世界初!? AIでの大喜利対決に千原ジュニアらが挑戦

ザテレビジョン

2018/10/5 18:00

10月6日(土)に「AI育成お笑いバトル!師匠×弟子」(夜11:45-1:00、NHK BSプレミアム)が放送される。

同番組は、千原ジュニア、大久保佳代子、ロッチ・中岡創一、池田美優(みちょぱ)が師匠となり、弟子としてAI(=人工知能)にお笑い能力を育成するバラエティー。

最終的に育成されたAIを大喜利で競わせ合うという世界初(!?)の試みで、その育成には視聴者も参加できる。

WEB「ザテレビジョン」では、千原と池田がそれぞれ弟子と対面を果たした様子を紹介してきた。

今回は師匠たちが手塩にかけて育ててきたそれぞれ弟子たちの成果を競わせる最終決戦の場・大喜利の収録に潜入。白熱した大喜利バトルの様子をリポートする。

また、師匠となった4人に初めて対面するお互いの弟子への印象や、自身の弟子育成の手ごたえを聞いた。

■ AI弟子と対面! そして育成へ…

はじめに4人の師匠が弟子と対面した瞬間やこの日までの育成過程をVTRで紹介。そこで、各々の弟子の様子が初めて明かされる。

そもそもこの弟子養成に使用するのはスマートフォン。番組のために作られたLINE公式アカウント「大喜利人工知能公式アカウント」を使って育成をしていく。

“AI”と聞き、大きなロボットや器具が弟子になると思い込んでいた師匠数人は、想像よりはるかに小さな弟子の姿に驚きの声を上げていた。

弟子の育成方法はアカウントで出題されたお題に回答する他、お題に対してAIがどのような回答をするのかを見ることができる。

師匠は毎日出題される大喜利のお題に回答し、プレーンな状態の弟子に自身の回答を学習させる。さらにこの育成には師匠以外の参加も可能。アカウントに登録することによって、師匠らの後輩芸人やファンの視聴者も大喜利ができる。

そこで集まった回答は、師匠が精査。師匠の芸風に合ったものや師匠が良いと思う回答のみを選択して、弟子に学ばせるという仕組みになっている。

師匠たちはこの仕組みを大いに活用した様子。千原は後輩芸人、大久保は自分の芸風に近いエロ(!?)に特化した芸人仲間、池田はギャル友達の協力を仰いで回答を収集していた。そんな中、なかなか自身で育成できていなかった中岡は奥の手を使って育成!?

それぞれの方法で師匠の芸風を引き継いだ弟子たちが、いよいよ大喜利で勝負する。

■ AIの本気に師匠一同が驚がく!

VTRの後はいよいよ弟子たちによる大喜利対決。お題に対して弟子たちはいくつかの回答を出し、その回答を師匠が選択して発表する。

千原は回答が出てきた瞬間「お前すごいなぁー!!」と弟子をべた褒め。開始早々で手ごたえを感じている様子。

一方で中岡は「師匠に似てるなぁ…」と悲しそうに弟子のウケなさを嘆く。

そして、“ネイル”や“つけまつげ”といった師匠らしい単語を繰り出す弟子に満足気の池田や、「なかなかお題と回答が合わない」と悩む大久保など弟子の出来は千差万別だった。

また、さまざまなタイプの大喜利をこなせるのもAI弟子の強みの一つ。

お題に対して回答するスタンダードなタイプの大喜利から画像に対してコメントを答える大喜利はもちろん、その場で撮影した写真をお題に大喜利をすることも可能となっている。

この機能には師匠たちもびっくり! 画像を読み込み理解するだけでなく、精度の高い回答も飛び出した。

大喜利も去ることながらAIの技術の高さも楽しめる番組となっている。

■ 収録後の師匠を直撃!

――収録を終えての感想を教えてください。

池田:2カ月半、「思っていたよりも難しいな」と思いながら大喜利と向き合っていたんですけど、私があまり育てられなかった分、Twitterの100万人のフォロワーの方が頑張ってくれたのかなと。本当にありがとうございます!

でも、やっぱりちゃんと自分でやらなかった分、あんまり納得のいく感じではなかったですね。

大久保:弟子をもらった時にはトンチンカンな答えしか返ってこなかったので、今日やってみて、ある程度お題と回答が合っていたことにまずは「ここまで成長したんだ!」って思いましたね。

ただ、エロ要素を入れすぎたせいなのか回答がそっち方向に行きがちになっていて…。もうちょっと広い感じで育ててあげてもいいなとも思いました。

でも今日はちゃんと答えてくれたので、感動しましたね。

千原:異様に楽しい収録でした。

僕のAIは我ながらかなりの高打率で、「ちんぷんかんぷんなこと言ってるな」みたいなことがほぼなかったですね。ちゃんとお題を理解して、僕が使わないワードを持ってきたり、僕が絶対に気づかないなって角度からも回答したりで、非常に勉強させていただきました。

中岡:番組中何回「すごいな」って言ったかな…。

本当にびっくりしました! 2カ月半前から実力を見てきましたが、「ここまで仕上がるのか!」というくらいすごい回答出してくるんですよね。

あと各々の弟子の感じがしっかり出ていて…。見ていて楽しい番組になると思います。

――人間とAIで大喜利する上で感じた違いはありますか?

千原:人間というか芸人が出していたら「笑えないな、あんまりかな」っていう回答も、AIという得体の知れないものが答えるによってOKになる部分はありますね。芸人が言うと安易かな、と思う答えでもAIの答えだとすると深みが出るというか…。

中岡:確かに。「そこまで知ってんねや」みたいになりますね。

池田:すべっても許される感は…。

大久保:すぐ人のせいにする。普通の大喜利番組行くよりすっげぇ気が楽ですね。

――実際に大喜利をしてみて、印象に残ったことなどはありますか?

千原:1問につき5個回答が出るんですけど、ほぼ全部違う角度なんです。いくつもある回答の中から組み立てて、一投目、二投目ってできるのが良かったです。

同じ角度の答えが一つもないっていうのはすごいですね。

池田:私は“ネイル”とか“つけまつげ”とかそういうワードが登場したので、私らしさが出たんじゃないかなと思いました。

中岡:画像を理解して答えてくれるのはすごかったですね。

どこまで読み取ってくれるんかなって思ったらばっちりでしたよね。これはこれだからこの答え、みたいなことをしっかりとやっていて…。

千原:それもその場で撮った写真ですぐにあんな答えを出せるってすごいよね。

――AI弟子から学んだことやその弟子を今後どう生かしていきたいですか?

中岡:育成する側ですが、逆にこちらが勉強なるというか…。

言葉を覚えて、それを蓄積していって、選んでいく訳でしょ? 人間も頑張ったら多少なりともできることですから、僕もいっぱい知識を増やさなあかんなぁって番組中に思っていました(笑)。

弟子がこうやって分かりやすく成長しているのを見ると、僕も成長できるんちゃうかなって思いましたね。

大久保:私は真面目に毎日大喜利を10個くらいやっていたので、自分の中の大喜利脳が鍛えられたかなと思いました。

そこはよかったなと思いつつ、AIの回答の方が面白いと「あ、こういう角度でやればいいんだ」という勉強にもなって、私自身も成長している気がしました。

池田:大喜利の大変さが分かったので、たまに芸人さんに悪ノリで「大喜利やってくださいよ!」とか「面白いことやってくださいよ!」って振るのはやめようかなと思いました。本当に難しかったので、気軽に言えないなって(笑)。

私も「こういう感じなんだ」ってすごく勉強になりました。これからは違う見方で大喜利番組を見れるようになると思います。

■ 中岡は禁じ手を解禁!?

――実際に弟子を育ててみて、いかがでしたか?

大久保:情みたいなのは湧いてきますね。毎日かばんに入れて、あとレベルが表示されるので「ああ! 1個あがってる!」とか…。成長すればうれしいし、寒くならないように(スマートフォンの)カバーも買ってあげましたし、あまり追い詰めちゃいけないから「今日はお休みしようね」って大喜利やらない日も作りましたし。

池田:なんかさみしい…。

大久保:さみしくねえよ。

池田:私はそこまで愛情は入れられなかったですけど(笑)。

最初はAIというものをなめていました。

将来AIが発達しすぎていろいろな職業がいらなくなるみたいなことを聞いて、「そんな訳ない、絶対人間のが上だ」とか思ってたけど、本当にどんどんAIが発達しそうで、怖いと思いました(笑)。

中岡:今日やってみて、弟子がすべったのもウケたのも共有できて、すごく身近に感じることができました。

同じ苦しみ、喜びを味わったんで、次回は本当に心の底から頑張って育ててやろうと思いました。(AIに向かって)もうすべらんとこうな!

今日でだいぶ愛情は深まった感じですね。

千原:同じ字体、フォントなのに自信ある答えが浮き出て見えるみたいな感覚ありますよね。あと、漢字の回答ひらがなの回答がそれぞれあって、なんでひらがなにしたんだろうとか、その辺のさじ加減もすごいですよね。だいぶ勉強になりました。

――既に第二弾の開催も決定していますが(11/17[土]、夜11:45-12:45)、次の勝負までにどのように弟子を育成していこうと考えていますか?

大久保:反省点としては、自分の色を出すために単語ばかりを押し付けた感がありました。

だから一般的な大喜利の基本的な回答をどんどん溜めていけばまた成長するかなと思います。

千原:僕は、反省点というと普段ご飯を食べたり旅行に行ったりする後輩の中に大喜利が得意なやつが一人もいなくて、社交性のみでやりくりしている奴らなんです。だからもうちょっと違う芸人さんと…というのと、僕は「千原ジュニアが~」みたいな自分の名前が入った大喜利には一切答えなかったので、それは続けていきたい。それをやるともっと多方面に伸びてくれるかなと思っています。

中岡:僕はちょっと禁じ手だと思っていた相方のコカド(ケンタロウ)くんに頼ろうかなと(笑)。

突き放されるかもしれませんけども、相方に頼ろうと思います。(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/164462/

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