新XperiaやGalaxy、INFOBARを触った印象は? - au 2018秋冬モデル


●au新モデルを触ってきた!
KDDIと沖縄セルラーは10月11日、スマートフォンの2018秋冬モデルを発表しました。「Xperia XZ3」「Galaxy Note9」といったハイエンドの人気機種をそろえつつ、使いやすさを重視した「AQUOS sense2」「LG it」を投入、さらには、auオリジナルの4G LTEケータイ「INFOBAR xv」を用意。そんな“auらしさ”があふれる5機種のラインアップは、10月下旬から順次発売されます。本稿では、製品の概要とファーストインプレッションをお伝えしていきましょう。

○有機ELを初採用、「Xperia XZ3」が目指すものは?

「Xperia XZ3」は、シリーズ初となる有機ELディスプレイを搭載したのが特徴です。約6インチQuad HD+(2880×1440ドット)の大画面には、同社がこれまで薄型テレビ「ブラビア」で培ってきた高画質技術を結集。ソニーがテレビで手がける色合いや質感が好みという人は要注目です。もちろん、歴代のXperiaを使ってきた人にも、その違いは新鮮に映ることでしょう。

デザインは前機種(Xperia XZ2)と同様、中央に向かって丸みを帯びる独特のフォルムを採用しています。このため、机の上に置いたときには端が浮きますが、このラウンド形状により手へのフィット感が増しています。重量は約193gありますが、やや重いというデメリットを持ちやすさによりカバーできているように感じました。

「大きいから片手で操作しにくいのでは?」と心配な人にオススメしたいのが、新UIの「サイドセンス」。ディスプレイの端をダブルタップすることで、よく使うアプリ一覧がオーバーレイ表示される機能です。いわゆるランチャーアプリの類ですが、AI解析を活用しているのが大きな特徴。ユーザーの好みを把握するだけでなく、日時や位置情報も絡めて判断することで「この時間帯なら、このアプリを使うだろう」などとサジェストが変化する点がとてもユニークです。

このサイドセンス、カメラ起動時にはシャッターの代わりとして働きます。サイドをダブルタップすれば撮影できるので、片手でも自由に撮影を楽しめそうです。従来機種と同様にシャッターの物理ボタンも備えるほか、端末を振り上げて構えるとカメラがオートで起動するジェスチャー機能「スマートカメラ起動」にも対応します。

カメラの有効画素数は、メインが約1,920万画素、サブが約1,320万画素。ダブルカメラやトリプルカメラも珍しくないモバイル市場において、前面と背面にCMOSカメラを1つずつという仕様にはやや寂しさも感じますが、ソニーのカメラテクノロジーによる「プレミアムおまかせオート」「4K HDR動画撮影」「フルHDスーパースローモーション」といった機能が実装されており、ハードのみならずソフトウェアも確実に進化しているのが分かります。

ソニーモバイルコミュニケーションズでは「目指したのは、ブラビアと同じ映像美」というキャッチフレーズで、Xperia XZ3の表現する漆黒、光、色彩の美しいコントラストをアピールしていく考えです。同モデルには、映像やゲームに合わせて端末が振動する「ダイナミックバイブレーション機能」も搭載しており、Netflixをはじめとする映像コンテンツサービスなどを楽しむ人には最適の端末となりそうです。発売時期は2018年11月上旬です。

○Sペンがリモコンになった「Galaxy Note9」

サムスン電子の「Galaxy Note9」は、約6.4インチの有機EL Super AMOLEDを採用した高性能モデル。解像度はXperia XZ3と同じQuad HD+(2880×1440)です。下端にはUSB Type-C端子、スピーカー、イヤホンジャックを備えるほか、シリーズの特徴である「Sペン」を格納しています。

今回、Sペンの機能が大幅に拡張しました。従来の書く・描くといった操作だけでなく、さまざまなアプリのリモートコントロールに対応しました。その名も「Sペンリモコン」機能。例えば、カメラのシャッターとして使えば、撮影時の手ブレを抑えられます。ギャラリー、ボイスメモのリモコン代わりにも使えます。

プレゼンの資料をGalaxy Note9で作ったとしましょう。あとはHDMIケーブルでディスプレイと接続すれば、資料を大画面に映せるわけですが(ここまでは従来機種でも可能)、Galaxy Note9ならSペンリモコンでページを順に送ったり戻したりの操作も可能です。資料にメモを書き加えたいときも、Galaxy Note9に書き込めばタイムラグなくディスプレイにも反映されます。ビジネスにも活用できることでしょう。

スペックをチェックしてみましょう。バッテリーには、au史上最大となる4,000mAhの大容量バッテリーを搭載。ROMは128GB、RAMは6GBで、外部メモリーは最大512GBのmicro SDXCに対応しています。

冷却機能も進化しました。ウォーターカーボンクーリングシステムにより、現行のGalaxy Note8比で約21%も冷却効果が向上しており、発熱による機能低下を抑制できています。

背面には、広角と望遠で用途を分けた約1,220万画素のデュアルカメラを搭載。F値1.5の明るいレンズでは、周囲の明るさに合わせて絞りを自動調整する「デュアルアパチャー」が利用できます。シーン判別機能により、花や食事など20種類にわたるシーンを最適な調整で撮影することも可能。発売時期は2018年10月下旬です。

KDDIでは、Galaxy Note9の発売を記念して、端末を予約・購入して応募したユーザーにもれなくネックスピーカー「SOUNDGEAR」をプレゼントするキャンペーンを実施します。実際に試してみたところ音の解像度が高く、大迫力で音楽を楽しめました。軽いため負担にならず、首周りも窮屈な感じはしません。集合住宅など、大音量で音楽を再生できない環境で重宝することでしょう。

●秋冬モデルはミドルレンジも充実!
このほかの端末についても、簡単に紹介していきましょう。

シャープの「AQUOS sense2」は、18:9の高精細IGZOディスプレイを搭載したモデル。約5.5インチの大画面ながら、幅約71mmのスリムサイズを実現しています。濡れた手でタッチ操作できるため、キッチンやバスタイムにも利用可能です。

メインカメラには、AIが最適な撮影モードを自動で選択する「AIオート」機能を搭載しました。シーンに合わせて最適なパラメータに自動調整して写真撮影できます。例えば「フード」では料理がより美味しそうに、「夕景」では実際よりも赤味を強めに美しく撮影可能。「黒板」では、斜めから撮影した写真を正面から撮影したように自動補正できます。発売時期は2018年11月上旬です。

LGエレクトロニクスの「LG it」には、スマホ初心者が操作法を学べる「auかんたんガイド」をプリインストールしました。タッチ操作や文字入力の練習などの基本操作から、スマホならではの機能までを楽しみながら学べます。

ディスプレイサイズは約5.0インチで、重量は約140g。軽く持ちやすいのが特徴です。目の疲れを引き起こすブルーライトを低減する「コンフォートビュー機能」など、快適に使うための機能をあらかじめ搭載しているのも良心的といえるでしょう。

最近のスマホにしては珍しく、バッテリーは取り外せる仕様になっています。担当者は「モバイルバッテリーの代わりとして使うこともできますが、1年後など、バッテリーが劣化した時期に交換できるメリットを想定しています」と説明していました。KDDIではこのLG itの発売を記念して、端末を購入したユーザーに先着で予備バッテリーをプレゼントするキャンペーンを実施します。発売時期は2018年11月上旬です。

○INFOBARがケータイとして登場

いまなおauユーザーに根強い人気を誇るINFOBARは、世に出てから15年が経つシリーズです。今回登場した最新機種「INFOBAR xv」は、LINEや+メッセージなどをプリインした4G LTEケータイとなっています。

初代INFOBAR・INFOBAR2と同一の高さ(約138mm)を維持しながら、約3.1インチのWVGA液晶ディスプレイ、約800万画素カメラを搭載。テザリング機能、LINE、そしてauの4G LTEケータイとしては初となる+メッセージに対応しています。また、スマホ音声アシスタント呼出機能といった現代にふさわしい機能も用意します。

オシャレなインテリアとしても存在感のある本製品です。置き時計、ラジオとしても長く利用し続けられるでしょう。発売時期は2018年11月下旬です。

「最先端のハイスペック」「お手ごろ感で必要十分な性能」「auらしさ お客さまの声に応える」という、3つの観点からラインナップが用意されたau 2018秋冬モデル。例年以上に、ターゲット層を明確にした販売戦略を展開する予定です。

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