人気講談師が感じた“オペラ”と“落語会”の客の違いとは?

TOKYO FM+

2018/10/8 14:00

鈴木おさむと小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの新番組「AWESOME RADIO SHOW.」。10月5日(金)の生放送では、人気講談師・神田松之丞さんが登場。「独演会のチケットが取れない」と話題の神田さんに「講談」と「落語」の違いを教わりました。



鈴木:なぜ講談師という道を選んだのですか?

神田:生意気をいうと、伸びしろがあるジャンルだと思ったんです。演出次第では爆発的に受け入れられるという確信はありました。

鈴木:講談と落語の違いは?

神田:一応、フィクションかどうかで区別をしています。講談がノンフィクションで落語がフィクション。ただ、講談もほとんど“ウソ”なんですよ。「赤垣源蔵・徳利の別れ」という忠臣蔵の話が顕著で、討ち入り前日に(源蔵が)兄へ別れを告げに訪ねるという話ですが、まず赤垣源蔵に兄がいないという。赤垣源蔵という人物は実在していますが、かなり脚色しています。

鈴木:講談というものは、基本的に全て歴史的な話がある?

神田:はい。もともとのお話があり、後は講談師が自由自在に脚色する。面白いですよね。伝統芸能を時代に合わせて変えて、後世につないでいく。新作もあります。競馬の話を作ってくれ、とのオファーもありますし。

鈴木:講談の定義はないんですか? 歴史がかかっていないといけないとか。

神田:講談師がやるものは全て講談だと僕は思います。

鈴木:では、講談師と落語家のしゃべりの違いは?

神田:講談はト書きのナレーション、落語は会話ですよね。もちろん例外はありますが。よく講談と落語の違いを聞かれますが、「メロンとスイカの味の違い。食べればわかる」としか言いようがない。言葉にしにくいので、もどかしいですよね。寄席に来て聴いてみてください、としか。

鈴木:これから挑戦したいことは?

神田:最近、オペラと一緒にやる機会が多いんですよ。私の講談が1部、オペラが2部という構成で同じ演目をやる。今度はある有名な古典で挑戦したいと思っています。

鈴木:面白そう。

神田:オペラのお客さんって、絶対に携帯電話の音を鳴らさないからいい。最近、徳の高いお客さんの前でやりたいんです(笑)。オペラはスタッフも質がいい。照明もしっかりしているし。落語会だと、鼻をかんでるやつとかいる。「お前、なんで今なんだよ」って。

鈴木:まあ、1人のお客さんで台なしになることもありますからね。以前ある落語会に行ったら、1番前に座っているお客さんが録音していて、電池残量の低下を知らせる「ピッピッ」って音がずっと鳴っていた。それで全部ダメになる。

神田:僕みたいな下っ端ならいいんですけどね。立川志の輔師匠とかのときにも……。

鈴木:わかる。咳をしたいのも分かるけど。我慢するのもね(笑)。みんなで作っているわけだから。

神田:これ、あんまり言い過ぎると印象悪いですよね(笑)。あいつ、悪口言っていたぞって。

鈴木:ハハハ!

次回10月12日(金)は、女優の真野恵里菜さん、チャット小説アプリ「Balloon」を運営する株式会社FOWDの久保田涼矢社長、「Yahoo!アカデミア」学長の伊藤羊一さんが登場します。お楽しみに!


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<番組概要>
番組名:AWESOME RADIO SHOW.
放送日時 :毎週金曜12:00~14:00
パーソナリティ:鈴木おさむ、小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/awesome/

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