なぜ…ホワイトタイガーにかまれ飼育員死亡 3連休最終日の悲劇

 鹿児島市平川町の鹿児島市平川動物公園で8日、飼育員の古庄晃さん(40)がホワイトタイガーに襲われた。市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。一般客にケガはなかった。

 絶好の行楽日和となった3連休最終日。家族連れでにぎわっていた動物公園で悲劇が起こった。

 鹿児島市消防局によると、同日午後5時すぎ、同園から「男性職員がホワイトタイガーに襲われ、意識がない」と119番通報があった。消防が駆けつけたところ、ホワイトタイガーの担当職員だった古庄さんが展示用のおりの中で、首から血を流して倒れていた。首をかまれたとみられ、午後5時の閉園後に別の職員が気付いたという。消防が到着した際には、ホワイトタイガーは麻酔銃で眠っている状態だった。

 ホワイトタイガーはトラの白変種。同園では2011年5月に中国から雄雌2頭が来園、同11月には九州地方で初めてとなる2頭の赤ちゃんが誕生しており、現在は計4頭を飼育している。どの個体が職員を襲ったのかは明らかになっていない。

 鹿児島市のホームページなどによると、平川動物公園は1972年に開園。広さ31・4万平方メートルあり、141種967点を飼育(3月末現在)しており、コアラの飼育頭数は国内有数を誇る。敷地内には遊園地を併設している。きょう9日も開園の予定。

 飼育員がトラに襲われた例としては、京都市動物園で2008年6月、40歳の男性職員が150キロのアムールトラ(11歳、雄)に襲われ死亡している。

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