こんな89歳になりたい! 草間彌生は時代をスケボーで駆け抜ける

Glitty

2018/10/16 20:30


「永遠不変」。

草間彌生さんを表す四字熟語を考えてみたら、そんな言葉が頭に浮かんできました。

89歳。スケートボードを発売


1929年生まれの89歳。

彼女が10歳のころから描き始めたという水玉モチーフは、80年近いときを経てもなお、色あせることなく世界中の人々を魅了し続けています。

そんな国境を超え、時代も超越したアーティストが、今回ニューヨーク近代美術館とコラボレーションスケートボードを発売しました。

ストリートカルチャーとも融和するポップな存在


500個限定の彼女のハンドペイントヴァージョンも発表され、10月からは日本での販売もあります。

ストリートで使うのはもったいないから、壁に飾るべき?

迷っている間にすぐに売り切れてしまいそうですが、「クサマとスケボー」という疾走感とポップさがマッチして違和感なし。

それに彼女がスケボーに描いている姿、想像するだけでもすごくファンキーで素敵。

若者文化といえるストリートカルチャーを柔軟に吸収し、いつまでも挑戦し続ける草間さん。こんな89歳、かっこいい。

「水玉模様」のマルの意味って知ってる?


ところで誰もが知る、あの水玉模様の意味、知っていますか?

「クサマ・ハプニング」のトレード・マークの水玉模様。赤や緑や黄の水玉模様は地球のマルでも太陽のマルでも月のマルでもいい。形式や意味づけはどうでもいいのである。人体に水玉模様をえがくことによって、その人は自己を消滅し、宇宙の自然にかえるのだ。

『無限の網(作品社)』より引用

人体、かぼちゃ、植物、動物など。

有機物、無機物なんであれ、水玉が描かれたことでそれは「無」以外の何ものでもなくなる…。

水玉模様の意味は、けっこう強烈!

彼女の水玉に惹かれるのは、みんなその毒っ気に知らず知らずのうちに侵されているのかも。

NYのクサマ愛がすごい。国境も時代も超越する水玉


草間さんは、1957年に渡米。

1967年以降、水玉模様のボディ・ペインティングなど彼女が起こす「ハプニング」は、ニューヨークを中心に社会現象にまでなりました。

そんな彼女が最初に海外活動の拠点としたこともあって、とくにニューヨーカーの「クサマ愛」は熱い!

2012年のホイットニー美術館での回顧展では、同時期に実現されたハイブランド「ルイ・ヴィトン」とのコラボレーションでも話題になり、街ぐるみのキャンペーンで大きな注目を集めました。

また、2015年にはグッゲンハイム美術館、またチェルシーのギャラリーなど、大小関わらずひんぱんに彼女の作品がニューヨークで展示され、毎回行列をなしてアートラバーが押しかけています。

アジア人芸術家はほかにもいますが「彼女こそ真のアーティスト」と語るニューヨーカーも多く、彼女が多数の「ハプニング」を起こした60年代から50年以上経ついまも、その"愛"は続いているようです。

いつまでも錆びない、そして国境も時代も超える偉大な存在。

草間彌生さんの生きかた、女子としても人としてもお手本にしたい!

草間彌生, It's Nice That, Fashionsnap

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