未来の温暖化対策に。水で冷やすエアコンや熱反射フィルムの新技術に期待大

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Image: Doraemonz32/Shutterstock.com

いずれも自然現象を有効活用します。

この夏はとにかく酷暑でしたね。ヨーロッパでは森が枯れてしまい、カナダでは大規模な山火事が発生。現地では健康に悪影響を与えるほどの煙のせいで、人々は真っ暗な朝を迎え、煙害はイギリスにも及ぶまでになりました。

アルバータ大学のマイク・フラニガン教授など山火事専門家は「原因は人間の環境破壊による気候変動」と考えているほど深刻視しています。二酸化炭素の排出は深刻であり、また夏に稼働させるエアコンの室外機からの熱気も、外の暑さを倍増させる手助けをしています。

そんなエアコンの熱をどうにか抑えようと、世界ではさまざまな研究が行なわれています。Bloombergは、2組の研究者たちをピックアップし、紹介する動画をアップ。ひとりはたった1Lの水で動く低電力エアコンを作るシンガポール国立大学のアーネスト・チュア博士。もうひとりは、カリフォルニア州で熱を反射させる特殊フィルムを作るSkyCool Systemsのイーライ・ゴールドステインさんです。



エアコンの歴史はそろそろ100年を迎えるそう。アジア諸国の超過密住宅地ともなれば、何千台のエアコンが一気に使われているわけです。消費エネルギーや排熱が膨大なのは明白。さらにこのすべてが改善されれば

チュア博士が考えた1Lの水で20時間動くエアコンは、濡れた膜から水蒸気と共に熱を排出(気化熱を利用?)する仕組み。従来のエアコンより電力使用が30%少なく、さらには電気代も30%安くなるそう。

また、SkyCool Systemsが作った多重構造フィルムは、水も電気も使わずただ平面にピタっと貼るだけ。メカニズムは自然現象を利用して、地上に降り注ぐ熱や紫外線を空に反射させてやるだけです。その効果は20%のエネルギー削減になり、電気が通っていない土地でも活用が期待されます。

これ以上の熱中症や山火事を増やさないためにも、どんどん実用化と普及してくれるといいんですが。

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Source: YouTube, NUS, SkyCool Systems

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