Amazonで購入したペット用温暖マットから出火 子猫4匹を失った飼い主(英)

世界中に第3者販売業者を持つ大手通販Amazon。使用済みの歯ブラシが届いたり、購入したドライヤーが火を噴くなど商品やそのサービスに問題が起こることもしばしばのようだが、このほどイギリスでAmazonから購入したペット用の電気温暖マットから出火し、これが原因で子猫が亡くなるという悲劇が起こってしまった。飼い主は悲しみと怒りを露わにしている。『The Sun』『Metro』などが伝えた。

シュロップシャー州テルフォードに住むベリンダ・カーさん(59歳)は、AmazonでHUAYUU社のペット用電気温暖マットを15.99ポンド(約2,400円)で購入した。9月24日に届いた商品をベリンダさんは寝る前にテスト使用し、問題なかったことからそのまま寝室へと向かった。

ところが、夜中に飼い猫スフィンクスの“ヴィート”がベリンダさんの顔に体を摺り寄せてきた。いつもはそんな行為をしたことがないヴィートを不思議に思ったベリンダさんだったが、「構ってほしいのかな」と勘違いした。しかしその後もヴィートが何度も同じ行為を繰り返し、はっきりと目を覚ましたベリンダさんは、砂糖が焦げたようなにおいがすることに気付いた。そこで電気をつけて部屋を確認すると、購入したばかりの温暖マットとその下に敷いてあったカーペットが燃えている光景が目に飛び込んできたのである。

ベリンダさんは、ヴィートが子猫を5匹生んだために、子猫が冷えないようにとこのマットを購入した。電源を入れて子猫をマットの上に寝かせていたのだが、不幸にも熱で4匹の子猫が命を落としていた。驚愕したベリンダさんは慌ててマットの電源を抜いて浴室へ投げ捨て、かろうじて生きていた1匹“モント”のところへ駆け寄った。

可愛がっているヴィートが初めて子猫を生んだことを喜んでいた矢先の悲劇となり、ベリンダさんは悲しみを隠せない。また、このような危険な商品を販売したAmazonに対しても激しい怒りを口にした。

「私は長年Amazonを利用してきましたが、こんな商品で金儲けをしているなんて最低ですよ。私自身、何年も前に火事に遭ったことがあり、その時は危うく息子の命が奪われるところだったのです。今回、もしヴィートが起こしてくれなければ家を失っていたかもしれません。とても悲しく、失望しています。ヴィートは今4匹の子供を失って悲しそうにしています。モントを始終放さずにいるのですが、いなくなった4匹を探しているような仕草も見せています。」

ベリンダさんの息子クリス・ゴウルドさん(32歳)も「Amazonも英会社も、商品が英国安全基準(BSS)に満たしているか否かの検査を正確に行うべきだ」と話しており、第3者販売業者を非難している。なお、Amazon側はこの温暖マットが第3者販売業者の商品であることを述べたうえでベリンダさんに謝罪し、現在は商品の取り扱いが中止となったことを発表している。

画像は『The Sun 2018年10月11日付「HEAT PAD KILLS CAT Amazon stops selling heated bed for pets after it catches fire and kills four kittens」(Credit: DEADLINE NEWS)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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