40代でセックスレスになった人たちの共通点

日刊SPA!

2018/10/7 15:50



50代の男性会社員を対象としたアンケート「負け組3000人の共通点」では、「自分は人生の負け組である」と考えている50代男性の三大共通点が「低収入」「低所得」「低貯蓄」であることが明らかになった。一方で、性生活においても「人生の敗北感」を生み出している要因は存在するのではないか……そんな仮定のもとに、40代当時の性生活に関するアンケートの回答を分析していったところ、ある共通点が編集部の目をひいた。それは「回数が著しく少ない」ということだ。

◆「40代でセックスレス」の実情

負け組50代男性3000人へのアンケート結果によると、負け組50代の実に3割が、40代の時点ですでにセックスレス、アーリーリタイアを果たしていた。体力の衰えもあるとはいえ、年齢的にはまだまだ男盛り。枯れるにはまだ早いのでは……。

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<40代でセックスレスになった人たちの共通点>

・睡眠時間が不規則 65.6%

・年収500万円以上 61.0%

・月の残業時間が45時間以上 58.2%

・家族やプライベートより仕事優先 55.0%

・子供がいない 40.5%

・貯金が100万円以下 40.0%

・ひとりHの回数が週2回以上 26.9%

・うつ病経験あり 23.0%

対象:アンケート回答者3000人中、「完全にセックスレス」と回答した912人

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リタイア組の多くに共通するポイントを見ていくと、「基本的にワーカホリック」という実態が浮かび上がってくる。

「日本は、さまざまなことが『仕事が忙しい』で許される国。夫が家事をしないのも、家庭にコミットしないのも、疲れてできないのも、仕事が理由なら仕方ない……そんなカルチャーが、アーリーリタイア組を量産しているのでしょう」とは、精神科医の和田秀樹氏。

和田氏も指摘していたように、欧米ではセックスレスは即離婚に繫がりかねないが、わが国ではひとまず棚上げが許される。しかし、この“ひとまず”が命取りだ。

「セックスレスは、何の対策もしていないと基本的に誰もがなるものだと私は考えています。なので、まだお互いの熱があるうちに話し合っておいたほうがいい」と言うのは、コラムニストの犬山紙子氏。

「セックスレスの原因は、それこそ山のように転がっています。そもそも長く付き合えば、なかなか自発的にそういう気分にはならないものだし、お互い忙しければ睡眠時間の確保が優先されるのも当然。こうしたことを夫婦で踏まえたうえで、夜のハードルを思いっきり下げたほうがいい。寝る前にイチャイチャするだけでもいいんです」

逆に「プレッシャーを与えたり、他の人と比べたりするようなやり方でセックスレスを解決しようとするのはNG」と犬山氏。

このアンケートの取材でも、セックスレスに陥った負け組男性たちのエピソードを聞いたところ、「俺たちってセックスレスなのかな、このままだとマズくない?」というような“話し合い”でセックスレスを解決しようとしていた例が散見された。これぞまさにプレッシャー。こんなふうに切り出された瞬間に、セックスレスは“面倒な宿題”になり、かえって正面から向き合いたくなくなってしまう。

意外なのは「子供がいない」という人の多さ。子供ができたことをきっかけにセックスレスになったという話はよく聞かれるが、実情はその逆なのだろうか?

「子供がいることで、家族のコミュニケーションが増えるという側面はあるのかも。会社の同僚は、娘さんに『デブのお父さんには授業参観に来てほしくない』と言われて、ワークアウトに励んだ結果、昔の体形に戻って奥さんとのセックスレスが解消したそうで、羨ましい限りです……」とある負け組男性は肩を落とす。

もちろん、子供がいても「家族よりも仕事を優先」していたのでは、やはりセックスレスまっしぐら。月イチが半年に1回になり、年に1回になり、いつの間にか完全セックスレスに……。その先にはどんな未来が待ち受けているのか?

【犬山紙子】コラムニスト

週刊SPA!でコラム『他人円満』を連載中。細やかな観察眼に定評。近著『私、子ども欲しいかもしれない。』(平凡社)が話題

調査協力/エコンテ

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