名器ストラディヴァリウス1717年制作“ハンマ”を使用、来日中のヴィオリスト、D.A.カーペンターが兄、姉とのユニットで聴衆を魅了

SPICE

2018/10/12 16:47


2018年10月11日、来日中のヴィオリスト、デイヴィッド・アーロン・カーペンターが、東京六本木の森アーツギャラリーで開催されている、「TOKYO STRADIVARIUS FESTIVAL 2018 EXHIBITION」会場内の、LIVE SESSION PROGRAMで演奏を披露し、会場を魅了した。

演奏には、大きな話題となっている先日発表された前澤友作コレクションのストラディヴァリウス 1717年製作“ハンマ”も使用。展覧会展示の名器ストラディヴァリウスの数々から、ヴィオラのD.A.カーペンター自身は、Gibson(ヴィオラ、1734)、兄のショーンは、Hamma(ヴァイオリン、1717)、姉のローレンは今回自ら持参のLubbock(ヴァイオリン、1725)を使用し、気心の知れた兄弟姉妹が使用する3台の名器のハーモニーが会場に響き渡った。

曲目はドヴォルザークの「カヴァティーナ」、日本でもお馴染のリベルタンゴ、ヤンキー・ドゥ―ドル、フィギュアスケート使用で一躍有名曲となった「ハチャトゥリアンのワルツ(仮面舞踏会)」、「カリンカ」、「ラヴ・ミー・テンダー」、「月の光」などからセレクトして演奏した。彼らは目で見る展示だけでなく、まさに音色そのものを展示して多くの来場者を満足させていた。

世界的にも名手が少ないとされるヴィオラ界で、実力を高く評価される稀有な若手の一人、デイヴィッド・アーロン・カーペンター。最新録音アルバムでは世界初公式録音となるドヴォルザーク:チェロ協奏曲のヴィオラ版を聴かせてくれている。また、ドヴォルザークの協奏曲の指揮を務めるのは、日本を代表する指揮者の大野和士。彼の見事なサポートの元、カーペンターは余すことなく彼の実力を発揮している。

また、デヴィッドほか上記3名は、10月13日(土)15時にタワーレコード渋谷店、クラシック・フロアでも生演奏イベントを開催予定。本イベントでは本人たちが持参したストラディヴァリウス他の名器を演奏する。初めて聴く方も、11日の演奏を堪能した方も、ストラディヴァリウスの生音を聴き比べして楽しめるまたとないチャンスをお見逃しなく。

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