タッキー異例の「週刊新潮」インタビューの裏にメリー副社長の意向!? 対立報道に激怒し後継者問題を全否定させ…

リテラ

2018/10/8 15:00


 9月29日発売の「週刊新潮」(新潮社)10月4日号に意外な人物のインタビューが掲載された。〈電撃引退の真意とは…『滝沢秀明』大いに語る〉と題された滝沢秀明のインタビューだ。

その内容は、しかし妙なものだった。たとえば、「将来、ジャニー社長の後に、滝沢がジャニーズ事務所社長に就任するのでは?」との報道があると問われた滝沢は〈それは絶対にないです。全くない。断言できます。経営陣に入るつもりもない〉と全否定したうえで、事務所の後継者問題をこう話している。

〈そもそも僕は経営が出来ませんから、そこは、ジュリーさんがやっていかれるんだろうと思います。「後継者」とは、社長になるということではなく、ジャニーさんの思いややり方を引き継ぐ、という意味ですが、言葉って一人歩きするものですよね〉

藤島ジュリー景子副社長の名前をわざわざ挙げて、自身は社長にはならない、経営に関わるつもりはないと明言した滝沢だが、一部で指摘されているジュリー副社長との確執についても、こんなエピソードを紹介し、一笑に付したのだ。

〈僕は毎日、ジュリーさんと連絡をとっていますよ(笑)。今朝も話しました。自分の(出演予定の)ドラマのことも、今後のプランニングの相談も、もちろんジュリーさんや皆と協力してやらないと何も出来ないので、連絡取り合っていますよ。
 今回の結論も、ジャニーさんの後、すぐにジュリーさんに伝えたんです。〉

何度もジュリー副社長の名前を出しながら答える滝沢。さらに事務所や所属タレントたちが、いかに一致団結しているか、滝沢はこんなジャニーズの先輩たちとのエピソードを披露した。

〈実は、今回の発表で、一番最初に心配して連絡をくださったのは、中居くんなんです。〉〈マッチさんも、東山さんからも、すぐに連絡をいただきましたよ。〉〈木村(拓哉)くんからも会社を通じて連絡ありました〉

キムタクからだけはなぜか「会社を通じて」らしいが、ともあれ滝沢の口から出てきたのは、滝沢の芸能界引退で指摘されてきた後継者問題やジャニーズ事務所内の路線対立をことごとく否定し、覆そうとするものだったのだ。さらに言えば、ジャニー喜多川社長の“後継者”として突如芸能界引退を発表し各方面に衝撃を与えたそんな渦中の人物が、しかも現時点では現役のジャニーズアイドルが、自身の引退の“真意”を語るために週刊誌のインタビューに応じることじたい異例と言っていい。

だがやはり、そこにはある“事情”があったらしい。

「この企画は、ジュリーさんの母親であるメリー喜多川副社長の意向でねじ込まれたもののようです。メリー副社長はSMAP独立騒動勃発直後の2016年1月にも、「週刊新潮」に自身の都合のいい言い分をインタビューさせたことがある関係ですからね」(「週刊新潮」関係者)

もちろんその背景には本サイトが以前から報じているジャニーズ事務所内の対立構造がある。それがジャニー社長とジュリー副社長の確執だ。

ジャニーズ事務所は今年7月、20年ぶりに本社ビルを移転。港区に購入した自社ビルで、関連会社も全て集約。社員食堂もつくり同時期に会社のホームページやロゴも刷新。ジュリー独裁体制への移行準備を着々と進めている。だが、このビルにジャニー社長は入っていない。渋谷区に購入した別のビルに事務所を構え、ジュリー氏とは会おうともしないという。

●滝沢引退・後継者宣言の裏に、ジャニー・タッキーVSメリー・ジュリーの派閥抗争

「もともと、ジャニーさんはジュリーさんのことを全く評価していない。ジュニアへの愛情が深く、タレントを育てることと良質のエンタテインメントを作ることだけを考えているジャニーさんに対して、ジュリーさんはクリエイティビティもないし、金儲け主義で、タレントを育てようという意識が薄い。だから、ジャニーさんは、むしろSMAPのマネージャーだった飯島(三智)さんのことを評価して、ある時期から自分のかわいがっているグループを飯島さんに預けるようになった。それが、ジュリーさんと母親のメリーさんの怒りを買い、飯島さんは追い出されることになったわけです。そういう意味で、SMAP騒動の本質は、ジャニーVSジュリーだったんです」(ジャニーズ事務所関係者)

このとき、ジャニー社長は結局、メリー氏にさからえず、飯島氏を見捨ててしまったが、ジャニーVSジュリーの対立構図はその後も続いている。それどころか、SMAP騒動後、ジュリー副社長がメリー氏から実権を引き継ぎ、ジャニー氏とは真逆の路線をどんどんエスカレートさせていったため、ジャニー氏の不満は極限まで達していたという。

今回の滝沢の引退、後継発表はこうした構図の延長線上で起きたことだ。滝沢は人望があり、政治力もある。一部所属タレントの間からも「タッキーがジャニーさんの後継になれば、自分たちの扱いも変わるはず」と歓迎の声もあがっているという。

だが、この流れに反発の姿勢を示したのがメリー氏とその娘のジュリー副社長だった。
「メリーさんとジュリーさんはとにかくジャニーズは藤島家のもので、他人には指一本さわらせたくないという考えですからね。滝沢が後継なんて許すはずがない。実際、ジャニーさんの考えを知って、ジュリー・メリーサイドが相当巻き返しを図ったと聞いています」(スポーツ紙担当記者)

そして、今回の滝沢インタビューもその巻き返しの一環としてメリー副社長の意向でねじこまれたものだったのだ。しかも、もうひとつメリー副社長の逆鱗に触れたことがあったという。それが前週発売の「週刊文春」(文藝春秋)9月27日号のジャニーズ事務所に関する〈滝沢&ジャニー社長vs.メリー&ジュリー母娘“最終戦争”〉と題された特集記事に関してだ。

●タッキーVSジュリー対立報道にメリー副社長が激怒!もっとも逆鱗にふれた部分とは…

「この記事は滝沢の引退とジャニー社長の後継問題についての記事ですが、そこにはタイトルにあるようなジャニーズ事務所内部の路線対立や、滝沢とメリーの娘である藤島ジュリー景子の険悪な関係などが詳細に記されています。そこには〈ジュリーさんが管轄する主流派とは別に、“滝沢派”が形成〉〈現場であっても二人はお互いに目を合わせようとせず、滝沢さんは『何、アイツ』などと嫌悪感を露わにしていた〉など2人の対立の詳細も書かれています。なかでもメリーさんが激怒したのが、タイトルの名前の順番らしい。自分たちではなく、滝沢のほうがなぜ先なのかと激怒。そして滝沢にインタビューに応じさせ、後継問題や事務所内の対立など否定させることになったのです」(ジャニーズ事務所に詳しい関係者)

こうしたメリー・ジュリー母娘の巻き返しは、9月13日に発表されたコメントにも表れていた。滝沢のコメントには「ジャニー社長の~意思を継ぎ」と、自らが後継者であることの表明があったが、ジャニー社長が発表したコメントは、「滝沢秀明は~手伝ってくれる」という表現で、微妙にトーンが違っているからだ。

さらに、同日、ジャニーズ事務所のHPに発表した社長メッセージには、今回の一件と関係なく、唐突にこんな記述が出てくる。

〈経営面では藤島ジュリーが日々精進しておりますので、私は一途にプロデユーサーとしての位置をKeepし、数多くの創作活動を続けることが出来ております。〉

「実は当初、ジャニーさんはもっと明確に、滝沢を後継指名するコメントを出すつもりだった。ところがそれを途中で、トーンダウンせざるをえなくなったんじゃないか、といわれているんです。ジュリーさんを認めるような言葉も配慮のために加えることになったんじゃないか、と」(スポーツ紙担当記者)

明らかなトーンダウンだが、今回の滝沢インタビューといい、ジャニー社長は結局、姉のメリー喜多川副社長にさからえなかったという飯島三智氏追放劇での構図が、滝沢後継者問題でも再現されてしまっているということだろう。

メリー・ジュリー母娘の巻き返しの一貫だった滝沢の異例のインタビュー。全てを否定させられた形の滝沢だが、こうした状況の中で、どうやってジャニー社長の意思を継いでいくのか。今後も注視が必要だ。
(時田章弘)

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