今から始めておけば定年後に役立つ副業とは?

日刊SPA!

2018/10/5 15:51



平均寿命は4年連続過去最高を更新し「人生100年時代」といわれる一方で、年金制度はいつ破綻するかわからない昨今。もはや定年後も働くのは当然、死ぬまで働き続けるしかない時代の生き抜き方とは?

◆定年後も働きたいなら、現役時代から副業し経験を積むべき

死ぬまで働く意思があっても、65歳以降に突然未経験の職種で働き始めるのは体力的にも精神的にもなかなか難しいし、何より採用される可能性も低くなる。ジャーナリストの矢部武氏は「定年前から、65歳以降の仕事に役立つ副業を始めておくと有利だと思います」と指摘する。

具体的にはどんな副業をはじめておくといいのだろうか?

「何か専門分野がある人は、定年後は専門学校やカルチャースクールの講師などをしたいと思っている人も多いと思いますが、65歳以降からだと雇ってもらえない。現役時代から働き始めれば、65歳以降もある程度授業のコマをもらえる可能性が高まります」(矢部氏)

副業の定番である「転売」も早くから始めておいたほうがよい。

「今すぐ大金が儲からなくても、メルカリやヤフオクなどの使い方や相場観に慣れておくこと、転売の得意ジャンルをつくっておくことが重要。65歳以降になると、子供の独立などで生活をダウンサイジングし、手放すものも増えるはず。その際に転売テクニックが身についていれば結構な額の副収入を得られます。身近に転売に不慣れな高齢者がいたら、転売代行をして成功報酬をもらう、なんてビジネスも可能です」(人事戦略コンサルタントの松本利明氏)

ますます高齢化が進むなかで、高齢者のニーズに応えることが、儲かる副業のポイントなのだ。

「働き盛りの今から飲食店とのダブルワークは大変、と思う人もいるかもしれませんが、今後お年寄り向けのケータリングサービスは必ず拡大していく市場。今から副業で飲食店での経験を積んでおいて、定年後はケータリングサービスを始めるというのも大いに商機はあると思いますよ」(同)

副業収入を老後の資金にも回せるし、65歳以降に稼ぎ続ける道筋をつくることができるのだ!

【矢部武氏】

’54年生まれ。ロサンゼルスタイムズ紙東京支局記者を経てフリージャーナリスト。著書に『アメリカ病』『60歳からの生き方再設計』(ともに新潮社)など

【松本利明氏】

大手外資系コンサルティングファームを経て人事戦略コンサルタントに。著書に『「ラクして速い」が一番すごい』(ダイヤモンド社)など

撮影/福本邦洋 モデル/河原康二

― [死ぬまで働く]入門 ―

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