片岡愛之助 朝ドラに適度な胡散くささを 監督からの“ダメ出し”にめげず

 【NHK『まんぷく』スタート この人のここに注目(8)】片岡愛之助(46)演じる加地谷圭介が第3話(3日放送)で初登場した。ピンクの蝶ネクタイを着け、どこか気取った雰囲気がある実業家。「胡散(うさん)くさい」「怪しすぎる」。わずか2分間の登場で大きな反響を呼んだ。

 演じる本人も「怪しいですよね。こんな人の話、誰も聞かないと思いますよ」と苦笑い。加地谷は、ヒロイン福子(安藤サクラ)の夫となる立花萬平(長谷川博己)の最初の共同経営者。「世の中の役に立つ仕事をしたい」と理想に燃える萬平を冷ややかに見ている。

 今後も胡散くささはエスカレートしていく。「全身、白スーツで出てきますから。衣装合わせの時に監督さんに言われて、ほかの人が着る予定だった白スーツを着てみることになった。“これはやりすぎじゃないかな”と思ったけど、“ピッタリですね”となっちゃった」

 2013年のTBSドラマ「半沢直樹」でオネエキャラの金融庁検査官役を怪演。以来、個性的な役を演じる機会が増えた。「自分にない役を演じるのは楽しい。デフォルメして作る面白さがある。特に、普段できないことを堂々とできる悪役は一度やったらやめられなくなりますよ」

 今探っているのは、朝ドラにおける適度な胡散くささ。「立ったり座ったり動いたりしながら萬平君を責めていたら、監督さんから“そんなに濃くしていただかなくて結構です。朝ドラなので”と言われた。僕としては楽しいんですけど、やり過ぎると良くないみたい(笑い)」

 朝ドラに出演するのは初めて。「僕は上方の役者なので、大阪で作っている朝ドラに出ることができて本当にうれしい」。舞台出演と並行して撮影に参加するなど、多忙な毎日が続く中、気分転換になっているのがドライブ。「東京から(撮影場所の)大阪まで車で行って、その間にあるサービスエリアに一つずつ寄っていく。各地の名物を食べていたら旅行気分になって、あっという間に着きますよ。運転も好きだから全然疲れない」

 リフレッシュ方法も個性的。朝ドラでも独特の存在感を放ってくれそうだ。

 =終わり=

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