デキる男の仕事飯 第10回 男でも気になる肌のたるみ! ビタミンCがとれる「ピーマン」を食べよう


加齢、日焼けなどによる影響で肌のたるみが気になるのは、女性だけではありません。外見が周りの人に与える印象は大きいものです。仕事中、会議や打ち合わせなど人と話をするとき、健康的な肌は、好印象を与えます。今回は、肌の老化が気になる人におすすめの食材をご紹介しましょう。

○肌にハリをもたせるのはビタミンC

ビタミンCが美容に効くというのは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。ビタミンCは水に溶ける水溶性ビタミンのひとつです。細胞の結合組織であるコラーゲン合成に欠かせないもので、皮膚だけでなく、血管、粘膜、骨を強くしてくれます。そのため、皮膚や粘膜を健康に保つことに役立ち、肌にハリをもたせます。また、病気の予防、ストレスから体を守る働きや、貧血予防に役立つ鉄分の吸収をよくする働きもあります。

また、ビタミンCは、免疫力の強化にも役立ちます。白血球の働きを強くしたり、ビタミンC自らウイルスに攻撃をしかけるなどの働きもあり、風邪予防や風邪をひいても、回復力を高めることにもつながります。

ビタミンCが不足すると、肌のハリがなくなり、風邪のウイルスも侵入しやすくなって、病気にかかりやすくなってしまいます。ビタミンCが不足した状態が続くと、壊血病(かいけつびょう)という出血を引き起こす病気になる可能性も出てきてしまいます。ビタミンCが不足することでコラーゲンの生成が上手くいかずに、細胞と細胞を結ぶことが十分に行われず、血管や関節が弱くなるために起こる病気です。
○たばこやストレスはビタミンC不足の原因に

ビタミンCは、水に溶けやすく、熱や空気に弱い性質があります。そのため、水で洗う、加熱するといった調理過程で、食材に含まれるビタミンCは大きく失われてしまいます。

また、たばこを吸うとビタミンCが消耗するといわれています。喫煙者の血液中のビタミンC濃度が、非喫煙者よりも低いことがわかっています。たばこを吸わなくても、周りに喫煙者がいると、煙を吸って、同じように血液中のビタミンCが減る可能性がありますので、注意しましょう。また、ストレスもビタミンCを消費します。ストレスを感じやすい方はこまめにビタミンCを補給するようにしましょう。
○ビタミンCを摂り過ぎたらどうなる?

食事の中から摂るビタミンCは、多く摂りすぎたとしても、吸収率が低下することで尿として体外へ排泄されます。そのため、過剰症になる心配はありません。ただし、薬やサプリメントでビタミンCを摂る場合、下痢、頻尿、発疹などの症状があらわれることがあります。健康食品などを利用する場合、使用方法をよく読んで、量を守って使用するようにしましょう。サプリメント、ビタミンCを強化したドリンクなど合わせて摂るときは、注意が必要です。
○効果的にビタミンCを摂るにはピーマンがおすすめ!

ビタミンCは2~3時間で排泄されますので、3食の食事できちんと取るほうが効果的です。ビタミンCは、いちご、柑橘類など果物や、ブロッコリー、ほうれん草などの野菜、かぼちゃ、さつまいもなどのイモ類にも多く含まれています。

水に長くさらすこともなく、皮をむくだけで食べられる果物もよいのですが、おすすめなのはピーマンです。その中でも、赤ピーマンは、緑のピーマンに比べて2倍以上のビタミンCが含まれており、抗酸化作用が期待されるβ―カロテンも同じく2倍以上含まれています。果物は、果糖を含みますので、糖質の吸収が早く、脂肪に変わりやすい性質があります。朝食にはよいのですが、夜に食べるのはあまりおすすめできません。ピーマンであれば、緑黄色野菜であり、ビタミン類も豊富に含まれていますので、夕食に食べても安心です。

ピーマンのビタミンCは、加熱しても壊れにくいので、縦に細切りにして、少量の油でさっと炒めるのがおすすめです。繊維に沿って切ることで、栄養の流出を防ぎ、油を使うことでβ―カロテンの栄養も効率よく摂れることができます。

生でも、炒めてもおいしいピーマン。毎日の食事の中で、ピーマンを上手く取り入れて、ビタミンCを積極的に摂りましょう。

○筆者プロフィール: 岡田明子

管理栄養士。同志社女子大学管理栄養士専攻卒業後、高齢者施設に勤務し、利用者の食事管理を行う。その後ダイエットサプリメント会社の立ち上げに関わり、自身の13kgのダイエット成功経験をいかして「食べてキレイに痩せる」ダイエットメソッドを確立。独立後は、ヘルスケア関連を中心にレシピ監修や商品開発、講演や執筆活動、テレビなどのメディア出演などを務める。2014年に一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)を設立し、栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康事業のサポートとヘルスケア分野で活躍できる人材育成を行っている。著書に『妊娠できる体は食から 30代からの妊活食』(KADOKAWA/角川マガジンズ)など。

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