ベストジー二スト賞が「ジャニーズ総選挙」状態! 一番人気がHey! Say! JUMP中島裕翔…?

wezzy

2018/10/17 12:15


 15日、「第35回ベストジーニスト2018」が発表された。一般からの投票で選出される「一般選出部門」は、Hey! Say! JUMPの中島裕翔(25)が2年連続で受賞した。

今年の「第35回ベストジーニスト2018」協議会が選出する「協議会選出部門」では、荻野目洋子(49)、高橋一生(37)、長谷川潤(32)を選出。また、「一般選出部門」の女性部門はタレントの菜々緒(29)が受賞している。

そして、「一般選出部門」の男性トップに選ばれたのは、ジャニーズグループHey! Say! JUMPの中島裕翔だ。2年連続の受賞となった中島は、「諸先輩方が獲られてきた賞でもあるので、憧れのひとつ。本当に光栄なことだと思っているので、僕の歴史の中に残る賞でもあります」と、喜びを語った。

しかし、中島の発言にはなんだかモヤッとする。この「諸先輩方」という表現には、“芸能界の”という意味ではなく、“ジャニーズ事務所の”というニュアンスを汲み取ってしまうのだ。それだけ、近年のベストジー二スト賞はジャニーズによる「私物化」が著しい。

まず、近年の「一般選出部門」の男性受賞者(=ランキングの1位)をさらってみよう。2014~2016年は3年連続でKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔(31)が受賞。2011~2013年はの相葉雅紀(35)で、2006年~2010年はKAT-TUNの亀梨和也(32)と、こちらも連続で受賞している。さらにさかのぼってみても、2004年はKinKi Kidsの堂本剛(39)、1999年~2003年は元SMAP草なぎ剛(44)という顔ぶれだ。ジャニーズタレント以外は、なぜか2005年に演歌歌手の氷川きよし(41)が食い込んでいるのみ。ジャニーズオンパレードのランキングはさすがに異常事態としか言いようがない。

とはいえ、受賞者は一般から募った投票を元に決められるので、タレント自身はもちろん、ジャニーズ事務所がゴリ押ししている……というわけでもないのだろう。今年受賞した中島裕翔は、ジャニーズファンにとっては若手の人気メンバーのひとりでも、一般的な知名度があるかといえば疑問だ。現在、ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)に出演しており、知名度や一般人気はこれから獲得していくといったところだろう。

ちなみに、2018年の「一般選出部門」男性のランキングと票数は以下の通り。

1位 中島裕翔(Hey! Say! JUMP):60,313票
2位 永瀬廉(King & Prince):26,611票
3位 上田竜也(KAT-TUN):24,746票
4位 増田貴久(NEWS):14,566票
5位 ジェジュン:14,326票
6位 玉森裕太(Kis-My-Ft2):10,040票
7位 森田美勇人(ジャニーズJr.):8,529票
8位 末澤誠也(関西ジャニーズJr.):8,424票
9位 中島健人(Sexy Zone):5,988票
10位 小瀧望(ジャニーズWEST):5,435票

どちらを向いても、ジャニーズの若手タレントの名前ばかりだ。ジャニーズJr.に関しては一般的な知名度は低く、世間一般の人気を反映しているとは考えにくい。むしろ、この中でジェジュンを5位に食い込ませたファンパワーには拍手を送りたくなる。昨年と比較してみると、今年5月にデビューしたキンプリの永瀬は昨年7位からランクアップ、KAT-TUNの上田とキスマイの玉森や、NEWSの増田は常連だが今年もトップにはなれず。また、山下智久(33)が圏外となった。ちなみに昨年のランキングでジャニーズ勢以外にランクインしたのは、8位のゆず・岩沢厚治(42)のみだった(ゆずファンもすごすぎる)。

この寡占現状に対して、ネットでは「ジャニーズ総選挙ですか?」「ファンの組織票がものすごいんだね」「ジャニーズのためにあるような賞」と、冷ややかな声があがっている。
キムタクが殿堂入り→「ベストジー二スト賞」はジャニーズのもの?
 1984年にスタートし、40年近い歴史を持つ「ベストジー二スト賞」。第一回は元ジャニーズの郷ひろみ(62)が受賞していた。以降もジャニーズタレントが受賞する年もあったが、年の1987年の所ジョージ(63)、1991年の吉田栄作(49)、1993年の福山雅治(49)など、各界からまんべんなく受賞者を輩出していた。

ベストジー二ストの「代名詞的存在」といえば、やはり木村拓哉(45)の名が挙がるだろう。木村は1994年から1999年まで5回連続で受賞し、見事殿堂入りを果たしている。当時の大スター・キムタクがベストジー二スト賞のお墨付きをもらったことで、ファンの間には「べストジー二スト=ジャニーズ」という雰囲気が醸成されたのかも知れない。木村以後のベストジー二ストは、冒頭で述べたごときジャニーズ受賞者のオンパレードだ。

ジャニーズの大先輩・木村と同じ賞という誉れを、推しタレントに味わってもらいたいというジャニーズファンの気持ちは分かる。ファンが推しタレントに投票することも、決して悪いことではない。しかし、「歴史ある賞をジャニーズが私物化している」などと揶揄される状況が、とても残念でならないのだ。

(今いくわ)

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