「男って勝手で本当に申し訳ないです(笑)」伊藤健太郎が複雑な男心を語る!映画『覚悟はいいかそこの女子。』インタビュー

ガジェット通信

2018/10/11 12:30



椎葉ナナ先生原作のヘタレイケメンが本気の恋に奮闘する姿を描く青春ラブコメディ『覚悟はいいかそこの女子。』が実写化。2018年6月のドラマ放送を経て、10月12日に映画が公開されます。



“超絶イケメン”だけど恋愛経験ゼロの“究極ヘタレ”な主人公・古谷斗和(ふるや とわ)を中川大志さんが演じ、斗和が人生初の恋に落ちる学年一のクールビューティーなヒロイン・三輪美苑(みわ みその)を唐田えりかさんが演じます。

今回は、ドラマ版で恋愛模様も描かれた斗和の親友・新見律(にいみ りつ)役の伊藤健太郎さんにインタビュー。

元々「健太郎」の名前で活動していましたが、今年の6月30日の誕生日に21歳を迎えたことを機に、本名である「伊藤 健太郎」に改名。その経緯や、今回の共演キャストとのエピソード、自身の恋愛傾向などについてもお話を伺いました!

中川大志とは息ぴったり! 4人の撮影現場の裏側とは?



――今回、律を演じる上で意識したことは?

伊藤:
律は純粋な部分もあるし、バカな部分もあって、(斗和を含めた男友達)4人でいるとすごくバカ話で盛り上がっていることが多いんです。そんなときでも、タブレットで1人情報を検索して友達にアドバイスをするような、一歩外から物事を見られる部分があります。でも、自分のことになると内向的になってしまって、積極的に行動できない。僕はそこが律の良さであり、かわいいところでもあると思うので、その差は意識しました。ドラマで想いを寄せる小雨が出てきた場面の律のキョドり方や、喋れなくなってしまう感じは意識して演じました。



――一見おとなしそうに見えて、女性の口説き方などを積極的に調べているという意外なキャラですよね。

伊藤:
あんなに調べているくせに、全然自分には応用できない(笑)。そこが律の良いところなんだろうな、と思います。ドラマ版で、律の最後の告白のところは、もう感情が溢れ出てきたみたいにしたくて。考えて言うというより、その時出てきた言葉を言ってしまう感じを意識しました。台本上では「好きだ」でしたが、「好きです」に変えてもらいました。「好きです。すっごくすっごく好きです」という言葉は、律らしくてとても良いなと思いました。

――ドラマ版ではギターにも挑戦されていましたが、ギターの経験は?

伊藤:
何回かギターを弾く役はあったので、基本的なコードを押さえるくらいはできるのですが、きちんと弾けるようになるまでにはいかなくて。だから、今回のドラマでは撮影の合間に練習をしたり、練習だけの日もありました。

――きちんとギター練習をされたんですね。

伊藤:
ドラマで演奏した曲を一応弾けるようにはなりました。全然上手くはできないですが、コードを押さえるスピードは追いつくようにはしました。でも、僕の音だけで披露するのはまだ難しかったですね。

――ライブシーンの撮影はどうでした?

伊藤:
めちゃくちゃ楽しかったです。俳優のお仕事では、観客がいてギターをかき鳴らすという状況はないので。やってみてバンドってすごく楽しいんだろうなと感じました。何回かライブシーンを撮影しましたが、歓声もあるのでテンションも上がるし、すごく楽しかったですね。



――では、個人的に見て欲しいポイントを教えてください。

伊藤:
律がよく劇中で龍生の頭をペシッてはたいているのですが、それをけっこう研究したんですよ。痛くないけど音が鳴る方法みたいなのを調べて、試して「痛いです!」とか言われながら(笑)。割りと良い音を毎回出しているので、そこの音に注目して見てほしいですね。

――今後、漫才をする芸人さんの役がきても応用がききそうですね。

伊藤:
あはは、それはできると思います。やりたいですね!



――共演された中川さんの印象を教えてください。

伊藤:
僕と似ているところがすごくあるなと思いました。一緒にお芝居をさせてもらっていても、すごく息が合ったというか。2人で同じセリフを同時に言わなきゃいけないシーンがあった時に、合わせていないのに毎回合うんですよ。すごく呼吸が合っていたんですよね。「こんなに合う人いないな」と思うくらい、セリフのタイミングなどがバッチリ合いました。番宣で「見てね!」や作品タイトルを言う時も、ぴったり合いました。

――中川さんと似ていると思う部分や、同じだなと思うことはありましたか?

伊藤:
2人とも車やバイクがすごく好きで、その話で盛り上がりました。

――一緒にドライブに行かれたりは?

伊藤:
まだ行っていないですね。いつか行きたい。2人で話していたのが、2人でお金を出し合ってキャンピングカーを買ってキャンプとか行きたいねって。

――いいですね! 中川さんもアウトドアがお好きだと言っているので。

伊藤:
僕もアウトドアはけっこう好きなので、一緒にいつかキャンプに行けるといいですね。



――劇中では、中川さん、健太郎さん、甲斐翔真さん、若林時英さんの仲良し4人組で行動していますが、撮影現場ではどんな雰囲気だったのでしょう?

伊藤:
みんな歳が近いし、4人で集まると、精神年齢が低くなるんですよ。本当にバカみたいなことで笑っていたり、箸が転がっただけで笑うみたいな勢いで、ずーっと笑っていたなって印象が一番あります。みんなテンションが高かったですね。誰かがメイクしていたら後ろからちょっかいを出したりとか(笑)。

――4人でいると、それぞれどんな立ち位置ですか?

伊藤:
僕と中川くんは基本的にふざけていて、甲斐くんが歌って。

――歌う!?

伊藤:
歌が上手くて、よく音楽を流して歌っていたんですよ。

――歌っているときはみなさんどうされているんですか? それを聴いている?

伊藤:
あんまり聴いてない(笑)。それぞれの好きなことをしているか、笑うか、一緒に歌うか。でも、基本的には1人でよく歌っていました。時英くんは、ひたすらいじられていました。

――それは劇中と一緒ですね。中川さんと健太郎さんがメインで若林さんをいじって、その後ろで甲斐さんが歌っていると。

伊藤:
それ、なんかヤバイ画じゃないですか(笑)。

――けっこうカオスな状況です(笑)。

伊藤:
カオスですよね、いじっていじられて後ろで歌っているって(笑)。

――楽しそうな現場ではありますけどね! 撮影中に面白かったことはありますか?

伊藤:
ドラマ版の中で、「覚悟はいいか、じゃんけんぽん!」と言ってじゃんけんをするシーンがあるんです。あれは僕らが考え出したじゃんけんで、「これは世間で流行るぞ!」って盛り上がっていたんですけど、そんなに流行らなかったっていう(笑)。「放送見た次の日、みんな学校でやるよ!」って言っていたけど、たぶんどこの学校もやってない(笑)!

――映画のタイミングで流行るといいですね。語呂が良いですから。

伊藤:
そうなんですよ。「最初はグー!」も、ドリフターズの志村けんさんが考えたらしいですもんね。最初、志村さんが飲み会でやって、それをテレビでやって世の中に広まっていったらしいです。だからそのテンションで、「覚悟はいいか、じゃんけんぽん!」をやっていけば、何年後かにみんなやっているように……ならないですね(笑)。

女性から壁ドンされた経験あり!!



――今回の作品は少女漫画が原作ですが、キュンとしたシーンや少女漫画らしさを感じた場面はありましたか?

伊藤:
普段あまり少女漫画を読まないので、僕の勝手なイメージで、少女漫画って壁ドンというイメージがあるんです。今回も映画では斗和の壁ドンが炸裂しているので、そこは少女漫画好きからしたらキュンとするポイントなのではないでしょうか(笑)。



――健太郎さんは壁ドンをやってみたいという願望は?

伊藤:
僕はあまり……(笑)。これまで演じた役でも壁ドンをやったことはないですね。別にプライベートでもしたことないですけど(笑)。

――もし、ご自身がそういったシーンに挑戦することになったら緊張すると思いますか?

伊藤:
やるとなったら、恥ずかしいかもしれないです。でも、これまで出演した作品で、相手は男性でしたが、僕が壁ドンをされたことがあって。「すげえ、これが壁ドンか!」と思った経験はありました(笑)。ドラッグクイーンの方に、バンッて壁ドンされてめちゃくちゃ良い匂いがしました。別の作品でも男性にされました(笑)。

――今作では美苑が斗和に対して壁ドンするシーンもあります。女性から壁ドンされるパターンはどうですか?

伊藤:
どうだろうな。だけど、似たようなことをされたことがあって。

――それは女性から?

伊藤:
女性から。でも、それはただ電車が混んでいてされただけなんですけど。揺れた時に相手が体勢を崩して、「あ!」って。僕は満員電車に乗ることが多いので、おじさんや女性から壁ドン風なことをされる状況はよくあるんですよ。そういう時に思うんですけど、女性から壁ドンされると、なんかソワソワするというか、僕はあまり得意じゃないかもしれないです。

――では、逆に女性にされたいキュンシチュエーションみたいなものはありますか? よく女子は男性に後ろからハグされたいとか、頭ポンポンなどが王道ですが。

伊藤:
ハグはいいですね。例えば一緒に住んでいたとして、仕事から帰ってきて玄関のドアをガチャッと開けたら抱きついてきてくれるとか。きっと疲れが吹っ飛びますよね。そういうのはいいなと思います……(笑)。※照れて笑いを吹き出してしまう伊藤さん。

――そんな無邪気な人がタイプなんですね。

伊藤:
そうですね、そういった一面もあるといいなと思います。

恋愛では追いかけたいタイプ





――愛され男子の斗和のように、健太郎さんの周りに実際に愛され男子はいましたか?

伊藤:
後輩に、男女問わずどんな人にも好かれるような子はいました。ただやっぱり、そういう子って恋愛に発展しないんですよね。友だちというか、かわいい!みたいな感じになってしまって。斗和はまた少し違いますけど、その子の場合だと、男から見てもかわいいと思うし、女の子から見てもカッコ可愛いみたいな、マスコットキャラ的な存在になっていたので、恋愛には発展しないのかなと思いました。

――斗和は美苑への想いを諦めずにずっとアタックし続けますが、健太郎さんは諦めないタイプですか?

伊藤:
諦めないですね。振られれば振られるほど向かって行ってしまうかもしれないです。男って本能的に追いたいんでしょうね。だから、どんどん離れていけばいくほど、追いかけたくなっちゃう。かと言って、勝手なんですけど、急に振り向かれちゃうと「おぉ……」みたいになっちゃうし……。男って勝手なんですよね~(笑)。面倒くさいですよね、あんなに迫ってきたのに振り向いたら急にそんな反応なの?って。勝手なんですけど、振られれば振られるほど追っちゃいますね。

――健太郎さんが女性のことを追いたくなる瞬間は?

伊藤:
例えば、2人でごはんに行って、すごく良い雰囲気で「あ、これは向こうもその気があるんじゃないかな?」みたいな感じで終わって、そしたらまたごはんに誘うじゃないですか。それで誘った時に断られたりすると、追いたくなるかもしれないですね。「え、なんで?あんなに良い感じだったのにダメかぁ」みたいな。



――その気があるように見えたのに、引かれると気になっちゃうんですね。

伊藤:
だから、そうなったら、また少し経った頃に「今日どんな感じ?ごはん行こうよ」と誘うと思います。

――じゃあ世の中の女子はあまりガツガツいかずに一歩引いた方がいいですね。

伊藤:
一概には言えないですけど、僕の場合は、あまり急にガツガツ来られるのは苦手かもしれない。本当に勝手なんですよね、男の人って! 本当に申し訳ないです(笑)。そう言いつつ、まったく振り向かれないのも「なんで?」ってなるんですよ。いい塩梅で振り向いてくれたらなって(笑)。

――難しい……。

伊藤:
そうですよね……。友達の話を聞いていても、「わかるわかる、そういうのあるよね。でもさ、それって面倒くさいよ」って話になります(笑)。

――お友達と話していて共感し合うことが多いんですか?

伊藤:
僕の周りには割りとそういうタイプの子が多いです。

――律は恋愛の攻略法を検索してそのデータを参考にしていますが、健太郎さんはそういったデータを気にするタイプ?

伊藤:
いや、気にしないですね。このドラマでああいった恋愛のデータやランキングを初めて見たのですが、「そうなんだ!」と知ったことがすごく多かった。でもデータを見たからといって、それをできるかと言ったら別じゃないですか。ネット上の情報に左右されて作った自分で行っても、たぶん後々上手くいかないと思うし、だったら最初から自分をさらけ出して行って、それを好きになってくれる人じゃないとたぶん続かないと思います。だから、あまり調べたりしないですね。



覚悟を決めた改名……その理由とは?



――6月30日の誕生日を機に改名されましたが、すでにたくさんの作品にも出演されているので、そこからの改名はかなり大きな覚悟が必要だったのではないでしょうか。

伊藤:
覚悟がいりましたね。本当はずっと「健太郎」でやっていきたい、やっていこうと思っていたのですが、名字を付けることも必要だなと感じていて、ずーっと悩んでいたので。

――なぜこのタイミングで改名する覚悟を決めたのか教えてください。

伊藤:
前々から、「名字をつけた方がいいよ」と言われていたし、どこかのタイミングでつけるんだろうなとは思っていたんですけど、あまり付けたくないという気持ちもあったんです。でも、役者をやっていくことに対して、名字をつけることがわかりやすいひとつの意思表示になるとも思っていました。



伊藤:それで、21歳の誕生日を迎えるタイミングで演じていた役が(ドラマ『今日から俺は!!』の)「伊藤」という役名だったんです。実は僕の本名と漢字まで一緒だったので、役に対してとても思い入れも強かったし、そこで伊藤って付けないわけにいかないなとも感じました。21歳の誕生日など、いろいろなタイミングが重なって、名字を付けるなら今だな、と思いました。

僕の中に「役者としてやっていきたい」という思いがあって、そのポイントとして名字を付けることを決断しました。

――では最後に、共演者にここは直して欲しい、もっと意識して欲しいなど、「覚悟して欲しいこと」があれば教えてください。

伊藤:
甲斐くんは歌うのをやめて欲しい。

――え! 撮影の合間にずっと歌われているのは嫌だったんですか(笑)!?

伊藤:
いえ! 嫌じゃなかったんですけど(笑)、もういいんじゃないかなって。もう歌が上手いのはわかったので、カラオケで歌おう!って(笑)。でも、みんな本当に良い人たちばかりなので、もっとダメな部分や弱い部分を見せて欲しいですね。自分を含め、もっと悪いところを見せる覚悟をしてもらえたら嬉しいです。

――いろいろな一面を見せ合える関係になるといいですね! ありがとうございました!

[撮影:野原誠治]

映画『覚悟はいいかそこの女子。』は10月12日より全国ロードショー。

http://www.kakugo-joshi-movie.jp/

動画:中川大志がヘタレ男子に!映画『覚悟はいいかそこの女子。』劇場予告

https://youtu.be/Toh1h1Qkhms

ドラマはBlue-ray&DVD BOXが10月10日に発売・レンタル開始、Netflixでも配信中!

Blue-ray&DVD情報

http://www.vap.co.jp/smart/category/1532594424094/

Netflix配信ページ:

https://www.netflix.com/jp/title/81011928


【伊藤健太郎 出演情報】

ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)10月14日より放送スタート。映画『ういらぶ。』11月9日より公開予定。ドラマ「ルームロンダリング」11月(MBS/TBS)、「LIFE!スペシャル 忍べ!左右ヱ門」12月19日、「アシガールスペシャル」12月24日(共にNHK)放送予定。


―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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