「日本女性が海外でモテる」はカン違い?路上ナンパ、本当の意味は…

女子SPA!

2018/10/8 08:47



誰が言ったか知らないが、もはや定説のようになっている「日本女性が海外でモテる説」。「大人しくて優しい日本女性は外国人男性に人気」なんてもっともらしい理由と共に、メディアで伝えられていますよね。

実際、旅先で現地の男性に声をかけられた方も多いのではないでしょうか。日本では地を這う虫けらのごとく生きている筆者(三十路)でさえ、世界一周中は男性に誘われることもしばしば。

良い気になって「日本の男はクソ! 外国人最高! やっぱり日本女性は海外でモテる!」と浮かれてしまったそこのあなた(と私)。どうやらこれ、モテているわけではないようなのです……。

◆路上での声掛けは「モテ」じゃなく「セクハラ

一昔前の海外ドラマによくある、男性が街行く良い女に向かって口笛吹くシーン。そんな状況は金髪爆乳美女にしか訪れないと思っていたら、ニューヨークで工事現場のマッチョメンに口笛を吹かれるというミラクルが筆者にも起こりました。

「周りを見渡しても女は私だけ! 勘違いじゃない! 私ニューヨークでモテた!」と喜んだのも束の間、実はコレ、欧米で社会問題になっている「キャットコーリング」というセクハラ行為だったのです。

会話が成立するナンパとは違い、「キャットコーリング」は見ず知らずの女性に対して一方的に声を掛けたり、卑猥な言葉を浴びせたりする失礼行為=セクハラ。日本では余り見かけない光景なので「声をかけられた=モテた」と勘違いしてしまいそうですが、日常的に声をかけられている欧米の女性からすると、「立場を軽んじられた」「性的な目で見られた」と感じ、不快極まりないそうです。

セクハラと気づかず、無視せず怒らず、笑顔まで向けてしまう日本女性は、格好のターゲットになっているのだとか。

◆これってナンパ? それともセクハラ?

そうは言われても、ナンパとセクハラの線引きも曖昧(あいまい)で、そもそも男性に声をかけられ慣れていない日本女性には区別がつきません。という事で、ナンパ多発地帯ラテン語圏で筆者が体験した事例を基に、ナンパかセクハラかを検証してみましょう!

1)イタリアにてハゲ気味のお兄さんに「美味しいコーヒーをご馳走させて欲しい」と言われる。これはナンパ。

2)メキシコのバスでおじさんに「遺跡を案内してあげよう」と言われる。これはナンパ心が見え隠れする親切。

3)スペインのヌーディスト多めビーチで全裸のイケメンにウィンクされる。これは嬉しいサプライズ。

ダメだ、ラテン男性は参考にならない……女性に対する好意が溢れている上に、ノリが明るいから嫌悪感を抱きにくい! 全部ハッピーなナンパに見えてしまいます。

◆セクハラを通り越してもはや犯罪な例も

では、浮ついたラテン男子と一線を画す、ムスリム男性はどうでしょう。不倫した女性が終身刑になる国もあるほど、イスラム教徒の間では女性の貞節が重んじられていますが……

1)エジプトのホテルで清掃員に襲われかける。セクハラと言うか犯罪。

2)イスラエルのアラブ人地区の教会で男児に乳を触られる。セクハラと神への冒涜。

3)ドイツでトルコ人バス運転手に「今夜うちに来い」と言われる。セクハラど真ん中。

ラテン男子より酷い!(笑)あくまで筆者の体験談によるものなので一概には言えませんが、ムスリム男子の中には「イスラム教徒ではない女=結婚しないでもヤレる女」と誤解している人が少なからずいます。加えて、女子への対応が不慣れなせいか言動が直接的で顔がマジ! せめて明るく言ってくれれば……。

笑って許せるナンパか不快なセクハラか、結局は声をかけて来た男性次第な気もしますが(笑)日本女性の大人しい態度がセクハラを助長させ、危機感の無さがお持ち帰り含めたナンパを成功させているのもまた事実。

日本女性の皆さん、異国の地で浮かれる気持ちは分かりますが、一旦立ち止まって己の身を案じることも忘れずに!

<文/まきこんてぃ>

【まきこんてぃ】

三十路で世界一周一人旅を経験した、なんちゃって港区OL。自由気ままな独身生活と、世間体との間で揺れ動くナイーブなお年頃。世界一周を記録したブログ「世界の国からこんにちは。」公開中。

あなたにおすすめ