SNSを駆使して大暴れするZOZO前澤友作社長の狙いは顧客のリアルな情報?

wezzy

2018/10/9 22:05


 2018年4月に女優の剛力彩芽(26)と堂々の交際宣言をしてからは、剛力のインスタにいいねを押したりコメントを残すなどして、これまでよりいっそう<目立ち具合>に拍車がかかっている株式会社ZOZO代表取締役社長である前澤友作氏(42)。先週も剛力のインスタ上で前澤氏vsアンチの白熱バトルがあったが……今度は前澤氏が自身のSNSで自らアンチを煽り一悶着となっている。

きっかけは10月6日の前澤氏のTwitter投稿。

<言うわ。批判したい奴も嘲笑いたい奴もどうぞどうぞ。そんなの屁でもないわ。何言われようが、昔からギリギリの中で自分確立してきて今があるから。お前らがSNSやテレビの中で人のこと馬鹿にしてこそこそ笑ってる間に、俺は進むわ。月へも行くわ。だから、いつまでもそうやって笑ってればいいよ>

前澤氏は同じ内容をインスタグラムにも投稿。ご丁寧にもこの日のストーリーにもアップしているという念の入れようだ。インスタグラムでは現在この投稿に15,000を超えるいいねがつき、コメント数は1346件である。そのコメント欄には「言いたいことどんどん言っていいと思います」「世界で活躍される社長が小さな日本から誕生したことに感動しています」「前澤さんの戦国武将のようなお顔立ちは、成功する人の人相」などおおむね前澤氏に対して好意的で、彼を支持し応援する声が多いよう。一方で、もちろんこの投稿内容に対して苦言めいたコメントも少なくはない。「大きな会社の社長であるのだから、言葉遣いには気を付けるべき」「あなたがお前らと呼びかける人の中にはZOZOの顧客もいるかもしれないんですよ」など批判する文言が並んでいる。まぁたしかに言葉遣いとしては美しくはないだろう。

なお、前澤氏はこの日のインスタではアンケートも実施。その質問内容はこうだ。

1・「前澤さん、あんた一部上場企業の社長で、いい大人なんだから、アンチはスルーしようよ。反応したら負け」
2・「前澤さん、あんた一部上場企業の社長だけど、言いたいことも言えないこんな世の中じゃPOISON、だからもっともっとやれー」

アンケート投稿にはどちらの質問に賛同した人が多かったのかパーセンテージが記されているが、10月9日現在の時点では1のスルー派が28%。2のPOISON派が72%と圧倒的にPOISON派の勝利。筆者が「POISON派ってなに(笑)、反町隆史も突然曲名出されてびっくりじゃないのよ」などと思っていたら、前澤氏、文章の最後にご丁寧にもきちんと#POISON#反町隆史のタグ付けをしていた。

続いて翌日の7日には、こんな投稿をTwitterに。

<いろんなアンチの人いると思うんだけど、匿名とか非公開アカ作って、社会と切り離された安全な場所から、わざと人を傷つけるコメントして、自分の存在価値を確かめようとする人たちいるじゃない。なんか無視できないんだよね。こっちにおいでって思う。抱きしめてあげるから。家族になろうよって>

前日に宣戦布告ともとれるような文言を投下してアンケートまで実施したと思ったら、翌日には「抱きしめてあげる」って……どんだけツンデレなのだ前澤氏。

現在2.4万のいいねがついているこのTwitter投稿だが、むろんアンチたちは直後から大騒ぎだ。「結婚せずに認知だけの人に言われたくない」「自分が家族を作れてないじゃない」「抱きしめてあげる? いらない、うざい」「きもすぎて引く」「目立ちたいための発言としか思えない」などブーイングの嵐となった。先ほどの投稿に続いて前澤氏は<そういう人がSNSでも居場所を失って、ついには犯罪犯したりすることあるじゃない。そんなニュース見るたびに、もっと俺にできることあったのかも、って思う>とひとつ前の投稿の真意とも言えるようなツイートも残している。

アンチの神経を逆なでるようにしてSNS上で大暴れをする前澤氏。だが、実はこれ、よ~く練られた戦略なのではないだろうか。というのも、Twitterやインスタのこれらの投稿の中には前澤氏個人ではなく、株式会社ZOZOが運営するファッション通販サイトZOZOTOWNに関して述べた意見もコメント欄にたくさん見られるからである。

例えば「こういう物の言い方する社長がいる会社だから、ZOZOのカスタマーセンターの人は高飛車な喋り方する人が多いわけだ」「ZOZOスーツを夏に注文しているがまだ届かない」「デニムをオーダーしたけれど、ダメージを注文したわけでもないのに裾がボロボロ。こういう細かいところを先に改善してから言うべき」「スーツを注文して10月初旬の発送予定を楽しみに待っていたのに、いきなり1ヵ月遅延との連絡がきた」など具体的な意見も書き込まれており、中には該当商品の写真をアップしている人も。これはかなり貴重な顧客の<生の声>だと言えるであろう。前澤氏は自身のSNSをチェックすることで、いまZOZOのなにが問題なのかを瞬時に知ることができるというわけである。部下の報告書や会議を待たずして、だ。

一見、むきになって炎上上等の投稿を繰り返しているように見えるが、その実は貴重な生の声をダイレクトに拾い上げる絶好の場所となっている前澤氏のSNS。これはどうやら前澤氏の戦略勝ちだと言えるのかもしれない。もっともリアルな顧客の声を拾った以上は、しっかりと社内で議論して改善すべき点は早急に改善し、より安心して使えるZOZOTOWN作りに活かしてほしいと思うものである。

(エリザベス松本)

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