ムダ毛処理の最適解──男の「顔の産毛」はこうケアせよ

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2018/10/10 06:58

ミドルエイジになると産毛が太くなって目立ち始める…男も日常的にケアせよ


産毛とは、顔の周りや首筋などにある薄く柔らかい体毛のこと。多くの男性美容に関わってきた稲見さんは「髪やヒゲを気にかける人は多いが、産毛を気にかける人は少ない」と話す。

「加齢によって顔の産毛が増えることは基本的にありませんが、一定上の年齢になると産毛が太い毛(硬毛)となって目立ち始めます。その代表が耳毛。耳毛はミドルエイジになると生えると思われがちですが、正確には『生える』のではなく、毛が『太くなる』のです。特に額や頬にある太い産毛を放置すると、清潔感に欠ける印象を与えてしまう。そうならないためには、大人の男性も顔の産毛処理を日常的に行ったほうがいいでしょう」(稲見さん、以下同)

産毛の「光脱毛」ならエステサロン、「レーザー脱毛」するなら美容皮膚科へ


産毛のケアは、おもに「エステサロン」か「クリニック」で行うのが一般的だ。

「産毛の脱毛法は一般的なムダ毛処理とほとんど変わりません。『光脱毛』と『レーザー脱毛』の2つが主流です。光脱毛はエステサロンで行われる施術方法で、比較的痛みが少なく金額もリーズナブル。ただし、光脱毛で長期的な減毛を得ることはむずかしく、いずれは元に戻ってしまいます」

一方、レーザー脱毛は光脱毛より費用がかさむが、長期的減毛が得られるメリットがある。

「レーザー脱毛は美容皮膚科などのクリニックで、医療機関でしか扱うことができない医療レーザーを用いて行います。光脱毛に比べて痛みが強くなりますが、長期的減毛(永久脱毛)が可能で、ムダ毛が減った状態をキープできるのが最大のメリットです。クリニックで医療レーザー脱毛をする場合、初回、そして2~3回目で大きく毛量が減ります。これまでのケースを見るかぎり、3カ月から6カ月で脱毛効果を体感できるでしょう」

じつは、これまで医療レーザーは産毛の処理を苦手としていたが、近年は産毛に対しても効果が得られる機械が登場。それに伴い産毛ケアのニーズが高まっているという。

自己流ケアの落とし穴…レーザー脱毛中に自分で抜くと脱毛効果が得られない


もちろん、産毛ケアは自分で行うこともできる。しかし、セルフケアは手軽な反面、シェービングの際には「使うアイテムに注意が必要」と稲見さんは指摘する。

「特に気をつけてほしいのはカミソリです。サロンやクリニックで産毛脱毛をしている期間中に使い古しのカミソリを使うと、肌を痛めて脱毛の施術効果を阻害する恐れがある。シェービングの際には、よく切れる清潔なカミソリ刃を使用することをおすすめします」

自己流による産毛ケアには、カミソリのほかにも注意点があるという。

「レーザー脱毛は『毛根の黒い部分』にレーザー光線を反応させ、毛母細胞を壊すことで脱毛します。しかし、ピンセットや毛抜きなどで産毛引き抜いてしまうと、毛根まで熱を伝える導火線がなくなり、レーザー照射ができなくなってしまう。レーザー脱毛の希望者が毛抜きで自己処理をした場合、できれば毛が再び生えそろう約1カ月後に来院してください」

同じ理由から、レーザー処理を行っている期間も自分で産毛を抜くのは厳禁。毛根がなくなってしまい、レーザー照射の意味がなくなってしまうという。

最後にアドバイザーからひと言


「男性も脱毛するのが当たり前の時代がすぐそこに来ていると感じますが、産毛処理についてはまだ認知度が低いようで、『産毛、野放し状態』の男性をよく見かけます。産毛についても気を抜かず、興味を持って鏡を見ましょう」

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