結局のところ、夢女子は自分に自信があるのか?




《限界夢女子のオタク生活 Vol.4》

夢女の世界からこんにちは、ゆぱんだです。

前回、自分の経験も交えて「なぜオタクの中でもキャラに恋をするタイプの夢女子が生まれるのか」という記事を書いたのですが、個人的に「なるほど、そういうパターンもあるよね」と思ったことがあったので、またこうして書いてみることにしました。

“夢女子になる”という心理は前回書いた通りなのですが、「自分なんぞがキャラクターとあれこれだなんておこがましい!」「自分に自信がなさすぎて無理」という考え方をしている方もある一定数はいます。

ということは、夢女子は自分に自信がある人種なのか?という話になっていくのですが、これを書いている私は正直、自分に自信なんかありません。

それは私の他、よく一緒にお話しをする方を含めて自信がないという方もたまにみます。

ということで、今回は「自分に自信がないけど夢女子!」という人たちがどういう心理で夢女子をやっているのかについて書いてみました。

キャラの隣に並ぶ自信はどこからくるのか





自分に自信がないというのは自己否定感が強いわけですが、それが3次元だけ発揮されるタイプと、2次元・3次元の両方で発揮されるタイプがいます。

2次元・3次元どちらに対しても「自分なんか……」という気持ちがあると、夢女子という存在は嫌悪の対象になるのかなと思います。

逆に、「自分に自信はないけど、そこは2次元だからこそ自分の好きに生きてもいい!だからこその2次元ではないの?」という方だとスッと夢女子になれるのかもしれません。

ということを書いていると、「キャラの意志は?可哀想!」という声もありそうですが……

先にあげたタイプは“2次元は2次元で割り切っている夢女子”ですが、「2次元くらい好きにさせてくれてもいいだろ!」と開き直っているパターンです。そもそもの捉え方が違うといったらいいのでしょうか。(意志を尊重した上であえてフラれるシチュエーションが好みなタイプもいますよ)

むしろ「キャラの意志!」という方が現実的に考えているんだなぁと思ったりもします。

話はだいぶ逸れますが(版権系の腐女子に喧嘩を売る発言になるかもしれませんが。先に謝ります)

ほんのちょっとの絡みでもすぐオタク的なBLとして見てしまう腐女子が夢女子相手に「キャラの意志~!」と言っていたら「そっくりそのままお返しします~!!!」と思わなくもないです。

この、私が言いたいことがわかるでしょうか……。

「いやだってあの二人付き合ってるし」っていやこっちからしたらそちらも「キャラの意志~!」と言いたくなってしまうよってことです。

※喧嘩を売りたいわけではないですから!お互いいちいち突っかかったりしなきゃいいだけだから!!(必死)

結局2次元は公式から出されたものが最大手ではあるのですが、それでも受け取った側で好きにできるというのが2次元の魅力でもあると思うんです。

だからこそ自由にできる部分で自分の好きな世界を思い描けるんだと思います。

「自由!」ということで、乙女向けの腐女子もわりと多いのですが、なんでしょう、こちらからすると商業BLで夢女子をやってるような感覚になるのかなと思います。

「乙女向け腐が地雷!」という気持ちがわからない場合、商業BLという聖域を夢女子が踏み荒らしている感じとか説明したらわかるでしょうか。でもこちらも一定数需要あるんですよね。

2次元の自分の姿は“乙女ゲームの主人公”や“理想の私”タイプ





こちらは乙女ゲームの主人公に自分を重ねられる夢女子、もしくは自分自身をその世界に作り上げた夢女子タイプです。

現実世界での自分のコンプレックスが全てがなくなった“私”というより、“彼がみている私”は“現実の私”の1200%くらい可愛いという、傍から見たらかなり痛い思い込みで生きられるパターンです。

「むしろ2次元だからこそ私も可愛くなったっていいじゃんか!!」と思っていたり。そして鏡に映る自分をみてたまに自爆する。けれど彼が見ているのは1200%可愛い姿なので問題ないデス。

彼に釣り合うように自分磨きをするタイプ





たかが2次元、されど2次元。“彼”には可愛く見られたい!!ということで、好きだからこそ現実でも釣りあえるように、必死にダイエットを頑張ったり自分磨きに奮闘するタイプ。

量産型オタクもここに入るのかなとも思うのですが。

量産型オタクとは(私の印象)

リボンヘアメにピンク加工、タグ画に載せる写真はだいたい後ろ姿、#隠せないヲタク、#隠しきれないヲタク、アニメ系オンリーではなくアイドルや俳優ヲタといった兼任(もしくは過去がそうだった)が多い印象。

純粋に“彼”の為に頑張る人もいますが、「周りの同担より可愛くなりてえ!美人になりてえ!」という気持ちで頑張っている方もいる。言わないだけで絶対にいる。

自分自身を磨いて少しずつ自信をつけていくとか。(内面的に自分に自信がないタイプだとまたちょっとむずかしいのかもしれないけど)

自分に自信がないからこそ、自分を肯定してもらえる存在を探していた





これは私のパターンですけれども。

自分に自信がないというのは、「生まれた時から自分に自信がない!」なんてことはなくて、それは生きてきた中での周囲や家庭環境などが重なって“自分に自信がない人間”になってしまうわけですが。

特に私は親に“褒めてもらったことがない”というのがあって、でもそれは“親自身が親に褒めてもらったことがないから褒め方がわからない”、ということがありました。

人によっては、自分で自分を褒めて過ごしている方もいますが、私にはそれができなかった。

なので、自分で褒められない代わりにキャラクターに「よく頑張った!」という気持ちを代弁してもらうことで、自分を保っていた時期がありました。

でも結局の所、自分が言って欲しい言葉を言わせているので、自分で自分を褒めているのとはなんら変わりないんですが……。

そんな長い年月を過ごしていたある日、公式で出たとある特典CDで“好きだな~”と思っていた相手に「頑張ったな」と優しく言われてしまったら、そら耐えきれず泣きますがな。

今まで自分で自分に言い聞かせていたことはあったけど、予期せぬところで、自分が作り出したわけではないところで、この人生で一番聞きたかった言葉を聞いたんですよ。そりゃあもう完全に落ちますがな!!

ぶっちゃけストーリーとの絡みはないんですけど……そのセリフがそれまでの自分の人生の中に入り込んでしまったよ……自分でもどうしてここまで突き刺さったのか不思議でした。罪な男だというのは分かる。

そしてそのお相手が漫画やアニメのキャラクターではなく、自分自身として聞けるシチュエーションCDだったからというのも大きいです。

夢女子によっても、それまでは純粋にファンとして応援していたのに、とあるセリフで一気に落とされた!という人や、キャラ自身はそこまでタイプじゃなかったけど、このシナリオの流れに落とされた!という特殊なパターンもいるので、聞いていて面白いなと思います。

だからといって、「夢女子は自信がなくてもできるからやろう~!」というのを押し付けるつもりはありません。

「自分に自信がなくてもこういった心理でいるから、痛くも痒くもないんだよ!」というタイプもいるよというお話でした。(語弊があるけどしかし本当にそう)

2次元に対して、難しく考えない方が楽しめるんだろうなと思う今日このごろです。

(執筆:ゆぱんだ ブログ『ゆぱんだらいふ』はこちら

※文中の画像はイメージです。

WRITERゆぱんだ

  • 夢小説サイトに育てられた天然モノの夢女子。夢思考持ちは熾月さんのみ。ブログやツイッターで好きに叫んでいます。ブログ:https://upanda.life/

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