大江千里 25年ぶり母校・関学大凱旋でしみじみ「ちょっと泣いてる」

 ミュージシャンの大江千里(58)が8日、母校・関西学院大(兵庫県西宮市)でデビュー35周年記念ピアノライブを行った。93年に10周年ライブを同大の中央芝生で開いて以来25年ぶりの凱旋(がいせん)。「帰ってまいりました!」と満面の笑顔をみせた。

 発売中の最新アルバム「Boys&Girls」のツアーを前に、「自分の心のふるさとに戻る意味で、関学でライブをやろうとなった」と開催の経緯を説明。関学大4年生だった83年、シンガー・ソングライターとしてデビューしたが、「あれから35年…ちょっとにわかに信じがたい。虫がいいですけどまだ3、4年しか経ってない気すらする」と言って、笑わせた。

 MCでは、同大での思い出なども多数飛び出した。受験を決めたのは、「駅から坂を上がると時計台が見えてくる景色に、ひと目ボレ、胸キュン!そのまま梅田の紀伊國屋で、関学の赤本を買って帰った」と明かした。

 10年前に米ニューヨークに移住し、現在はジャズ・ピアニストとして活動する。今回はジャズアレンジしたヒット曲「格好悪いふられ方」「ありがとう」などをピアノ1本で披露。ホール内に美しく豊かな音が響き渡った。「こんなコンサート初めて。ちょっと泣いてる…なんかウルっていうのと楽しい気持ちが一緒になってて。ああ…残りの人生こういう瞬間が多い方がいいなあ」と、しみじみつぶやいていた。

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