なぜオタクの中でもキャラに恋をするタイプの夢女子が生まれるのか

※画像はイメージです


《限界夢女子のオタク生活 Vol.3》

夢女の世界からこんにちは、ゆぱんだです。

私はドリーム小説が同人サイト主流だったころからこの世界にどっぷり浸かっているのですが、「どうして夢女子が生まれるのか」ということについて、自分自身のことを交えて考えてみました。

と言っても、すべての夢女子が当てはまるわけではないので、これは私のパターンではありますが、「なんでキャラに夢なんかみるんだ?」と不思議に思っている方の謎が少しでも解けたら……と思い、書かせていただきました。

全ての始まり「夢小説」や「ドリーム小説・名前変換小説」



当時は自己投影的な意味が強い「夢女子」より、「管理人≠夢主の“うちの子”」という、自分で創作した主人公とお相手の夢小説を書いていた方が多い印象です。

というのも、その頃の“夢”というジャンルの主な表現者が、書き手として活動している方が多かったからだと思います。

過去に読んでいた夢小説を思い返すと、主人公のプロフィールを細かく設定しているサイトさんも多かった印象です。

かくいう私も、夢小説サイトを作っていた人間の一人で、創作主(夢主)は自分とはまた違うところで書いていました。

主に、自分の好きな女の子の像をそこに入れてみたり。

当時は、創作している書き手側の人間が様々な作品をWeb上にアップしていて、読み手側の人間がしていたことと言えば、自分の中で楽しんだり、またはWeb拍手などのツールを使って管理人さんへ感想を送ったりするくらいでしょうか。

ブログに原作の感想を書いている方も多かったですが、今ほど表向きに“夢”に対して活発な姿もなかったなと思います。

ツイッターと比べてブログや日記ツールは、よっぽど気になる方でなければ、検索を通して人と出会うことが少ないというのがあるからかもしれません。

もし、ブログを巡っている途中で気に入らない意見があったからといって、そのことを自分のブログに書き綴るということも、ツイッターに比べたらわざわざそのことについて“書く”という行動が少し億劫に感じる部分はあります。ツイッターだと独り言として気軽に呟けるので、その辺りがブログとは違うところなのかなと思います。

今ではツイッター内に作品を上げている方も多いので、創作以外で作品について検索していると、余計目に入りやすかったりします。そして不意打ちの地雷に引っかかることも少なくない状況。(同人の時もあることはありますが、まだイラストを探しているという点で構えられるというか)

正直なところ、ツイッターで自衛するにも限界があるので、やはり創作系を探すならPixivや同人サイトなどを活用するほうが地雷を踏む確率は減るかもしれません。ツイッターは流れ弾が多すぎます。いくらワードをミュートに設定しようと、新しい表現が生まれたりするのでキリがありません。

たまに創作する方の日常に興味ない!みたいなツイートも流れてきますが、Pixivだけフォローでいいのではと思ったり……という独り言をぽつり。

夢小説をどんな目線で読んでいるのか





夢小説に対する見方も様々で、第三者として創作主やキャラクターを眺めている『うちの子タイプ』と、夢主に自己投影できる『カメレオンタイプ』、そしてどうしても夢主が管理人自身の投影に見えてしまうから読めないというパターンがあります。

同人サイトのころから夢女子が苦手だという方の中には、この創作主人公が管理人の自己投影に見えて気分が悪くなってしまう方も多いのだと思います。

事実、それが嫌で、女に取られるくらいなら男がいい! と腐女子の道を歩まれる方もいます。(これは夢に限らずNLを含めて)

夢小説サイトの注意書きでは、当時から“キャラ×あなたの小説”という表現をよく見かけていたのですが、かなり強めの同担拒否の方だと、書いている管理人の自己投影だと思ってしまうため、自分が好きなお相手の夢小説が読めない方もいたりします。

この“キャラ×あなた”という表現ですが、昔から夢小説の説明としてこう書かれているので、いまさら「×あなた」で自己投影するタイプがいても不思議はないなぁと思いました。(現実との区別ついてねえじゃん!という問題は今は置いておくとして)

逆に書き手側が“あなた”の意識が強いと、自己投影せずに“うちの子”で書いているのかなと思います。

もしかしたら「○○の夢書いたよ~~~!!!ぶっちゃけ相手は私だけど見てね~~~~!!」という気持ちで書いている人もいるかもしれませんが、下手したら炎上するので……少ないかなと思います。(二次創作として扱っている場合の話です。夢垢とかは除きます)

同人サイトがあった頃は“夢”という表現がそこでしかできませんでしたが、今は創作をしなくてもツイッターで気持ちを表現しやすくなっているのと、夢に寛大な世の中になってきているので、「夢女子」として生きやすいのだろうと思います。

夢書きの方は、夢小説や名前変換小説を書いている人であって、自己投影の意味が強い「夢女子」という表現はあんまりしっくりこないかもしれません。

しかし今日のオタク界隈は、自己投影の意味が強い「夢女子」の方が際立っている傾向があるので、「相手は私じゃないんだけど…」と肩身が狭い思いをしている方はいると思います。

私個人は、“夢書き”と“夢女子”は異なるものだと考えています。大きな属性として夢女子と説明したりはしますが、火に油です。

夢女子になる心理は、相手に対する「好き」の方向性の違い





私のブログで夢女子について説明している記事があるのですが、「どうして夢女子になるのか」という疑問を抱えた方がいらっしゃったりします。

どうして夢女子になるのか、その心理は?というシンプルな答えは、そのお相手であるキャラクターを“恋愛感情含めての好き”なのか、それとも恋愛感情はなく、ただキャラクターとして“好き”なのかによるのだと思います。

もちろんキャラクターとしての好きでも“ふわっと夢女子”な方はいますが……わかりやすい説明だと、これが一番でしょうか。

「キャラ相手に恋愛感情なんて抱かねぇよw」と思った方、そちらの視点で止まっているので、キャラに対しての見方を「そうなんだな」とこちら側に寄せていただけたら…。(恋愛感情を抱けと言っているわけではないです)

それでも「いや、100%ねぇわwww」となる場合は単純に理解したくないのだろうなと思います。

ここでばっさり否定されてしまったら、もう説明のしようがありません。我々のことを説明するなら、これ以外にうまく表現できないのです。

根本的に夢女子を否定したい・理解したくないという場合、どう説明しても否定から入ってしまい、言い合いになってしまうので、ここは近寄らずに自衛が一番です。

(理解できないは理解できないのでいいので!)

腐女子でも「恋愛対象として○○のことは好きだけど、やっぱり△△と幸せになって欲しい~~!!」という方もいると思いますが、夢女子はその相手が△△ではなく、ブレることなく “私”になっているだけです。他の人間が入る隙を与えない。考えていない。そういう世界線です。

よって「キャラと釣り合うと思ってんのかww」という質問(?)には「ここは私が選ばれた世界だからな!!!」です。

固定CP以外も美味しい雑食タイプな方で、三角関係は別として「○○と△△が付き合ってる世界線」と「○○と◎◎が付き合ってる世界線」は別軸だと思うのですが、我々は「○○と私が付き合っている世界線」にいるだけなのです。特に拗らせた夢女子は、それ以外の世界が存在しません。

もうそれ以外に説明できない。わからない方はここでサヨナラだ!自分の沼で楽しみな!(ヤケ)

そんな夢女子の中にも、“報われたいけど報われなくてもいいし、むしろ報われない方がおいしい夢女子(闇属性)”もいますが、根本的に“恋愛的な好き”が伴わないと、夢をみることもないのではないでしょうか。

なぜキャラクター相手に恋愛に似た感情を抱くのか





たまに「現実逃避?」「現実の男に相手されないから?」という意見も出ますが、その人がどう考えているかは人それぞれなので私には分かりません。

というのも、三次元で好きな人がいる方や、彼氏がいるけど夢女子な方もいますし、逆に三次元含めて本気で好きな人が二次元のお相手だったという方もいるので。

そしてこの2パターンは同じ夢女子でも絶対に相容れません。後者で理解が出来る人というのがかなり少ないです。「夢女子は現実で男に相手にされないんじゃねw」と思われたりしますが、彼氏持ちの人や片思い中の人は上に述べた通り、意外といたりします。

そんな状況を知ったガチ恋過激派の夢女子は「は!? 彼氏いんのに夢女子とか意味わかんねえ!」となる方も多いです。

稀に、「彼氏はいるけど二次元のこの相手もマヂでガチ!!!」という方もいますが、“ゆるっと2次元に夢女子タイプ”の方は、2次元は2次元として楽しんでいるのだと思います。

2次元の相手にそこまでのめり込めるのが純粋にすごいなという声もありました。(嫌味とかではなく)

このあたりは、ライトに楽しめる夢女子の層かなと思います。

よって、同じ夢女子とはいえ、ライト勢とガチ勢は特に相容れないところがあります。

先日、どっちが多いのかというのが気になったので、個人的にアンケートを取ってみました。




回答が気になる方も含めてですが、150人にご協力していただきました。ありがとうございます!

ぱっとみた感じだと、「許せない」方は「許せる」方の3分の1ほどいらっしゃるようですね。
これをみて意見が気になるのは「その他(場合による)」の項目ですが…。

私が仲良くして頂いている方々の中では、昔を含めどちらかというと「許せない」という意見も多かったので、許せる側の話を聞いた時に、今まで周りにいないタイプだったのもあり、なんだか新鮮でした。(結果の通り、こちら側の意見の方が少ないわけですが)

色んなタイプの夢女子の話を聞いて、その人がそのスタイルを貫いているのなら別にいいかなと思っているので、この中だと私は「その他」タイプです。きっと他にも意見はあると思うので聞いてみたいところですが…。

「許せない!」と思っている方も少数ではありますが、同じ価値観を持っている方はいるので、選んでお付き合いをしていけば平和かなと思います。見つけるのは大変ですが…。

同じ価値観を持っているからこそできる相談や悩みもあると思うので、語り合いたいですね。

さて、「どうしてキャラクター相手に恋愛感情を抱くのか」という話ですが、人に限らずキャラクターにも、様々な性格、声、顔付き、仕草があります。

そういった部分を本能的に“恋愛的な意味で惹かれる”という方向でキャッチすると、キャラクター相手でも恋愛と似た感情や本気で恋愛感情を抱いてしまうのだと思います。

夢女子は現実との区別がついていないと言われることもありますが、“好き”という感情に「ここから先は現実だよ」といって二次元枠として留まれるタイプ(いわゆるライト勢)、「現実だよ」と言っても「そんなんで私の好きを止められるかぁぁぁぁぁ!!!」と突き抜けてしまうタイプ(ガチ勢)がいます。(ぱっとわかりやすい表現でこう書きましたが、“止められるかぁぁぁ!!”は2次元枠でもある意味あります。)

現実がどうと言われても、そこに“好き”という気持ちがあるだけですからね……! 好きな気持ちを否定されることほどツラいことはないです……。

もしそこで人に危害を加えたりするのなら問題はありますが(同担に攻撃とか)ほとんどは自分の世界の中で過ごしているので、問題を起こすことはあまりないと思います。

キャラクターの意志は? 可哀想だ! という話もありますが、上に書いた通り我々夢女子は“選ばれた世界線”を歩んでいるだけです。

ちょっとサイコパスな言い方をすれば“自分の世界では相手も幸せ”です。余計な世話はいらんのです。なので、不快に思う方は遠慮せず自衛をお願いしたい! 切実に!

私もすべての人がこの気持ちを理解してくれるとは思っていないので……。理解のある方を探りながら親しくしていただいています。

ありがたいことに、身近な付き合いの中ではこの気持ちを否定する方と出会っていないので、恵まれているなと思います。「はいはいw」と流されることはありますが。いつもお付き合いいただきありがとうございます!!!

今回、改まって「どうして夢女子になるのか」を書いてみたんですが、今の今まできちんと考えたことがないです!

夢女子に落ちるって頭で考えないから!

本能的なモノだから!!

夢女子も腐女子も「好き」という気持ちを抱えていますが、これらはお相手や推しに対する「好き」という気持ちの方向性がどこを向いているのかだと思います。

夢女子に関しては私の主観なので、「いいやこうだ!」という意見もありそうですが、参考になれば嬉しいです。

今回、“恋をする”という例で書きましたが、もしかしたら他の感情で夢女子の方もいるかもしれませんが、ここでは恋愛に似た感情や恋愛感情を抱くタイプの夢女子について述べさせていただきました。

(執筆:ゆぱんだ ブログ『ゆぱんだらいふ』はこちら

※文中の画像はイメージです。

WRITERゆぱんだ

  • 夢小説サイトに育てられた天然モノの夢女子。夢思考持ちは熾月さんのみ。ブログやツイッターで好きに叫んでいます。ブログ:https://upanda.life/

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