「東京五輪でSMAP再結成を」森喜朗会長への“嘆願”企画めぐり、SMAPファン大荒れ


 2016年末をもって解散し、現在は所属事務所がジャニーズ事務所と株式会社CULENに二分したSMAPメンバー。ファンの間では、今もなお彼らの再結成を願う声が後を絶たないが、ごく一部のSMAPファンが2020年東京五輪・パラリンピック組織委員の森喜朗会長に「SMAP再結成」を訴える運動を呼びかけ、物議を醸している。

解散前までは、日本財団パラリンピックサポートセンター(以下、パラサポ)の応援サポーターを務めていたSMAP。昨年9月に稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾が揃ってジャニーズを退所し、同11月にはこの3人がパラサポのスペシャルサポーターとして“復帰”を果たした。今年3月、彼らが配信限定でリリースしたチャリティーソング「雨あがりのステップ」(チャリティー販売は6月30日まで)は2,300万円を超える金額が集まり、売り上げはパラスポーツの支援のため全額寄付している。

また、稲垣たちは今年3月に行われた『パラ駅伝 in TOKYO 2018』に森会長や小池百合子東京都知事らとともに参加したほか、夏に国際パラリンピック委員会(IPC)のオファーを受けて「国際パラリンピック委員会特別親善大使」にも任命されている。ジャニーズ退所後も、さまざまな形でパラリンピックの盛り上げに一役買う中、9月中旬頃にSMAPファンを名乗る1人のTwitterユーザーが“ある企画”をツイート。それは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会にメールや電話、手紙を通じて「東京五輪公式サポーターにはSMAPがふさわしい」「森会長に日本にはSMAPしかいない」ことを訴えようという働きかけだった。

「企画の主催者は、10月上旬にも『東京五輪に必要な国民的スターはSMAPしかいない』と主張した上で、SMAPの再結成は『東京五輪にかかってる』と持論を展開。一部のファンは一連のツイートに賛同し、要望を送るにはどんな文面にすべきか主催者に訪ねたり、友達にも協力してもらうと意気込んでいました。一方で、『なぜ五輪の委員会に要望を出すのか』との質問に対しては、国民的エンターテイナーのSMAPが『理不尽な形で解散させられた』ため、5人を集めるには森会長に訴えるのが一番だと考えたためであると回答。五輪にはSMAPレベルのエンターテイナーが出なければ『日本が恥をかく』とも断言しました」(ジャニーズに詳しい記者)

しかし、こうした書き込みがSMAPファンに広まり、「アスリートにとって大切なオリンピックをSMAP再結成に利用しないで。再結成は願ってますが、このやり方は反対」「オリンピック委員会とSMAP再結成は関係ない」「オリンピックはアスリートたちが競い合う場。SMAP再結成願いを森会長に直訴するなんて間違ってる」「五輪委員会はSMAPの運営には関わっていないから、再結成の要望を出すことは、不適当だと思う」と、否定的な反応が続出。再結成を望むのならば、中居正広木村拓哉が所属するジャニーズや3人をマネジメントするCULEN、メンバー本人に願い出るべきだと呆れた声が見受けられる。

「企画の賛成派は、『何もやろうとしないくせに、人が一生懸命やろうとしていることの足を引っ張らないで』『一部のSMAPファンに呆れた』と批判の声を受けて嘆いています。現在は肯定派、否定派で意見が対立している印象ですね。元の企画者は、9月のツイートは残しつつ、以降の呼びかけはいくつか削除していました」(同)

また森会長といえば、2014年、ジャニー喜多川社長が演出や脚本を担当した舞台『JOHNNYS’2020 World』を観劇したことがジャニーズファンに知られている。森会長が訪れたのは公演最終日で、この会だけ突如“特別公演仕様”になったことから、オリンピック関与へのアプローチと受け取ったファンも多く、「接待ステージ」と揶揄する声がファンから噴出していた(既報)。

そのため、「ジャニーズ事務所とズブズブな本人にお願いするって……」「森はジャニーズから接待受けてジャニーズと関係が深いことを知らないのかな」とSMAPファンだけでなく、ジャニーズファンも困惑しているようだ。

今年8月には小学館が運営する総合ニュースサイト「NEWSポストセブン」が、「SMAP再集結に現実味 東京パラリンピック演出家にファン沸く」との記事を配信。パラリンピック演出チームのリーダーに広告クリエーティブディレクター・佐々木宏氏が就任したことを受け、同氏がSMAPとも縁のあるSoftbankシリーズのCMを手がけたほか、稲垣ら3人に協力するクリエイター陣と関わりが深いことを上げていた。

本当にSMAPメンバーの再集結が実現すれば、多くのファンが沸き立つことだろう。

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