Googleの新スマホ「Pixel 3」、シングルレンズ+AIでiPhone XSより綺麗に撮れるをアピール

かみあぷ速報

2018/10/10 12:15


今日の0時より開催されたGoogleのイベント「Made by Google」にて、同社の新スマホ「Pixel 3/3 XL」が発表されたのですが、そのカメラがある意味すごいんです。

■AI(機械学習)をフル活用したカメラ機能


最近のスマホの傾向として、カメラ機能をアピールすることは多く、HUAWEIはトリプルレンズ搭載のP20 Proを出していますし、Appleもスペシャルイベントではカメラ+機械学習を駆使したスマートHDRをアピールしていました。



そんな中でGoogleが自社端末として発表した最新モデル「Pixel 3」「Pixel 3 XL」の背面カメラは、なんとシングルカメラなんです。



数が多ければいいってものではありませんが、Appleは2つのレンズを駆使してポートレートモードなどの奥行き情報を取ったりしているんですよね。

では、Googleはどうしたかというと、そこはAI(機械学習)で解決という方法をとっているんです。

順番に見ていくと、1つ目は「Top Shot」。これはシャッターを切った瞬間がこんな感じで微妙だった時に…



起動時から裏側で撮影し続けているバースト写真の中から、最適な1枚を選んでくれる機能なんです。シャッターチャンスを逃したとしても、起動時から撮っているのでばっちりなタイミングの一枚をAIが選んでくれるという寸法。



もちろん自分で好きな1枚を選ぶこともできますよ。

お次は「Super Res Zoom」機能。光学ズームがないシングルレンズだと、ズームするには粗くなるのを覚悟でデジタルズームするしかないのですが、Pixel 3はそこもAIによる写真合成で解決。



ギズモードの記事によると、先程のTop Shot同様に複数の写真を撮影しておいて、あとから補完することで拡大しても粗くない写真になるんだとか。しかもシャッター時の手の動きを利用するとかすごすぎ。



シャッターボタンが押される瞬間の手の動きを利用して微妙に角度の違う写真を自動でたくさん撮り、それを分析してデジタルズームに欠けている情報を推測、補完するそうです。
引用元:ギズモード・ジャパン

3つ目は「Night Sight」機能。簡単に言えば、暗いところでもフラッシュ無しで明るく撮れる機能といったところです。



iPhone XSでもスマートHDRで暗いところをうまく処理してくれますが、イベントではiPhone XSで撮った写真と比較して明るく撮れてるでしょ?と比較されていました。



これもAIによる処理によるもので写真を解析して暗い部分を自動的に調整し、明るい写真にしてくれるんです。カメラに頼らずソフトウエア処理で解決してしまう辺り、なかなかすごい。

4つ目は「Motion Auto Focus」。これはもうそのまま、動いている被写体にオートフォーカスを合わせ続けるという機能。



イベントでは動き回る犬の顔にピントを合わせて、それが追従する様子を披露。歩き回る子供の撮影って苦労するんですけど、この機能があれば…。

最後はポートレートモードでの、ボケ(被写界深度)調整。AppleもiPhone XSの発表でアピールしていた機能でしたが、Googleは機能名称もなくさらっと紹介。



背景を白黒にして人物を強調できる「color pop」機能なんてのもあるようです。



一部割愛はしましたがざっとこれが、「Pixel 3」のカメラ機能。イベントでも時間を割いて説明していましたが、まさかシングルカメラでカメラ性能には頼らず、AI(機械学習)をフル活用することでスマホのカメラ戦争に挑んでくるとは思いませんでした。



Googleの手法は言ってしまえばカメラ本来の性能ではなく、ソフトウェア技術によるもので単純にカメラ比較という訳にはいきませんが、ユーザーとしてはそれなりに綺麗な写真が撮れればいい訳で…。

そういう意味ではカメラをいくつも搭載して端末代が高くなるくらいなら、シングルカメラでもソフトウェア的に処理するのもありかなと思いました。

Pixel 3は64GBが95,000円から。11月1日発売予定でドコモとソフトバンクで取扱いされるとのこと。

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