【 大反響第2弾 】京都のタクシー運転手が教えてくれた5つのこと

日刊大衆

2018/10/12 17:20


 春夏秋冬、世界中からお客さんが訪れる一大観光都市・京都。紅葉の時季を迎え、その美しさはますばかりだが、最も身近な観光案内人である京都のタクシー運転手さんたちに話を聞いた。

■京都タワーの悪口をいまでも言う?

 京都駅烏丸中央口前にそびえる京都タワー。1964年、東京五輪の年に竣工したこの塔は「古都の景観を乱す」と、壮絶な批判にさらされた。現在ではどうなのか。

〈海のない京都の街を照らす灯台〉(公式サイトより)をイメージした京都タワー

記者「実際、まだ京都タワーに怒ってるんですか?」
運転手「いえいえ、いまはもう名所になってますからね。前に、南禅寺さんの脇に水路橋できたでしょう?」
記「(知らない……)そう……でしたかね?」
運「あのときも、なんであんなの作るんや、って大反対だったんです。でも、いまはあれ目当てで来はる人もいますからね。京都タワーもそれと同じやと思います」
記「なるほど! そうなんですね」

あとで調べてみたところ、南禅寺の水路橋は1888年の竣工でした。前にできた、って130年前は前すぎます。

趣がありすぎる南禅寺の水路閣

■あの○○場について

運「三十三間堂ってありますでしょう」
記「はい」
運「あそこに帝釈天さんがいますね。四天王をしたがえて」
記「はいはい」
運「帝釈天さんが戦ってた相手ごぞんじですか?」
記「はい?」
運「阿修羅と戦ってたんです。何回も何回も。その戦ってた場をなんと言うか。これを修羅場というんですねえ」
記「そうだったんですか!」

三十三間堂の正式名称は蓮華王院。とにかくカッコイイ仏像がたくさんある。

三十三間堂施設内の掲示板

■京都のおススメのおみやげ

記「なんですかね?」
運「そりゃ、いづうさんの鯖寿司ですかね。あれは喜ばれますねえ」
記「へえ!」

さっそくいづうさんのホームページ(http://izuu.jp/takeout/)を見ると、おみやげは1本税込み4860円。確かに美しい!

■お茶屋について

運「お茶屋さん、祇園にたくさんありますでしょう?」
記「ありますね」
運「へんな話ですけど、お茶屋さんのお客さんは、お金一円も持ってなくても京都で遊べるんです」
記「どういうことですか?」
運「紹介してもらってお客さんになると、その人が、たとえばご飯を食べに料理屋さんに行きますね。そこで“私は○○○さんの客です ” ってお茶屋さんの名前を出すと、“そうですか”ってお茶屋さんに請求が行く。飲み屋さんでも同じ。
 お茶屋さんが全部立て替えて、あとで全部まとめて請求書が行くんです。そういう信頼関係なんですねえ」
記「すごいですねえ……」

夜で雨の祇園

■京都の車事情

 京都の夕方は大渋滞。運転手さんとはたっぷり話せるが、急いでいる方には大いに問題だろう。その原因は、メインストリートともいえる四条通りが一車線になったせい、と運転手さんは憤る。

運「道、すごい混んでるでしょう? これは、市長さんがどうかしはって、車道を一車線にしたんです。歩道広げる、ゆうて。歩道なんか広げても、地元の人にはなんにもいいことないですわ、ホントに」
記「(観光客のためだと思いますよ!)」

なお、京都で夕刻にタクシーを呼ぼうと会社に電話しても誰も出ません。どの会社にかけても、虚しく呼び出し音が鳴るばかりでした。

京都駅のタクシー待ちの行列もすごいので、道、もしくは大観光地に並ぶタクシーに乗るのが賢明かも。

以上、タクシー運転手さんたちの教えてくれたことを元に観光をお楽しみください。

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