iPhoneやiPadを工場出荷時の設定に戻す方法


iPhoneやiPadを工場出荷時の設定に戻す前に、いくつかやるべきことがあります。

バックアップを実行し、「iPhone を探す」をオフにして、Appleの2ファクタ認証を無効にする(別のAppleデバイスを持っているか、ほかの認証方法がない場合)必要があります。

iPhone(iPad)をバックアップする方法


デバイスを工場出荷時の設定に戻す前に、iOSデータをバックアップする必要があります。バックアップをとっておけば、連絡先情報やアプリ、各種設定を簡単に復元することができます。

バックアップ方法は2通り。

iPhone(iPad)から直接データをバックアップするか、iTunesがインストールされたパソコンにデバイスをつなぐか。デバイスから直接バックアップを行なうほうが作業はずっと簡単ですが、iCloudに大きなスペースが必要となります。

iCloudバックアップ:


iPhone(iPad)をiCloudにバックアップするには、まず、Wi-Fiに接続していることを確認してください。手順は、iOSのバージョンによって若干異なります。

iOS 10.2以前の場合:
  1. [設定]>[iCloud]>[バックアップ]を開く。
  2. [iCloudバックアップ]をオンにする(まだオンになっていなければ)。
  3. [今すぐバックアップを作成]をタップする。

iOS 10.3以降の場合:
  1. [設定]を開き、画面上部にある自分の名前をタップ。続いて[iCloud]を選択。
  2. 過去にバックアップを実行したことがあれば、iCloudストレージを使用しているアプリケーションの一覧が表示される。リストの一番下までスクロールして、[iCloudバックアップ]をタップする。過去にバックアップを実行していない場合は、[iCloudバックアップ]が有効になっていることを確認する。
  3. [今すぐバックアップを作成]をタップする。
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すると、バックアップの残り時間がプログレスバーとともに表示されます。バックアップ中も、ふだんどおりにデバイスを操作することができます。

iTunesバックアップ:


有線接続でバックアップを実行したい場合は、iOSデバイスをiTunesがインストールされているパソコンに接続します。
  1. パソコンでiTunesを開き、LightingーUSBケーブルで、iPadやiPhoneをパソコンに接続する。
  2. iPhone(iPad)に確認画面が表示されたら、[このコンピュータを信頼する]をタップし、パスコードを入力する。
  3. iTunesで、デバイスアイコンをクリックし、デバイスの概要パネルを開く。
  4. [バックアップ]セクションで、バックアップ方法を選択する:[iCloud][このコンピューター]
  5. 選択したら、[今すぐバックアップ]をクリックする。

注:ヘルスケアデータやHomekitデータをバックアップする予定があるときは、[iPhoneのバックアップを暗号化]にチェックをつけて、パスワードを入力してください。
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「iPhone(iPad)を探す」を無効にする方法


デバイスのデータを消去する前に、「iPhone(iPad)を探す」機能を無効にする必要があります。

iOS 10.2以前の場合:
  1. [設定]>[iCloud] >[iPhoneを探す(iPadを探す)]を開く。
  2. [iPhoneを探す]または[iPadを探す]をオフにする。
  3. iCloudのパスワードを求められたら入力する。

iOS 10.3以降の場合:
  1. [設定]を開き、画面上部にある自分の名前をタップする。[iCloud]を選択。
  2. [iPhoneを探す]または[iPadを探す]をオフにする。
  3. iCloudのパスワードを求められたら入力する。
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工場出荷時の設定に戻す方法


デバイスのバックアップと同様に、iPhoneやiPadを工場出荷時の設定に戻す方法が2通りあります。デバイスで直接行う方法と、iTunesを使う方法です。

iPhone(iPad)で行う


iPhone(iPad)を工場出荷時の設定に戻す最も簡単な方法は、デバイスで直接、作業を行うことです。
  1. [設定]> [一般]> [リセット]を選択する。
  2. 工場出荷時の設定に戻すには、[すべてのコンテンツと設定を消去]をタップ。
  3. 上記の手順でバックアップを実行していれば、[今すぐ消去]をタップする。(バックアップをまだ実行していない場合は、[バックアップしてから消去]をタップする)
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デバイスにパスコードが設定されている場合は、パスコードの入力画面が表示されます。デバイスを消去していいかを尋ねる確認画面が表示されたら、[iPhone(iPad)を消去]をタップしてください。この時点までは、まだデバイスの消去を取り消すことができます。

再度、本当に消去していいかを尋ねる確認画面が表示されます。ここで、再度[iPhone(iPad)を消去]をタップすると、デバイスが消去され、元には戻せなくなります。
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続いて、真っ白な画面に黒いAppleロゴとプログレスバーが表示されます。

データの消去が完了すると、デバイスが再起動し、新しくデバイスをセットアップする手順が開始されます。

iTunesを使う


デバイスが正常に動作しているなら、iTunesを使って簡単に工場出荷時の設定に戻すことができます。

パソコンでiTunesを開き、USBケーブルでデバイスを接続します。パスコードを求めるメッセージや、「このコンピュータを信頼しますか?」というメッセージが表示されるので、画面の案内に従って操作してください。

iTunes に デバイスアイコンが表示されたら、クリックして、iPhoneまたはiPadの概要パネルを開きます。
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Image: MakeUseOf

概要パネルで[iPhone(iPad)を復元]をクリックしてください。

バックアップに関する確認画面が表示されますが、さきほどバックアップを実行したばかりなら、[バックアップしない]をクリックします。(バックアップをしていないなら、ここで実行しておきましょう)

確認画面が表示されたら[復元](最新のiOSなら[復元と更新])をクリックしてください。

バックアップを復元する方法


これで、あなたのiPhone(iPad)は工場出荷時と同じ状態になりましたので、iTunesかiCloudを使ってバックアップを復元することができます。

先ほどと同じように、デバイスから直接、あるいはiTunesを使ってこの作業を行います。

デバイスで復元する


iPhone(iPad)の電源を入れると、デバイスのセットアップを促す[こんにちは]画面が表示されます。[手動で設定]を選び、Wi-Fiに接続したら、画面の手順に従って、[Appとデータ]画面まで進んでください。ここで:
  1. [iCloudバックアップから復元]を選択。
  2. バックアップ時に使用したApple IDで、iCloudアカウントにサインインする。
  3. 最新のバックアップを選択し、画面の指示に従って、位置情報サービス、Siri、Appアナリティクスなどを設定する。パスコードが求められたら入力する。
  4. 復元完了までの時間を教えるプログレスバーが表示される。
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復元が完了すると、デバイスが再起動されます。このとき、利用可能なiOSアップデートがあれば、自動でアップデートが行われます。

アップデートが完了してデバイスが再起動すると、データとアプリが復元されているはずです。

iTunesを使って復元する


iTunesを使用してバックアップを作成した場合は、バックアップに使用したパソコンにiPhone(iPad)を接続してバックアップを復元することができます。

バックアップに使用したパソコンでiTunesを開き、iPhone(iPad)を接続します。確認画面が開き、復元するバックアップを選ぶドロップダウンが表示されます。
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Image: MakeUseOf

最新のバックアップを選択し、[復元]をクリックします。復元が開始され、iTunesに残り時間を知らせるプログレスバーが表示されます。

復元が完了するとデバイスが再起動します。 Wi-Fiネットワークに手動で接続し、自分のApple IDでログインすれば、ふだんどおり使い始めることができます。

以上です


iPhone(iPad)を工場出荷時の状態に戻す作業はこれだけです。けっして難しくはありません。バックアップをとってあれば復元作業も簡単です。

ただし、iOSのパスコードを忘れてしまっていると、手順はもう少し複雑となります。デバイスにアクセスするために、リカバリーモードに入る必要があります。詳しくはこちらのガイドをご覧ください。

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Image: blackzheep/Shutterstock.com

Original Article: How to Factory Reset Your iPhone and iPad by MakeUseOf

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