『探偵!ナイトスクープ』いとうあさこに恋した5歳児、夢の初デートで本気のプロポーズ!

日刊サイゾー

2018/10/15 17:00


「売れてもモテるわけではない」とは、女芸人がよく口にする悲哀。人気、知名度とモテ度がある程度比例する男芸人と、その点は確かに異なる。

しかし、見ている人は見ていた。10月5日放送の『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送テレビ)に、ある女性から1通の依頼が寄せられたのだ。それは、「5歳になる息子に好きな人ができた。応援してほしい」という内容。

男の子の名前は、将介クン。彼の初恋の相手は、芸人のいとうあさこである。手紙の内容は以下だ。

「彼女が出ているテレビを見ては“あさこ、かわいいな~”と、毎日うるさいです。あさこさんのグッズを探しても売っていないため、伊藤ハムに付いているシールを集めて机に貼っています」

テレビでいとうを見かけ、一目惚れした将介クンの初恋は本物だ。探偵の麒麟・田村裕に「好きなものはなんですか?」と問われた将介クンは、体をねじらせながら「いとうあさこ」「かわいいから」と即答した。

想いが止まらない将介クンは、胸の内の激情を1枚の紙に箇条書きにして残していた。

・あさことこうえんにいく

・あさことてをつなぐ

・あさこのほっぺにちゅう

・あさことけっこんする(ハート)

・あさことおべんとうたべる

田村探偵は、将介クンの前で直接、いとうに電話をかけた。

将介クン「恋人がいるんですか?」

いとう「意外かもしれないけど……いない。全然いないよ(笑)」

将介クン「(満面の笑みで)いつか、東京に会いに行きます!」

いや、行く必要はない。番組はひそかにいとうを将介クン宅へ呼び寄せていたのだから。いとうは、背後からこっそり将介クンに忍び寄った。

いとう「来ちゃった!」

将介クン「……!」

恥ずかしくて初恋の人の顔を見られない将介クンは、いとうに背中を見せた。彼の目に、いっぱいの涙がたまっている。

田村「テレビで見るのと生で見るの、どっちがかわいい?」

将介クン「(小声で)生」

■真夏の炎天下、年の差43歳カップルが延々と散歩


 いとうに席を外してもらい、田村探偵と将介クンは作戦会議をすることに。田村から「デートは男がリードするもんや」とアドバイスを受けた将介クンは、いとうに切り出した。

将介クン「僕と公園でデートしてください」

いとう「うわぁー! そんなこと、言われたことねえよぉー(泣)」

ちなみに、いとうは48歳。年の差43歳のカップルは、アツアツの公園デートへ出発した。

本当にアツアツなのだ。このロケが行われたのは夏。今年の暑さは異常だった。セミがみんみん鳴いている中、日傘も差さず公園を歩くいとう。相手は、まだ5歳の将介クン。元気いっぱいである。

いとう「ここ来て何すんの?」

将介クン「野球とかしとう」

いとう「野球かあ。うわあ、すごい。ギラギラ! 太陽、ギラギラだ」

2人は手をつなぎ、およそ15分にわたって公園をブラブラした。恋する相手だと、何げない瞬間も楽しい。でも、炎天下。この日の気温は35度である。元気いっぱいの将介クンは率先していとうをリードし、無意識に日陰のないほうへズンズン進んでいった。せっかく2人でいるのだから、明るい場所を歩きたい。そういうことなのだろう。

続いて、将介クンはグローブを手にした。いとうとキャッチボールがしたいのだ。楽しそうにボールを投げる将介クン。グローブは1個しかなく、将介クンからのボールをいとうは素手で受け止め続けた。将介クンは本当に楽しそうだ。楽しいから、やめるそぶりはない。エンドレスのキャッチボール。

いとう「やばい、死んでしまう……」

キャッチボールの後はセミ探し、そして再びの散歩を楽しむ2人。デートを見守るいとうのマネージャーは苦笑いしっぱなしである。

■「61歳の時に待ってるからなー!」


 テントに入った将介クンといとう。あからさまに将介クンが緊張している。何かを言いたいのに言いだせないような様子。

将介クン「あと、ほっぺたにチューだけ」

いとう「本当? してくれるの?」

いとうのほっぺにチューをした将介クン。お返しに、いとうも将介クンのほっぺにチュー。

将介クン「あさこと結婚する」

いとう「えー! 将介が?」

将介クン (うなずく)

いとう「あさこと結婚してくれんの? 本当? あれ、何歳になったら結婚できるんだ?」

将介クン「18」

いとう「18か。将介が18歳になる13年後? あさこ、61。どうしよう?」

13年後のいとうの年齢を聞いた将介クンは、ものすごいスピードでいとうの顔を凝視。驚きを苦笑いで隠しているように見える。けなげ。

いとう「……生きてるかなあ?」

こうして、2人のデートは終了した。将介クンは、うれしくてたまらない様子だ。

田村「18歳になったらどうするの?」

将介クン「結婚する」

田村「あさこ、何歳って?」

将介クン「61」

いとう「あの時、一番私の目を見てくれたんです(苦笑)」

相手は5歳児だ。でも、これはれっきとしたプロポーズである。この覚悟をむげにするいとうではなかった。

いとう「61の時、どっかの(老人)ホームで待ってるからなー!」

この日以降、将介クンはテレビで見るたびに「あさこ、ええ女やったなあ……」と悦に入っているらしい。直接会い、より愛が深まった。5歳とはいえ、将介クンは男なのだ。加えて、将介クンの両親もいとうを他人とは思えず、嫁候補として認識しているという。

多くの女芸人が抱える「売れてもモテるわけではない」というジレンマを、今回の依頼は覆した。自信を持ってそう断言できる貴重な事例だ。

(文=寺西ジャジューカ)

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