今夜スタート「大恋愛」動揺する戸田恵梨香と影のあるムロツヨシ。愛する人の顔がわからなくなるって!

エキレビ!

2018/10/12 12:00

本日より、金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)(TBS系)がスタートする。(関連)


タイトルが示す通り、今作はラブストーリー。その内容は至極重い。恋愛というテーマに若年性アルツハイマーという病が絡まる問題作である。ホームページには「自分を忘れていく恋人を愛し続けることはできますか?」という一文が踊っている。想像しただけで胸が痛い。

“影のある男”をムロツヨシが演じる
若年性アルツハイマーにおかされる女医・北澤尚を演じるのは戸田恵梨香で、尚を支える恋人・間宮真司を演じるのはムロツヨシだ。

重いストーリーにムロが出てくると、どうなるだろう。ヘヴィな空気にホッと一息つかせる救いの存在になる? いや、ならない。先日の試写会で筆者は第1話を観たが、ムロが演じる真司は誰よりも影のある男。真司のパーソナリティは以下だ。
・産まれてすぐ親に捨てられたので親の名前を知らない。
・捨てられていた神社の宮司が間宮という苗字だったため、その苗字をもらって児童福祉施設が戸籍を作った。
・施設ではそれなりに大事に育てられたが、親に愛されたことがないので、人を愛しづらい。
・基本的に人を信じられないので、心からの恋愛関係になったことはない。

腕が確かな役者・ムロはシリアスに真司を表現し切っている。ホッとさせるどころか、より物語をディープにさせるのが彼なのだ。今作の脚本を手がける大石静は、試写会でこんな発言を残した。
「あんまりこういうのないと思うんで、ムロさんのファンの方は楽しんでいただきたいと思います」

つらい役どころを引き受けた松岡昌宏
このドラマは、重いのにテンポが良い。初回から、尚の体に起こる“異変”が見え始めるのだ。

話を複雑にさせるのは、尚を取り巻く相関図。彼女は年上の医師・井原侑市(松岡昌宏)と婚約中だ。なのに、結婚寸前で真司と出会ってしまった。人生初“本気の恋”に突き進もうとする尚は、侑市へ婚約破棄を申し出た。

侑市は、ワシントンの医大に研究員として派遣され、アルツハイマー病の最先端研究に邁進したエリート医師である。つまり、フッた男が身体面で頼れる存在になる。尚もつらいし、侑市もつらい。
「役には色んなアプローチの仕方があると思うんですけど、今回の侑市は全く違う角度からのアプローチをしてますね。すごくドライに振る舞ってるんでしょうけど、実はちゃんと血の通った人間でして、尚の笑顔を浮かべながら、でも途中から医師として、元彼女じゃなくて患者として……」(松岡のコメント/試写会イベントにて)

演じながら動揺している戸田恵梨香
尚の性格は、ドライ。侑市を結婚相手に選んだのは、容姿端麗で頭脳が優秀だから。それでいて、出会ってしまった真司に迫る奔放さも持ち合わせている。
「尚は、いい意味でつかみどころがあるようでない人だなと思いました。あとは、真っ直ぐですね。ものすごく理論的であり、堅い人にみえる反面、能動的というか、本能的で……」(戸田のコメント/番組ホームページより)
そんな尚が若年性アルツハイマーにおかされた。余計に、それまでとのギャップは大きくなる。

アルツハイマーという題材について、戸田は「難しい」と素直に告白する。
「どうしても感情が持ってかれちゃうんですよね。泣いちゃいけないところで泣いちゃうというのがちょこちょこあって、感情のコントロールが難しくなってます。今までそういう経験がなかったので、動揺しながらやってます」(戸田のコメント/試写会イベントにて)

プロデューサーの宮崎真佐子は、番組ホームページに以下の発言を載せた。
「記憶をなくしていく、いつか自分が誰かも分からなくなり、愛する人の顔も分からなくなる。もしも自分がそうなったら、もしも周りの人がそうなったら、考えただけで胸が痛くなる、そんな状況の中でも、決して悲観的にならず、ひたむきに一生懸命に生きる主人公達の姿を通して、人を思うことの難しさや美しさを明るく切なく描いていきます」

常識や道徳のはるか向こうにある1組のカップルを描くドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』は、今夜10時から。初回は15分拡大版だ。
(寺西ジャジューカ)

金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』
脚本:大石静
音楽:河野伸
主題歌:back number「オールドファッション
プロデューサー:宮崎真佐子、佐藤敦司
演出:金子文紀、岡本伸吾、棚澤孝義
製作:ドリマックス・テレビジョン、TBS

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