「Hey,Siri!」「OK,Google!」って街中じゃ言えない?

for Real?

2018/10/6 12:00


「Hey,Siri!」「OK,Google!」って街中じゃ言えない?

新しいスマホ機種がリリースされると、次世代をイメージさせるかのようにAIアシスタントへと話しかけるスタイリッシュな映像をメインとした広告が目立つようになります。

今回のアンケートでは、TVCMのようにAIアシスタントを活用しながらスマホを使いこなしている人がどれほどいるのか、GMOリサーチが運営する『アンケートサイト infoQ』で聞いてみました。

■AIアシスタントを使用している人の割合


まずはAIアシスタントを使用しているかどうかを男女別・世代別に集計してみた結果が以下となります。

【男女】Q.あなたはスマートフォンでAIアシスタントを使ったことはありますか。
iPhoneだと「Hey,Siri」、Androidだと「OK,Google」と呼びかけると起動するアシスタント機能(単一回答)

【男女】Q.あなたはスマートフォンでAIアシスタントを使ったことはありますか。 ※iPhoneだと「Hey,Siri」、Androidだと「OK,Google」と呼びかけると起動するアシスタント機能(単一回答)

グラフを見て特徴的なのは、どの世代よりも10代がAIアシスタントを使用している点です。
年齢的に好奇心から試してみたいと思う年頃であり、それだけの時間もあるからこその回答といえるのではないでしょうか。

20代以上になると、その利用率は20%前後となりユーザーに浸透しているとは言えません。
私が個人的に思うのは、「ヘイ!」とか「オッケー!」とか言うのが小っ恥ずかしかったり、周りの人に聞き耳を立てられることを気にしたりする人が多いような気がします。

■どのようなときにAIアシスタントを使うのか


続いて、どのようなシチュエーションでAIアシスタントを頼るのか聞いてみた結果が以下となります。
【男女】Q.声で呼びかけてAIアシスタントを使うのは、どのようなシチュエーションのときですか。(複数回答)
【男女】Q.声で呼びかけてAIアシスタントを使うのは、どのようなシチュエーションのときですか。(複数回答)
やはり、誰も周囲にいないことが前提となりやすいようです。笑
逆に周りに人が居る状況だと、家族や友人など親しい人だったらAIアシスタントに話しかけやすいようです。また、これらの傾向はすべての世代で共通しているのも興味深いところです。日本人のメンタリティに深く関係があるのかもしれません。

■AIアシスタントを使う人の目撃談・体験談


【男女】Q.声で呼びかけてAIアシスタントを使うとき、「うわ!恥ずかしいな」と思った経験や、目撃情報があれば教えてください(自由回答)

「掛けた言葉と認識した言葉が違って、しかも恥ずかしい内容を大きな声で「検索しました」と発声された時。」
(40代:男性)

機械の反応は画一的なはずですが、ちょっとしたイントネーションの違いや前後の文章によって、想定外の認識をされることもあります。
「恥ずかしい内容を大きな声で復唱しないでよ(汗)」と思いますが、この辺りはもうちょっとだけ人工知能の進歩を待つ必要があるのかもしれません。

「電車の中でAIに「こんにちは、今日は一日暇で寂しい」と相談している人がいて、ここで言う?って思いました。」
(20代:女性)

AIアシスタントに感情的な相談をしても…。気持ちを表に出すだけでも違ってくるのでしょうか。
はっ。もしかしたらAIアシスタントに話しかけているように見せて、周りの人に伝えたかったのかも…しれません…。

「知り合いが Siriに「好き」と言って、Siriにお断りされているのを聞いて恥ずかしい人だなと思った。」
(10代:女性)

何でも言ってみたくなる気持ちはわかりますが、周りに誰もいないか充分に確認してから試すことをオススメします。あと返事も複数パターンあるので、何度か試してみると斬新な回答が返ってくるかも知れませんよ。

■AIアシスタントを使わない理由


【男女】Q.「Hey,Siri」「OK,Google」など、声で呼びかけてAIアシスタントを使わない理由を教えてください(自由回答)

「Hey,SiriやOK,Googleという、この定型文を発しなければならないのが、なんとなく恥ずかしい。ヘイやオッケー、などの軽いノリは日本人には合わないと感じる」
(20代:女性)

確かに、日本人同士で「ヘイ!太郎!」と言っている状況はあまり見かけないような気がします。
普段使わない言葉を無理やり使うのは辛いものですよね。日本人同士だったら…「あ、ちょっといい?」とかいかがでしょうか(却下)

「ふざけてOKグーグルと言ったら隣の友達のグーグルが起動してしまい、友達がびっくりしたことがあるから。」
(10代:男性)

他人の声に反応するAIアシスタント…はアシスタント失格かもしれません。
もしくは、2人の声が魂レベルで一致するほど似ていたのでしょうか。
いずれにせよ、そんなレアな場面に出くわすなんて、そりゃビックリしますよね。

「二回クリックすればいいだけだし、声をかけても反応しないことがあるから期待しなくなった」
(10代:男性)

せっかく声を掛けてみたのに無反応だったときのガッカリ感は、心にひとつ傷が付きそうになりますよね。
めげずにもういちど話しかけるより、操作して起動させたほうがいいや、と思ってしまうのでは。
AIアシスタントのさらなる進化を期待します!

■技術の進化と人々の感情のあいだの溝


いくら技術が進化しても、それを用いる人々の感情にまで訴えかけるものでなければ、せっかくの技術も活用されづらくなってしまうのではないでしょうか。AIアシスタントが今後、どのように変遷していくのか注目していきたいところです。
また、日本人による日本人のためのAIアシスタントが登場することを切に願います。

調査データ


有効回答数:2,083名
調査期間:2018年8月23日~8月28日
調査対象:(エリア)全国(性別年齢) 男女15歳~49歳
調査媒体:アンケートサイト infoQ

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