汚キッチンには「腐ったザクロ」!?……汚部屋30女の“モノだらけ”キッチンを断捨離!


 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋"を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩003-5】「腐ったザクロ」と「モノ」に溢れる汚キッチンを清掃!(Eさん・32歳)


 前回に続き、第3回目のクライアント・東京都世田谷区の2DKに住むEさん(32歳)のお部屋です。

今回は、キッチンのシンクとコンロ周りを片付けます。前回のリビングと同じようにモノが散らかり、混沌としています。

モノの量が収納スペースより多いと、こうなります。

腐ったザクロは「ムダの象徴」


 キッチンの隅に落ちていたザクロです。

筆者自身も気づかぬまま「ドロ~ッ」とした感触に触れ、はじめて腐ったザクロだと知りました。おまけに、ガラスの器には腐敗汁がこびりついています。

キッチン全体が悪化していると、負の侵食に気づくのも遅くなります。

片付けられない「負のループ」を断ち切る!


 「扉を開けて、元に戻す」といった動作が面倒になると、モノの管理ができず、やがて「食品が腐る」「モノを落として壊す」「同じモノを何度も買う」はめになります。

次に「探しモノをする」「料理をする前に、モノをどける」といった、時間のロスが出てきます。

モノがあふれ、管理ができず、時間が足りなくなって、ますます悪化していく……。この「負のループ」を断ち切って、「ムダのない生活」に戻しましょう!

まずは、キッチンシンクの上に置かれているモノすべてを床に並べて、Eさんに選別してもらいます。

その間、ガスコンロ、電子レンジ皿、鍋などにこびりついた汚れを「オキシ漬け」(前回記事)で、漬け置きしておきましょう。アメリカ製のオキシクリーンなら、あらゆる汚れに対応できます。特にステンレスをピカピカにするパワーは感動ものです!

電子レンジの下には「食品用ラップ」


 冷蔵庫の上にあった電子レンジを開けると、内部や周辺に食品カスが散らかっていました。

筆者オススメの掃除シート・KIRKLANDのハウスホールドワイプなら、たった1枚でキレイに落とせます。

食品カスや汚れを落としたあとは、電子レンジの下に食品用ラップを敷きましょう。このひと手間で、今後の掃除が楽になります。

ガスコンロ周りには「アルミシート」


 ガスコンロ周りの油汚れも、「オキシ漬け」と掃除シートでキレイにしました。

キレイになったら、アルミシートを二重に敷きます。吹きこぼれたら取り替えて、1枚の掃除シートで拭くだけ。たった、2アクションで清潔なキッチンを維持できます。

Eさん含め、これまで見てきたクライアントの多くは「何度やっても片付かない」と言います。

「何度やっても片付かない」のは、「モノを移動しているだけ」だから。

「片付け」とは、使ったモノを元の場所に戻すことを指します。ドラマなどでヤクザの親分が「カタをつける」というように、「邪魔なモノを取り除く」という意味も含みます。つまり、元に戻す。決着をつける。解決をする。取り除く。などです。

でも、戻す場所がない。捨てる気もないなら、ただの「移動」です。

「モノの住所」は空中に設置!


 シンク上にあるモノを、片付ける(処分する、モノの住所を決める)ことで、かなりスッキリしました。

モノを平面に置くと、どかす手間が生まれてしまうので「吊り下げ収納」を意識しましょう。

写真中央に見える、プラスチック製の白いまな板は、フックで吊り下げています。食器カゴは持たずに、青い水切りマットを設置しました。マットのような軽めのアイテムなら、使わない時に吊り下げ収納ができます。

「シンクにモノを直置きしない」を徹底すれば、調理と片付けが簡単になります。あとは、いつでも水滴を拭えるように、100均のマイクロファイバータオルを用意すればOKです!

Eさんのキッチンはタイル貼りなので、吸盤フックで「吊り下げ収納」を作りました。ガスコンロ周りにはマグネットフックが付くので、調理グッズも引っ掛けることができます。

もう一度、片付ける前の写真と見比べてみましょう。

「平面には何も置かない」とルールを決めて片付けると、写真のようにスッキリした印象に変わります。もちろん、冷蔵庫や戸棚の”平面”も同じです。

戸棚のフックに吊るされていた大量すぎるレジ袋は、別の場所に収納し、定数管理にしました。

写真中央の大きな折りたたみ式椅子は、不安定で倒れやすいため処分しました。ニトリの踏み台 スタディ ホワイト(925円/税抜)に変えて、冷蔵庫脇へ折りたたみスタンバイです。

次回は、お酒があり過ぎる、キッチンの扉内を整理します!

――「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」は毎週月曜更新です。次回をお楽しみに!

<プロフィール>
ito maki
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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