ダメ男役で光る田中圭 『けもなれ』『おっさんずラブ』『東京タラレバ娘』に共通するヘタレ感

wezzy

2018/10/27 19:15


 現在放送中のドラマ『獣になれない私たち(けもなれ)』(日本テレビ系)で田中圭(34)が「優しいが決断力にかける」主人公の彼氏役を熱演。ひとつ前のクールの連ドラ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)では、役所の厳しい上司役を演じており、そのギャップは大きい。

しかしさらに前の連ドラ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)では、一見するとだらしないヘタレのダメ男なのに、その優しさと愛らしさでモテまくる普通の会社員を演じて大ブレイクしている。『健康で~』は残念ながら数字的にも話題的にもふるわなかったが、田中圭はダメ男役でこそ光る、ということなのだろうか。
田中圭の京谷は“頼りないけど愛おしい”
 田中演じる丸まる花井京谷は、主人公である新垣結衣(30)演じる深海晶の恋人だ。京谷は大手デベロッパー勤務のエリートで、京谷の職場に晶が派遣社員として入ってきたことがきっかけで二人は出会う。

会社の飲み会で、必死にみんなのお酒を作る晶に対して、「そんなの自分でやらせればいい」と声をかけたり、京谷が仕事で表彰されたときには、「深海さんも手伝ってくれました」とみんなの前で晶を称えるといった優しさを持っており、いつしか二人はお互いに惹かれあい付き合うようになる。

しかし、京谷のマンションには、失業した元カノが4年も居候しており、仕事をせずお金も持ってない元カノを追い出すことができず、晶との同棲の約束は先延ばしになっている。24日に放送された第3話では、ついに晶は京谷に対して「私は愛されていない」と告げ、京谷のダメなところである「決断力のなさ」によって、晶との関係に亀裂が……。

普通であれば煮え切らない態度の京谷は、視聴者の「イライラ」を誘う役であるが、「田中圭がクズすぎるけど憎めない」「頼りないけど愛おしい」など好評。3話の終盤で見せる、“拗ねたような態度”も可愛らしく感じさせるのだからスゴイ。

数々の“ダメ男”を魅力的に演じてきた田中圭
 田中圭דダメ男”の組み合わせは実は定番。

2012年に放送された『ドクターX』(テレビ朝日系)シリーズ1では、手術が下手と大門に罵られる新米外科医を熱演した。シーズン2以降の出演はなかったが、「もう一度ダメな彼を見たい!」という要望が多かったようで、シーズン5で復活。シーズン5でも手術に失敗するというダメ医者ぶりを演じた。

また、2017年に放送されたドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)では、妻が妊娠して実家に帰っている間に不倫をする“ゲス不倫男役”だった。もちろん、「不倫は許せない」という視聴者からは猛バッシングをうけた役だったが、なぜか純粋そうに見える笑顔や「ずっと一緒にいたくなっちゃった」などの台詞から、「田中圭の笑顔は母性本能をくすぐられる」「ゲス男でもこんなんだったら許しちゃう」など、田中が演じたことにより、“憎めない役”と感じる人も多かったようだ。

ちなみに、私生活27歳で結婚し、現在は2児の父親である。一時は、結構な酒好きであることや、合コンでのはしゃぎっぷりが報道されたこともあるが、彼を叱咤激励する“強い妻”とおままごと好きな子供たちとの関係は悪くなっていないようだ。私生活でも「クズいけど憎めない」キャラなのだろうか。

俳優歴18年、コツコツと努力し培った演技力。持ち前のルックスは、あっさりとした顔立ちで真顔だとセクシーだが、笑顔は可愛らしく、高身長の細身に見えるが、脱ぐとマッチョというギャップ。イケメンなのに「どこかにいるかも」と思わせてくれるような親近感も醸し出す。そのバランスが、ダメな男も“愛され役”に変えてしまうのだろう。

ダメな男も魅力的に演じられる、田中圭は唯一無二の存在だ。

(栞こ)

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