賃貸or持ち家? 今の時代、「家選び」で重視すべきポイントは?

TOKYO FM+

2018/10/11 11:40

速水健朗がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス・フライデー」。9月28日(金)放送の「追跡」のコーナーでは、9月23日(日)に開催された「宅建協会presentsクロノス住宅セミナーvol.7」の内容をお届けしました。講師に不動産コンサルタントの牧野知弘さんを迎え、東京会場で実施された「今こそマイホームは、借りるべきか、買うべきか?」のテーマで話を伺いました。


※写真はイメージです

◆マイホームを購入するときのポイントは?
不動産コンサルタントの牧野さんは、マイホームを購入するうえで「“効用”と“投資”のどちらを重視するかを選択するのが重要」だと話します。牧野さんが言う“住む効用”とは、自宅としての住み心地の良さ、その街で暮らしていくうえで得られる楽しさのこと。一方で、マイホームを資産や投資の対象として考えるのであれば、「不動産を買ったときの値段よりも高く売却したり、不動産を運用したりすることを念頭において“家選び”をするのが良い」と説明します。
しかし、牧野さんは「バブル期のように著しく経済成長していた時代でなければ、実際にマンション投資で利益を得るのは難しい」と話します。投資目的で不動産を所有する場合は、「マンションを持って住んでいるだけで、漠然と“値上がりしたらいいな”という気持ちでは甘い」とのこと。「少しでも上がったら、すぐ引っ越しをして……を繰り返して運用するような“本気度”がなければ難しい」と話していました。



“資産としてのマイホーム”について語る牧野さん

◆賃貸住宅のトレンドは……?
現在、日本の空き家は約820万戸と言われています。牧野さんは「一方で、毎年新しい物件が90万~100万戸つくられていて、そのうちの約4割が貸家」と言います。近年、貸家が増えている大きな理由に“高齢化”を挙げ、「高齢者が相続に備え、節税対策のためにアパートを建てるケースが多い」と話していました。

賃貸住宅が増加するなか、トレンドとなっているのが、若いファミリー層向けのアパートやマンション。牧野さんは、「(間取りなどの)バリエーションが増えたことで、人生のステージに応じて住み替えていくことが可能になった」と言います。住居の住み替えが気楽にできれば、収入の減少や健康を害したときなどのリスクに対応できるため、「そのときどきに応じて“効用”の高い家を見つけられるはず」と述べました。

今回のセミナーの主催者である公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会の千振和雄さんも、空き家の増加を実感していると言います。「今から借りるか買おうか考えている方は、中古物件もターゲットにしていただけると思っています」と話し、「昨今は中古マンションのリノベーション、賃貸でもリフォームした既存物件を選ぶ方が増えているのも現実です」と語りました。

【番組概要】
番組名:クロノス
放送日時:毎週月~金曜6:00~8:55
パーソナリティ:中西哲生(月~木)、速水健朗(金)
アシスタント:綿谷エリナ(月~金)
番組Webサイト:http://www.jfn.co.jp/ch/

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