安藤サクラ主演「まんぷく」の世界観を際立たせる衣装のこだわりに迫る!

ザテレビジョン

2018/10/8 06:00

10月1日から放送が始まった連続テレビ小説「まんぷく」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。

福田靖の脚本による、福子(安藤サクラ)とその夫・萬平(長谷川博己)の成功物語で、インスタントラーメンを生み出した実業家である安藤百福氏と妻・仁子氏の半生をモデルに、戦前から高度経済成長期にかけての激動の時代を舞台に、たくましく生きる夫婦の姿を描いている。

今井家の家族愛に包まれる福子の明るさと一生懸命さに笑顔をもらい、頼りなさそうながら紳士的でかわいらしい一面も見せる萬平の不器用さに心をときめかされた第1週。

勢いのまま萬平から告白された福子の反応が気になる展開に、SNSでも「福ちゃんも萬平さんもかわいい…」「昭和時代の少女漫画を思い出す!」「来週の展開が気になる~!」などと話題に。

また、福子が身にまとう色鮮やかでかわいらしいデザインのワンピースなどにも注目が集まった。

昭和初期の服を見事に表現し、物語にさらに引き込む衣装の秘密に迫るべく、映像デザイン・伴内絵里子氏にインタビューを行い、衣装のポイントやこだわりなどを聞いた。

■ ちょっとした色味の違いで時代感が出るので、色の組み合わせやトーンは特にこだわっています。

――福子の衣装のポイントを教えてください。

物語冒頭(昭和初期)の福子の外出用の衣装は、当時の流行である「ワンピース」が多いです。

当時はまだ既製品がないので、服はすべて「手作り」です。福子の衣装も一から作った手作りの物か、古着屋で見つけた当時の服をアレンジして使っています。

福子の家庭はあまり裕福ではないので、服の数は最低限。カーディガンを羽織るなどして、通年着られるようなものにしています。福子の服は、母親の鈴(松坂慶子)や長女の咲(内田有紀)が作ってあげたものです。

決して豪華ではないけれど、襟や袖口、ボタンなど細部までこだわって作成しました。鈴や咲の福子への愛情が込められた服です。

さらに特徴的なのは「色」です。福子の衣装の多くは「常盤色」と「蒲色」いう日本の色をベースに揃えました。日本独特の色の組み合わせを用い、鮮やかで品のある配色を意識しました。

これらの配色は昭和初期のポスターやマッチ箱などにもよく使われています。ちょっとした色味の違いで時代感が出るので、色の組み合わせやトーンは特にこだわっています。

――衣装を決めていく中で、安藤さんや監督と相談して決めたことなどはありますか?

まず美術チームで、台本や監督の話をもとに、「キャラクターのイメージシート」を作りました。それをたたき台にして、安藤さんや監督と「福子」というキャラクターについて、アイディアを出し合い、細かくすり合わせていきました。

その中でも特に悩んだのは「髪形」です。安藤さんは、髪形によって印象が大きく変わります。実際に何パターンも試した結果、おっとりと柔らかい印象のおかっぱ頭にしました。

■ 色鮮やかなものから段々と年相応の色使いになっていくよう心掛けています

――18歳の福子から、どんどん大人の女性になっていく中で、衣装で年月の経過をどのように表現していますか?

18歳から描かれる本作品では福子の色味を大事にし、色鮮やかなものから段々と年相応の色使いになっていくよう心掛けています。

服装の形は時代の流れとともに変わっていくので、戦争中や戦後は動きに制限がある「ワンピース」ではなく、ウエスト部分で分かれたシャツとスカート姿、そしてシャツとモンペ姿に変化していきます。

そんな時代の中でも「福子らしさ」を大事にするために「色」でキャラクターの統一感を出しています。今後も変化していく福子を楽しんでいただければ幸いです。

――とてもかわいくて色がきれいなものが多いですが、視聴者がマネをするなら、「ここがポイント!」というところがあれば教えてください。また、「ここに注目してほしい!」というところがあれば教えてください。

おっしゃる通り「色」には特にこだわっています。当時は色の組み合わせ方も大胆なものが多いので、「こんな組み合わせもありなんだ!」と楽しんで頂けたらうれしいです。また「オーダーメイド」時代ならではの、「よい物を、長く使う」というファッションの楽しみ方は、私もマネしてみたいなと思います。

既製品にはなかなかない、個性的な細部のデザインがとてもすてきです。例えば、福子の常磐色のワンピースは、よく見ると花模様の編み込みの生地になっていて、透けた部分から中のペチコートの色が見えます。

袖口や裾は、編み込みの生地に合わせてジグザグにカットされています。蒲色のワンピースは、ウエストベルトの上と下で、生地を回転させています。

他にも一番上のボタンだけ、別素材になっているなど、ちょっとした工夫がとてもおしゃれです。

■ 第2週(10月8日[月]~13日[土])あらすじ

福子は突然、萬平に結婚を前提にした交際を申し込まれるが、すぐにその場で撤回され、混乱の日々を送ることに。

一方、長女の咲(内田)が肺結核にかかってしまい、福子達家族は、看病に明け暮れる。萬平も福子の力になろうと奔走する。

自分の将来のことを何も考えられない福子だったが、咲の夫(大谷亮平)に背中を押され、あらためて自分の思いを伝えるため、萬平のもとを訪れる。(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/164213/

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