話題の「月経カップ」女子大生が使ってみてわかった! 体験座談会

fumumu

2018/10/9 19:00


女性にとって生理は「カラダのメンテナンス期間」といわれ、ホルモンバランスにおいても必要な存在。ただ…個人差はあれど、頭痛生理痛などのツラさ、経血量などは「憎きアイツ」的な存在になっている女性も少なくないですよね。

そんな生理中の商品、なにを使用していますか? 多くの女性がコンビニでも手軽に購入できる生理用ナプキンの方が多いのではないでしょうか。

そんな中、ナプキン・タンポンに続く第3の生理用品として”月経カップ”が注目されています。実際に使用しているfumumu編集部員を中心に座談会を開催! 存在も知らなかった女子大生にも使用してもらい、率直な感想を聞いてみました!

■生理用品サードウェーブ「月経カップ」


ローズカップ

通常だと毎月1回、1週間ほど続く生理対策として代表的な商品は、ドラッグストアやコンビニ、スーパーでも豊富に取り扱われている生理用ナプキン。

「生理用ナプキンだけでは不安」という女性は、膣に挿入して使用するタンポンを使用している方もいるのでは? また数年前、肌の弱い人は、ムレやかぶれに悩まされる女性に注目を浴びたのは、オーガニックコットンなど無農薬、無染色で作られた「布ナプキン」も話題になりました。

そんな中、生理用品界で新たな波が訪れ、注目が高まっている「月経カップ」。欧米では様々なメーカーから販売され、主流になっている商品です。医療用シリコンのものが多く、膣内にはめこんだカップに直接経血が溜められるようになっている仕組み。…といっても、日本ではまだ知らない人も多いかもしれません。

■生理について語ろう


今回は、3~4年ほど月経カップを愛用しているfumumu編集部員が、使ったことがないfumumuメンバーの女子大生5名を招集!

ローズカップ

・生理用ナプキン派。月経カップを知らなかった…加賀谷、栞

・生理用ナプキン派。月経カップを知っていたが興味はなかった…千代子、オトセ

・生理用ナプキンとタンポン併用派。月経カップを知っていて興味はある…氷川

■生理用品も生理中の変化もそれぞれ


加賀谷「今日集まってくれたメンバーでは、ほとんどが普段生理用ナプキン派だね。私はタンポンってなんとなく怖くて使用したことがない」

栞「私も生理用ナプキンだけど、タンポンは怖さよりも面倒くさそうだなぁ~って、試したことがないな。周りでもタンポンを使用している子って少ないかも」

加賀谷「氷川ちゃんはタンポンも使用しているけど、使用中の異物感ってないの?」

氷川「最初は違和感あったかも。でも、それ以上に生理用ナプキンのべちゃっとした気持ち悪さがないから快適。でも8時間以上は使用しないようにって書かれてるから、ガッツリ寝たいときは使わないようにしてる」

加賀谷「確かに生理用ナプキン使用中のときの気持ち悪さはあるよね。あと、就寝中とか立ち上がったときの「あっ!」ってときとか、生理用ナプキンだけじゃ不安なときは多いよね」

栞「私は、寝るときはめっちゃ大きいサイズを使ってる。それでもシーツについてるときの絶望感はなんともいえない(笑)」

千代子「わかる。あと、私も普段は生理用ナプキンだけど、生理中はムレるし、めっちゃかぶれる」

オトセ「私は生理用品の悩みとか、重いな~って感覚以外にそれほど悩みがないけど、相当つらい人も多いっていうよね」

氷川「私も今まで酷い経験はなかったけど、2年前くらいから変わった。1日目なんて痛すぎて動けないし、頭痛し眠いし、意味もなく泣きそうになるし」

栞「情緒不安になるよね。自暴自棄になる」

加賀谷「わかる、無意識に小田急線で大泣きしたことある(笑)。それ以外にも不安定になって「あぁ、これがPMS(月経前症候群)か」って」

■国産初の月経カップ「ローズカップ」


ローズカップ

生理は、使用する商品もPMSの苦しさも人それぞれ…。fumumu編集部員は、生理用ナプキンで感じていた、かゆみやかぶれが月経カップで軽減されたひとり。

月経カップは、海外で製造・販売の商品だったため、日本で購入するには、ネットで購入する方法しかありませんでした。

しかし、昨年、日本で製造・販売する、国産初の商品『ローズカップ』が誕生! 今回、販売元の株式会社イマリさんから商品を提供いただき、座談会メンバーの加賀谷さんと千代子さんにも試してもらって、使用感や疑問質問について語ってもらいました。

ローズカップ

編集部「今回、タンポンの使用経験もない加賀谷さんと千代子さんに『ローズカップ』を試してもらったけど、どうだった?」

加賀谷「説明書を読みながらトライしたら、それほど苦戦はしなかったかな。しっかりしたシリコン製だからこそ、最初の違和感はあったかな。もう少し柔らかかったら違和感なかったかも」

オトセ「でも、柔らかかったらそれはそれで、『本当に漏れない?』と不安になりそうだね」

千代子「私は、3日目に12時間くらい装着したけど、『ローズカップ』を挿入するときは、10分くらいお風呂場で格闘してた(笑)。前例がないから『これで合っているのか?』という不安感は残ったから、ナプキンも使用してそのまま寝ました」

栞「同じ挿入系でもスティック型のタンポンより、挿入中の痛みがありそう」

千代子「挿入しているときの痛みはまったく感じなかった。挿入後、ほんの少し痛みを感じる瞬間もあったかな。でも、夜そのまま寝て起きたときには挿入していることも忘れてるくらいだったけど(笑)漏れもまったくなかったな」

加賀谷「笑ったり伸びをしたとき、出てきそうな感覚があった」

千代子「そうそう、くしゃみの時とかお腹に力が入ったときに『抜けちゃわないかな!?』って不安にあるときはあった(笑)」

■「ローズカップ」の使用感は?


ローズカップ

加賀谷「『ローズカップ』は、”日本女性の体型に合わせた、使いやすいサイズ”って書いてあるけど、そもそも外国人女性と日本人女性の膣の大きさって違うものなんですか?」

編集部「『ローズカップ』の公式アドバイザーでもある産婦人科医の宋美玄先生や医療機器に携わる専門家の方たちいわく、外国の女性と日本人女性の膣のサイズは違うみたい。日本人女性のための商品だったから、挿入しやすかったのかもね。反対に『ローズカップ』を取り出すとき、大変さや戸惑ったことは?」

千代子「取り出すのは2分くらいで意外と簡単にできました。でも、爪が長いと取り出しに慣れるまでは痛いかも」

加賀谷「私は奥に入りすぎて一瞬怖かった。挿入したときはもう少し手前にあったはずなのに…」

編集部「宋先生によると、歩いたり座ったり立ったりしている間に骨盤底筋の収縮によって奥に送り込まれてしまうのでは? ってことなんだけど」

加賀谷「そうなんだぁ~。取り出しのとき、下っ腹に力をいれないと下がってこないから、力の入れ方のコツをつかむまでは大変かも」

氷川「掴むときはちゃんとキャッチできるの? 滑ったりしそう」

千代子「ギザギザがあるから指先で触れたら、ちゃんと取り出せるけど、先端が丸だったり三角形だったりすると、もっと掴みやすいかも」

栞「説明書に、煮沸消毒するって書いてあるけど、面倒くさくなかった?」

千代子「新しい商品をはじめて使用するときだけ、水に浸してレンジでチンするだけだから、そんなに面倒くささはなかったかな。使用中とかは水で流すくらいだし、使用後は石鹸で洗って保管で大丈夫」

オトセ「外出時は、手洗い場所が個室の外にあるし、変えるとき大変そう…」

編集部「使用を続けて見つけた外出先での楽な方法は、流せるタイプのウェットティッシュを持っておくこと。取り出して経血を流したらウェットティッシュでカップを拭く。また清潔な状態で挿入できるし、ティッシュもそのまま流せるからおすすめ」

■長時間使用可能とコンパクトだから旅行にオススメ


ローズカップ

編集部「使用してみて、どんな人に使ってほしいと思った?」

加賀谷「はじめてだったから装着時の違和感は否めないけど、挿入後は生理であることは忘れちゃう。長時間もOKだし、旅行には持っていきたい」

栞「旅行のときに生理用品持参は、結構荷物がかさばるもんね。『ローズカップ』とパンティライナー数枚持っていくだけなら、コンパクトでいいかも」

千代子「私は軽く運動したんだけど、ナプキンは安心して動き回れないけど、これは安心感があったし、漏れなかった。あと、私みたく生理用ナプキンでかぶれる人には勧めたい。

オトセ「経血の量によると思うけど、12時間OKっていうのは魅力的だね」

氷川「災害時とかもいいよね。非常用バックに生理用ナプキン一袋入れたらそれだけでかさばったけど、これを入れておくだけで安心かもね。普段から慣れとかないと厳しいけど」

■初期費用は高い!?


ローズカップ

編集部「ちなみに「ローズカップ」の値段は税込みで5,940円です。海外のものもほとんどが同じくらいの金額かな」

栞「えっ、そんなにするんですか!? 正直、高い」

編集部「確かに生理用品の商品としては高い! って思うよね。ただ、生理用ナプキンを毎月購入することと、予期せぬときの購入を考えると、経済的にも優しい」

栞「確かに…生理用ナプキンって毎月出費するものだから、結構しんどいってひとり暮らししてると気付く」

オトセ「生理用ナプキンをいつも持ち歩いているわけじゃないから、突然生理になったときにコンビニで買ったものが、家にたくさんある(笑)」

氷川「コンビニで購入すると割高だし、それをちょこちょこ購入していると、経済的につらい…」

編集部「カップ愛用の私の場合、3年くらいは買い換えてないし、10年以上使用できる。一応サブとしてパンティライナーは購入しているけどライナーは安いし大きな出費にはならないしね」

加賀谷「そう考えると、単純計算で「ローズカップ」を購入したら、1年くらいで元は取れる(笑)」

■日本製ならではの「おもてなし」設計


加賀谷「カップの内側に計量がわかるようなメモリがある!」

ローズカップ

編集部「そうそう、個人的に月経カップを使用して感じたのは、経血量ってこれくらいなんだなぁ~っていう発見があった。多い日に、生理用ナプキンを何度も変えているとものすごい量だと感じていたけど、これくらいなんだぁ~って」

氷川「多い日も人によって違いがあると思うけど、自分の身体のことを知るためにも、経血量を知ることは必要かもね」

栞「経血量にコミット(笑)。数字でわかるってのは楽しいのかな」

オトセ「内側もこぼれにくいようにヒダがついているのは安心感がある」

編集部「着脱時の漏れ防止の「内羽」っていう設計らしい。私が使用していた海外製はこの部分がないから、取り出すときにこぼれちゃうこともあったからこれは助かる。あと、海外製はカップを保管するためのペラペラの袋が付属してるくらいだけど、「ローズカップ」はしっかりした専用ケース、なにげにここにも感動した」

ローズカップ

栞「日本のおもてなし精神を発揮しているわけですね」

加賀谷「カップそのものもそうだけど、やっぱり日本製っていうのは安心できるよね」

オトセ「挿入することに抵抗感があるからな…タンポンへの抵抗がなければやりたいかも」

■欧米では重宝されている


今回の座談会では、タンポン使用者が少ないことが判明しました。欧米では、タンポンも主流のため「膣内に挿入して使用する」商品に抵抗がないことも海外との違いなのかもしれません。

また、初期費用が高いこともちょっと手を出しにくいひとつの要因になっていますが、長期的に見れば経済的。

欧米ではTバックを愛用する女性が多いため、膣内で長時間装着できる月経カップが重宝されている、とも聞いたことがあります。

生理用ナプキンで経血が肌に触れる不快さや、かぶれやかゆみに悩む女性には、身体の中で直接経血をためる月経カップはおすすめです。

・合わせて読みたい→生理なら「会う意味なし」と思っている彼の最悪な行動

(文/fumumu編集部)

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