたいで放送される予定で、そうなると、来年1月から3月には、テレ朝の『科捜研の女』と、フジの『科捜研の男』の両方が存在することになり、“本家”のテレ朝としては、はた迷惑な話だ。

果たして、錦戸が演じる『科捜研の男』は、下馬評の低さを覆して、ヒットさせることができるだろうか?
(文=田中七男)

当記事は日刊サイゾーの提供記事です。

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