「100年大学 お金のこと学部」開校記念特別講座が開催! 生駒里奈ら登壇


日本証券業協会は10月4日、東京大学・安田講堂にて、お金や証券投資の未来について考える公開講座「100年大学 お金のこと学部 開学記念特別講座」を開催した。

○人生100年時代、お金とどう向き合う?

同協会は、東京大学教養学部教養教育高度化機構ブランドデザインスタジオとのコラボレーションにより、2018年8月1日に「100年大学 お金のこと学部」を開学。“人生100年時代”を見据えて、これからのお金との向き合い方や証券投資について考えるきっかけをより多くの人へ与えるべく、さまざまな取り組みを行っている。

10(とう)月4(し)日・証券投資の日に開催された今回の特別講座。当日は、お金や証券投資に造詣が深い特別講師として、小説家の羽田圭介さんや、ウェルスナビ 代表取締役CEOの柴山和久さんが登壇した。また、「100年大学 お金のこと学部」の学生代表として、タレントの生駒里奈さんも登場。集まった学生を前に、この日限りの講義やトークセッションが繰り広げられた。

○「お金のセンス」を測る!

学ぶ側の代表として、アカデミックガウンを身にまとって登場した生駒さん。アイドルグループ・乃木坂46をこの春卒業した彼女は、現在22歳。大学を卒業し、新社会人として羽ばたいていく人も多い世代だ。

生駒さんは、お金との付き合い方について尋ねられ、「15歳で秋田から上京してきて、お給料をいただくという経験をしました。当時はお金のことを何もわからなかったので、すべて母に教えてもらいながらという感じで。今は通帳の貯金額を見てニヤニヤするのが日課ですね。貯まっていくのがすごく嬉しい」と語り、屈託のない笑顔を覗かせた。

また、「100年大学 お金のこと学部」は開学を記念し、お金にまつわるクイズや、お金に関するセンスを測ることができるテストコンテンツ「お金のセンス」を特設サイトにて展開。同コンテンツを事前に体験した生駒さんは「難しくて恥ずかしい点数を取ってしまいました。貯めるだけではなくて、運用するという点でも改めてちゃんと勉強しなきゃなという気持ちが出てきましたね」と感想を述べた。

この日は「お金のセンス」を測る特別問題として、生駒さんに〇×クイズが出題される場面も。東京大学の学生らとともに、4つの問いに挑戦した。

Q1. 生駒さんの乃木坂46最後の出演シングル『シンクロニシティ』の想定CD売上金額は約1.2億円である。〇か、×か。
※CDの売上枚数は歴代最高の約120万枚(出典:ORICON NEWS)、通常版 1枚:1,000円で換算したものとする。

正解は「×」。
これは、直感で金銭感覚を試す問題とのこと。通常版のCD1枚の金額は約1,000円。販売枚数は約120万枚のため、1,000円×120万枚 = 12億円 となる。

Q2. 株式投資の世界には「人の行く裏に道あり花の山」という格言があります。この格言は、「人の道に外れたような、汚い裏の手口を使うほうがお金が儲かる」という意味である。〇か、×か。

正解は「×」。
「裏に道」というのは汚いことではなく、「みんなと同じことをやらずに、他人はやらないようなオリジナルなことをやろう」という意味。みんなのやる通りにやっていればリスクは少ないかもしれないが、人並みにやっていたのでは人並みの結果しか得られない。大きな成功を得るには、むしろ他人とは反対のことをやってみよと説いている格言なのである。

Q3. 昨今急拡大している「ESG投資」とは、環境や社会に配慮した企業に対する投資のことを指す。〇か、×か。

正解は「〇」。
ESG投資とは、Environment(環境)のE、Social(社会・人権)のS、Governance(企業統治)のGを組み合わせた言葉で、社会的意義や環境に配慮した企業を重視して投資先に選ぶことを意味する。よりよい活動をする会社によりお金が集まる、社会を良くする投資方法ということで、昨今世界的にも注目を集めている。

Q4. マンガ『NARUTO』の16巻で、主人公のうずまきナルトが任務の積み重ねでお金をかなり貯めているという描写が出てきます。そのお金のゆくえについてお答えください。
ナルトがせっかく貯めていたお金だが、師匠の「自来也」に財布を預けたらすべて使われてしまった。〇か、×か。

正解は「〇」。
『NARUTO』16巻には、うずまきナルトが貯めていたお金を入れていた財布を師匠の自来也に預けていたところ、自来也の私欲にすべて使われてしまったというシーンが出てくる。お金は貯めておくだけでいいのか、と考えさせられる問題だ。

問題を解き終えた生駒さんは、「私もナルトのように貯めているだけなので、自来也みたいな人に取られないようにしなきゃなって思いますね(笑)。グループを卒業してから、お金に対する考え方も変わりました。自分の稼ぎだけで自分を養っていくということを、今はよりリアルに感じます。今の自分の仕事は、いつ何が起こるかわからない、安定していない職業なので、保険や年金などのこともちゃんと考えて行動していきたいなと思っています」と締めくくった。

これからの時代、人生に対する向き合い方がさまざまな面で変化し、それにともなってお金との向き合い方も大きく変わってくることだろう。企業に入って、給与をもらい、それを貯蓄してリタイア後に使う。そんなライフプランが一般的でなくなるという時代は、すぐそこまで来ている。

証券投資などのお金の話は自分には関係のないことだと考えていたり、ハードルを感じていたりする人も、より良いライフデザインのために、若いうちからお金の未来と積極的に向き合ってみよう。

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