『ブラックなバイト先』で妊娠したら? 「心身が壊れかけた話」にゾッとする

grape

妊娠をしている女性は、お腹の赤ちゃんを守りながら多くの不安と戦っています。自身と赤ちゃんの体調管理だけでも大変ですが、周囲の環境に問題があることも。

もしかしたら「劣悪な環境に苦しんでいる妊婦」は、身近にいるのかもしれません。

『ブラックバイトが妊婦になった話』

おかめ(sukumame)さんは、現在3歳の息子さんを育てている母親です。彼女が息子さんを妊娠したのは、飲食店でアルバイトとして働いていた時のこと。

おかめさんは、社員である夫と同じ職場で働いていました。忙しい中、身体に無理が出てきたので店長とシフトの相談をします。

しかし、おかめさんの職場は『ブラック企業』のような劣悪な労働環境でした。

そして、おかめさんは、次第に心身を壊していくことに…。

妊婦を休ませない店長

働き続けて、身体に無理が出てきたおかめさん。

店長に相談すると、体調を気遣ってもらえるどころか我慢を強いられてしまいます。本当はおかめさんを守りたい夫も店長に逆らえず、いわれたことをそのまま伝えてきました。

味方が誰ひとりとしていない状況。「ひとりぼっちだ」と感じたおかめさんは心が折れて、感覚がマヒしていきます。

『ブラックバイト』の空気にそまった人たち

店長の『毒』がほかの人に移っていく

夫が、体調の悪いおかめさんを気遣うことすら悪くいう人たち。

引き合いに出されるのは、おかめさんより前に妊娠していた、Aさんというバイトリーダーでした。

犠牲になった命

おかめさんが勤めている会社は準社員制度を導入していたため、条件を満たせば『育児休業給付金』を受給することができました。

育児休暇が始まる直前の、6ヵ月分の給料が『育児休業給付金』に影響します。そのため、『育児休業給付金』を増やそうと思ったAさんは働き続けてしまったそうです。

もしかしたらお金のためだけでなく、店長やほかの従業員からの「働き続けろ」「周囲の仕事を増やすな」というプレッシャーも感じてAさんは働き続けたのかもしれません。

Aさんが切迫早産になったことは、店長も従業員も知っています。そんな出来事があったにも関わらず、店長はおかめさんに無理をさせていたのです。

ほかの従業員も店長と同じ考えのため、おかめさんを助けてくれません。それどころか、告げ口をする人まで現れます。

心が壊れるところまで追いつめられて

新しい店長に、涙

当事者を追い詰め、判断力を奪うのが『ブラックバイト』。

心身に余裕があれば、「赤ちゃんの命を第一にバイトをやめる」「別のバイト先を探す」などの選択肢を取ることもできたかもしれません。ですが、『ブラックバイト』は忙しさや上司からの洗脳に近い言動などで思考力を奪われてしまいます。

おかめさんも限界を迎える一歩手前まできていました。しかし、店長が代わったことにより、環境が一変。

就業環境が改善され、妊婦でも無理なく働き続けることができるようになったのです。

漫画を読んだ人たちは、「上に立つ人の意識が違うと、ここまで就業環境に差があるのか」と驚いています。

尊い命が失われるような就業環境は、おかめさんのバイト先以外にもたくさんあるかもしれません。おかめさんの漫画が、多くの人の「気付き」となることを祈っています。

おかめさんは、ほかにも多数のエッセイ漫画をInstagramやTwitterなどに公開しています。気になった人はぜひご覧ください。

Instagram:おかめ(sukumame
Twitter:おかめ(@omame_okame


[文・構成/grape編集部]

当記事はgrapeの提供記事です。

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ