キンプリ岩橋玄樹を活動休止に追い込んだパニック障害とは?

wezzy

2018/10/30 20:05


 デビュー1年足らずで人気、話題共に絶好調の「キンプリ」ことKing&Princeの岩橋玄樹(21)がパニック障害を抱えていることを公表、11月から休養専念のために活動を休止すると発表した。岩橋は、グループデビュー前からアイドル誌の「恋人にしたいJr.」投票で5年連連覇に輝いていたほどファン人気は高い。

しかしファンたちの間では、webで岩橋が担当するキンプリ連載の更新が遅れたことや、その謝罪コメントからも「最近の異変」は察知されていたようだ。

公式に活動休止が発表される前、岩橋がパニック障害を患っていることは、10月19日放送のドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)で明かしされていた。番組内で岩崎は、「僕はずっと、パニック障害というものと闘ってきて……逃げられない立場だったり、どうしていいか分からなくなると、もう自分で自分の感情のコントロールが分からなくなって」と告白した。

岩橋は、今年12月と来年1月に予定されている『JOHNNYS’ King & Prince IsLAND』への出演も見送り、11月初旬から一定期間の休養を発表。ファンに向けて、「病を克服し、今よりもたくましい岩橋玄樹になって必ず戻ってきます」と直筆のメッセージが公開しされている。
パニック障害、精密検査でも異常は見当たらない
 パニック障害は、恐怖や不安心と関連する神経伝達物質の「ノルアドレナリン(noradrenaline)」と、興奮を抑える機能をもつ神経伝達物質である「セロトニン(serotonin)」とのバランスが崩れるために起こるとされている。

突然、激しい動機や発汗、脈拍異常の頻脈に襲われたり、めまいやふるえ、胸部の不快感や息苦しさを覚えたり、状態や人によっては「このまま死ぬのではないか……」というほどの強烈な不安感に苛まれる。

多くの場合、発作は10分ほどでピークを迎え、次第に落ち着いていく。発作自体は、長く続いても1時間でおさまるが、外界からの刺激を受けると再びパニック発作をくり返す。ところが、精密検査を行っても身体的な異常は見当たらないから厄介だ。

パニック障害は以前、「不安神経症」「全般性不安障害」と呼ばれていたが、1980年に米国精神医学会で独立した病気として認められた。1992年には「世界保健機関(WHO)」で正式に「パニック障害」で登録されている。

パニック障害の治療は、抗不安薬で発作を抑えて回復を図るのが基本だが、認知行動療法も取り入れることで効果をみせることもある。

パニック障害を抱える有名人たち
 このパニック障害を抱え、悩まされた著名人は少なくない。キンプリと同じジャニーズ事務所の堂本剛も、自著エッセイ集で自らのパニック障害の体験を綴っている。自身の1stソロアルバム『ROSSO E AZZURRO』にはパニック障害を意味する「Panic Disorder」という自作曲を収録した。

往年のアイドルで女優の大場久美子も、10年間に及ぶパニック障害との闘病エッセイを綴っている。また、歌手の円広志も、当事者の辛さが伝わるタイトル『僕はもう、一生分泣いた-パニック障害からの脱出』(日本文芸社)を発表している。

美容家タレントとして成功しているIKKOは、39歳でパニック障害を発症し闘病したと、たびたびテレビなどで明かしてきた。現在も完治してはいないが、体調を崩さないよう早めに休息をとるなど、病と適切に付き合う術を心得ているようだ。

今まさに再ブレイクしバラエティー番組から引く手あまたの長嶋一茂も、新書『乗るのが怖い-私のパニック障害克服法』(幻冬舎新書)を出しており、パニック障害という病名を耳にしたことがあるという人は多いのではないか。

著名人がパニック障害を公表するケースは、海外でも少なくない。俳優のジョニー・デップやニコラス・ケイジ、ニコール・キッドマン、モデルのナオミ・キャンベル、故人でも歌手のマイケル・ジャクソンなど――不世出のスターやセレブが、その体験を明かしている。
急激な人気上昇と多忙スケジュールは、様々な病気のリスク
 King&Princeのデビューは今年1月。5月発売の1stシングル「シンデレラガール」は初週57.7枚の売れ行きを記録し、岩橋玄樹は10月期の日本テレビ系ドラマ『部活、好きじゃなきゃダメですか?』に高橋海人・神宮寺勇太とトリプル主演を務めるなど大活躍だった。

しかし、人気の急上昇、超多忙なスケジュールなど、急激な環境の変化は、パニック障害だけでなく、さまざま疾患の発症誘引になることも少なくない。岩橋だけでなく、他のメンバーも健康管理に務めてほしい。

活動休止は非常に残念だが、十分静養をとってパニック障害を克服し、たくましい笑顔で帰還する日に期待したい。

(文=ヘルスプレス)

当記事はwezzyの提供記事です。

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