他人の家で食事作り? 江戸川区が行う「おうち食堂」が話題

レタスクラブ

2018/10/13 20:00

2012年に始まり話題になった「こども食堂」。地域の人や自治体が中心になり、無料または安い金額で食事を提供する「こども食堂」は、現在全国に広がっています。しかし子どもに来てもらうだけでは支援が届かない家庭もあることから、近年では新たに「おうち食堂」という活動が登場。「おうち食堂」とは、いったいどのような活動なのでしょうか?

■ 「こども食堂」が進化した「おうち食堂」って知ってる?

9月20日放送の「あさイチ」(NHK)では、現在注目を集める活動として「おうち食堂」をピックアップ。「おうち食堂」とは江戸川区が2017年8月から始めた事業で、子どもの食事に困っている家庭にボランティアを派遣する制度です。週に一度ほど実施され、買い物から片付けまで時間に換算すると約3時間程度。子どもの分の食材費は区が負担しています。

現在江戸川区には48人のボランティアがおり、1度の訪問で3000円あまりの報酬が。番組では脳梗塞で母親が倒れた家庭と、初めての子育てで苦労する若い母親のケースを紹介。脳梗塞で母親が倒れた小学6年生の少年は、「1週間に一度の楽しみ」「料理も美味しいし、そのうえ話し相手にもなってくれる」とボランティアが癒しになっていることを明かしています。また軽度の知的障害を持つ新米ママは、ボランティアが相談にのってくれることが子育てにおいても助けになっているとコメント。

この活動は視聴者からも注目を集めたようで、「初めて知ったけどすごくいい取り組み。これからもっと広がって欲しいな」「番組に出てた少年の言葉を聞いていたら、なんか胸がいっぱいになった。こうやって地域の中でつながっていくのって大切だよね」といった声が。「江戸川区じゃないけど料理作るの好きだから、こういうボランティアがやりたい!!」「私の住んでる地域にもこういう活動があればいいのに」と、ボランティア側として参加したいと感じた人も多いようです。

■ 江戸川区が行う子ども支援活動

江戸川区では「おうち食堂」だけでなく、支援の一環として子ども配食サービス「KODOMO(こども)ごはん便」も行っています。「KODOMOごはん便」は区内の仕出し弁当組合の協力をうけ、自己負担100円で希望する家庭の子どもに直接お弁当を届けるというサービス。上限は1年で48回までとなっており、区が審査して必要だと認めた家庭が対象です。

また新たに登場した「おうち食堂」「KODOMOごはん便」だけでなく、数多くのこども食堂も実施。2018年2月には食堂同士が協力・連携する目的で、「えどがわっ子食堂ネットワーク」が発足されています。さらに放課後や休日に子どもの居場所となる「e-りびんぐ」も開設。ネット上では「自分の地元が子どものためにいろいろ考えて動いていることが誇らしい!」「地域全体で子どもとその家族を支える活動って本当に大切だと思う」と絶賛の声が上がっていました。

「おうち食堂」「KODOMOごはん便」は現在、江戸川区が独自で行っている事業。多くの子どもと家庭を助けるこの活動が、さまざまな地域に広がるといいですよね。(レタスクラブニュース)

https://www.lettuceclub.net/news/article/164737/

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