「地球最大のロックバンド」ライブがスゴい!

TABILABO

2018/10/11 15:00


2015年7月、イタリアにある小さな街チェゼーナの熱狂的なフー・ファイターズファンが集結!

街にホンモノを招いてライブしてもらうために、1000人でライブしてアピールしよう、 と集まったことがきっかけでした。結果、『Learn To Fly』を演奏した動画は世界中で話題になったわけですが、1回きりで終わることなく、今も地球最大のロックバンドとして活躍中。

その規模感だけでも圧倒的なので、動画は一見の価値ありです。

1000人でロック!




演奏後に、主催者のファビオさんがその思いを語り「プリーズ!」と合掌し て懇願しながら、みんなでメイク・サム・ノイズするシーンがあります。

彼は「イタリアは経済も不安定でチェゼーナはとても小さな街だから、そんな地元に彼らのような大物ミュージシャンがやってくることなんて一生ないかもしれない」と思っていたそう。なんとかこの夢を実現したかったと説明する姿が情熱的。

その後の展開もドラマチックでした。


「この動画は世界中の多くの人に見られることになると思う。このイベントはたった5人のメンバーを招待するためのもの。フー・ファイターズのメンバーだ。分かると思うけど、僕たちの国では実現することが難しい夢だ。でも、情熱とクリエイティビティがあれば…。

今日ここで起きたことは、とてつもなく大きな奇跡だ。この1年間、早起きしてどうやったら成功するか頭を悩ませてきた。今日、1,000人が集まった。バラバラな土地から来た1,000人のロッカーだ。みんなこの1曲を演奏するために集まった。ぼくたちの願いはこうだ。フー・ファイターズに、ここチェゼーナでライブをして欲しい。みんな、音をくれ!」


このメッセージ、本当にフー・ファイターズへ届いちゃったからスゴい。

デイヴ・グロールから返信が!





「ハロー、チェゼーナ。イタリア語をあんまり話せなくて申し訳ない。なんて美しいビデオなんだろう。めちゃくちゃ美しいよ。本当にありがとう。約束するよ。すぐに会える。愛してるよ。じゃあね」

チェゼーナで夢が実現




1000人ライブを実施してから4ヶ月後の11月3日。フー・ファイターズはチェゼーナに訪れ、このプロジェクトに協力した1000人の熱狂的ファンを招いて3時間のライブを実施。

本当に夢が実現した後、主催者のファビオさんは、ロックが持つ一体感やエネルギーを世界中に届けたい、という思いとともに、その後も活動を継続することにしたそうです。

ミュージシャンがどんどん増えていった




「計画を始めた当時は、イタリア学術研究会議で技術移転に関わるリサーチャーとして働いてた。ロックが大好きで、フー・ファイターズのファンだったんだけど、ぼくの地元に彼らを招聘するのはほぼ不可能なことだったから、ちょっとクレイジーなことをやってみようと思ったことがきっかけでこのプロジェクトを立ち上げた。

トラブルは日常茶飯事で、ジェットコースターに乗ったような気分だった。ハッピーだったし、不安だったけど、夢が実現すると強く信じてたよ。

クラウドファンディングの途中で、フー・ファイターズがチェゼーナの“近くの街”でコンサートするってアナウンスをしたこともあって、そこで諦めるか、そのまま続けるか、迷うこともあったけど、結局止まれなかった。

動画を公開した後、応援してくれるミュージシャンの仲間はどんどん増えて、そのうち彼らを地球最大のロックバンド、Rockin'1000と呼ぶようになった」



2016年7月に行われた、Rockin'1000正式結成後のライブ。チェゼーナでニルヴァーナの『Smells Like Teen Spirit』を演奏した。その後も、AC/DC、デヴィッド・ボウイ、ブラー、ホワイト・ストライプスなどの楽曲をカヴァー。2018年には、コートニー・ラヴとの共演も話題に。

「フー・ファイターズは期待していた通りの人たちだった。デイヴ・グロールやほかのメンバーに会うと、みんな思っていた通りだってすぐに気づくと思うんだ。地に足がついてる感じがして、のんびりしてて、とてもおもしろい人だよね!

ロックは、一体感を感じたり、力が湧くような感覚を覚えたり、自分たちの居場所を感じられたりもするでしょ? だから、ただの音楽である以上に素晴らしいものなんだって思ってる。

その感覚を世界に広めていきたいって思ったよ。だから、世界中でライブをしたい。場所さえあれば、どこへでも行くよ!」

詳しいライブ情報の確認やお問い合わせは、彼らのホームページから。ぜひ日本でも体験してみたい!

Top image: (C) 2015 Mariagrazia Canu

Licensed material used with permission by Mariagrazia Canu

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